December 2005

December 21, 2005

あぐりの湯こもろ3

0faa250e.jpg






夕方から日帰り温泉へ。

ここ『あぐりの湯』は、お風呂からの眺めが好きで割とよく行く。

御牧ヶ原台地の中腹にあって、露天風呂はもちろん大浴場や大広間からも
すばらしい眺望が楽しめるので。

今日は天気も良くて、またつい長風呂になってしまったよー。

露天風呂に入ったらちょうど日が落ち始める頃で、雪をかぶった浅間山の山肌が
ほんのりピンク色に染まりはじめたので、思わずロッカーに携帯カメラを取りに行っちゃった。
でもちゃんと写ってない(冷汗)

たぶん20分近く、空と山肌が紫色に変化していくのを半身浴をしながら
ぼっ〜と眺めていたと思います。
外気温は0℃くらいでしょうか?

これが、すっかり暮れてからの写真(ボケボケだけど)

aguri






気持ちよかった〜。

第2、第4火曜日が定休日だからか時間も中途半端だったせいもあって
今日は今までに無くガラガラに空いていたのもラッキー。
でも、お湯はあんまりキレイじゃありませんでした。
やっぱりかけ流しには、かないませんね。

近くの日帰り温泉でいちばん好きなのは『霊泉寺温泉』

建物は古くて大広間も食堂もないけど最高の泉質。
それに入場料は¥100
詳しくはまた別の機会に…。

あぐりの湯こもろ ⇒ これは公式サイトか? 

takamaien_n at 02:06|PermalinkComments(0)TrackBack(1) 温泉同好会 

December 20, 2005

世界にひとつだけの器5

a941fe5e.jpg先日担当させていただいたお客様は
新郎が専業農家を経営していて
お米や蕎麦や小麦、穀物全般を扱っています。

それを結婚式の中でも存分に生かして
皆様に喜んで頂きたいというお気持ちから
それはそれはもう
大変な手間暇をかけて、一生懸命ご準備を重ねてこられました。

お料理やウエディングケーキ、ペーパーアイテムや演出などは
もちろんのこだわりどころ。でも彼らはそれだけじゃありません。
引菓子はお米のシフォンケーキ。
そして何といってもいちばん大変だっただろうと想像されるのが
この引き出物、サラダボウル。

全部ふたりの手づくりです。
ひとりに大中小と3個を50セット、つまり150個
(予備も入れればもっとです)
ひと月以上かけて知り合いの陶芸家の方のところに通って焼き上げたそう。

記念にと言って、私にもひとつプレゼントして下さいました。
感激です!
大切に大切に使います!!

またそこに添えられていたメッセージがステキなの。
メッセージカード





皆様からいただいた、お気持ち、激励、を無駄にしたいよう
二人でがんばっていきたいと思います。
この器のように陰ながら、でも、力強く食卓を支える
農業をめざして

ですって。心から応援しています。

彼らのつくっている美味しいお米やその加工品などは
伊勢丹でも買えるそうです。
楽市工房
もちろんWebサイト上でも買えますよ。


takamaien_n at 13:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ウエディング 

December 19, 2005

宇宙戦争3

0f5fbf46.jpglivedoorのぽすれんランキングで
宇宙戦争が1位になっているのを発見して
この記事を書くことにします。

H・G・ウェルズの小説が
100年以上も前書かれたものであるということに
賞賛と敬意を表します。
すごい想像力ですよね。
原作を読んでいたら更にもっと楽しめただろう映画でした。

スティーブン・スピルバーグが監督だし
主演はトム・クルーズと小賢しい(褒めてるつもり)ダコタ・ファニングだし
ワールド・プレミアも派手だったし、
(そのおかげで私も公開初日に見に行ったような記憶が)
制作費もハンパじゃなかったらしいし。

でも超大作!を思わせるような出来ではなかったかな…と。
私はその原因を“ダメ父ちゃん”な
トム・クルーズの役どころのせいだと勝手に思っている。
彼のよさが発揮できた映画ではないような気がするのですがいかが?
薄汚れた父ちゃんもかっこよく見えちゃう
トム・クルーズはすごいんだけど、ね。

スピルバーグ監督のSFは
「未知との遭遇」のようなメッセージ性があるとか
「E.T.」のような宇宙と家族愛をテーマにしているものという
認識なんだけど、今回のこの「宇宙戦争」は
ワールドプレミアの時にトムも言ってましたが
テーマは“家族”だったんだろうに…
そこがもっと深いところまで描かれていたらな〜と欲張ってしまいます。
でも<116分>の中にSFと家族愛をうま〜く収めるあたりが
さすがスピルバーグってところなのでしょうかね。

何が怖かったって、そりゃトライポッドはもちろんですが
群集のパニック心理です。人間って恐ろしい。

ティム・ロビンスの役どころ今回も良かったよね。
旨い役者さんじゃなきゃダメでしょ?アノ役。
ティムは何でもこなせる本当にいい俳優さんですね。
あ〜や〜に「ショーシャンクの空に」を薦めてもらって以来、大好き♪

ナレーターがモーガン・フリーマンだったところも良かった。
でも、あのラストで宇宙人が微生物でお腹壊しちゃった…ていう解説は
蛇足じゃありませんか?
そんなに原作に忠実でなくてもいいような気がしたのですが。
そこがスピルバーグ監督のH・G・ウェルズ氏に対する真摯な姿勢なのかしら?

宇宙戦争公式サイト

SF/ファンタジー
2005年アメリカ
監督:スティーブン・スピルバーグ


takamaien_n at 23:29|PermalinkComments(3)TrackBack(6) シネマ茶寮 

December 18, 2005

ベルギービール5

cd6e29a8.jpg








奥の深〜いベルギービールの入り口を
ちょっとだけ覗かせていただいて
「えっ?ビールってこういうモノだったの?
日本のビールっていったい?!。。。」と
目からウロコの体験をしたのは
今から4年間前の冬でした。

このブログには何度も登場している
世界の家庭料理が気軽に楽しめる軽井沢の隠れ家レストランで
ベルギービールセミナーを開催したときのこと。

東京から野坂さんを講師にお招きして
ベルギービールのことだけじゃなく
彼の中に詰まっているウンチク…めいっぱい!
いろんな楽しいお話を聞かせていただいたのを
懐かしく思い出します。

私のベルギービールについての知識は
ヒューガルデンはオレンジピールの香りがしたような…とか
シメイ・トラピストは修道院で造られた伝統的なビールね、とか
ベルギービールって、新鮮な酵母をそのまま瓶詰めするから
瓶内二次発酵して熟成されるんだよね…程度でした。

当日飲ませていただいたベルギービールは7種。
味わいもアルコール度数も作り手によって全く違うとのことで
ワインのようなビール、シェリーのようなビールなどなど
いろいろ「お試し」をさせていただいたのですが。

でもベルギービールの種類は1200種類以上!もあるとのことで
街中にたくさんあるどこのビア・カフェでも
だいたい20〜30種類くらいのビールは置いてあるんだそうです。
つまり「とりあえずビール!」っていう注文は
ありえなーいってことなんですね。

ベルギービール2












その時頂いたもので馴染み深い感じがしたのは
「セゾンデュポン」という初夏のビールとも言われている
ベルギー南西部でつくられているビール。
農民がつくった労働者のためのビールだそう。
“ボトムアップ”っていう種類のグラスで「ぷはーっ!」って
飲むのだそう。これでみんなで乾杯しました。
そうそう、ビールによってそれを頂くグラスもみんな違うんですよね。

その後にいただいたスパイスがたくさん入ったビールには
なんと胡椒をひとつまみ入れて飲んだんです。びっくりです。

ラードで揚げたフライドポテト(それもマヨネーズをつけて食べるのが
ベルギー流なんですって)もすっごく美味しかった。
日本のジャガイモじゃないらしかったけど。

そんな思い出話をしていたら
また “ベルギービール&ムール貝の夕べ” を是非!という話になり
つい先日“隠れ家レストラン”に仲良しグループ?で集まりました。
その時の模様は写真の整理をして近いうちにUPする予定。

ベルギービールをもっと詳しく!酒蔵奉行所HP

本日のTB
シナさんのブログ、とても可愛いの。

つるぼの「うまいもん」日記さんちで本場ベルギーの様子をチェック!

ベルギービール日記さんはベルギービール専門店の店長さんのブログ


takamaien_n at 12:09|PermalinkComments(2)TrackBack(1) 酒談義 

December 17, 2005

干し柿3

faa18a84.jpg冬のお楽しみ「市田柿」
お歳暮にもらうと嬉しいもののひとつです。
子供の頃はなんでこんなモノが…と
おばあちゃんの食べるお茶菓子だ〜と
思っていましたが。

実は高級食材ですよね。
あの食感。歯ごたえがいいですよね。
食物繊維やビタミン、ミネラルなんかも
たーくさん含んでいて栄養価も高いし…。
糖度は砂糖の1.4倍ほどなんですって。

「柿すだれ」は伊那谷の晩秋の風物詩。

写真は先日行った「かつ玄」さんの軒下のものだけど。
毎秋、濃い川霧に包まれる伊那谷でつくられる市田柿。
白い粉はこの川の霧と秋の天気ののおかげだとかで
果肉から自然にしみ出てきた糖分なんだそう。
軒先に吊り下げられた柿は秋の日差しをいっぱいに浴びて
どんどん乾燥が進むと小さな粒の中に甘味が
ギュウっと詰まるってことなんだね。

今年は収穫期の10月中旬から約ひと月くらい適度に冷え込んで
雨が少なくて、天候も順調だったので仕上がりは期待できるらしい。
楽しみ〜♪

takamaien_n at 14:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 美味しいモノ噺 

December 16, 2005

不室屋 「宝の麩」5

75489f76.jpg何となくタイミングを逸して
すっかりUPしそびれていましたが
原さんが、ふやき御汁の「宝の麩」を
ひょいと持ってきてくれたのは、もうひと月以上前。
その節はありがとうございます。

大学時代に金沢で出会ったというカップルの
結婚式を担当した頃、
金沢の特産品について調べていて
やっぱり加賀麩でしょう〜なんて話していたのを
彼女は覚えていて、ぽわーんとしていた私に
「コレだよっコレ!」…と
ご実家にあったものをこっそり持ってきてくれたのだ。

でも何かさ〜、もったいなくて食べられないんだよね。

不室屋さんは慶応元年(1865年)に創業の老舗。
伝統を受け継いでいきつつ、新しい提案もし続ける
マーケットのリーダー。

お、息子さんがフレンチレストランをやっているのか〜。
ウエディングもやってるんだ。ステキだね。
レピ・ド・ブレ

加賀麩不室屋
石川県金沢市尾張町2-3-1
TEL:076-221-1377


takamaien_n at 00:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 美味しいモノ噺 

December 15, 2005

麓庵かつ玄4

e65a0595.jpg先日、久しぶりに両親と3人で
ゆっくり休日を過ごした。

ウチに迎えに来てもらいながら
パネトーネと母の漬けた福神漬という
異様な組み合わせでお茶をしてから
松本まで1時間のドライブ。
午後は夕方まで日帰り温泉でゆっくりと。
夜は弟やKuroも合流して
中国料理居酒屋「仙人掌の花」
(1年前くらいにOPENした時は
うどん系中心の和風酒処だったような)
…で夕ごはん。いい休日でした。

ランチは前から連れて行きたかった「麓庵かつ玄」へ。
築160年の古民家を再生したとんかつ屋さん。
カメラを忘れたのでお店の様子はWebサイトでご覧ください。

庄屋さんのお家だったものと思われる立派な造り。
参考:塩尻市・堀内家(重要文化財)
南信州の伝統的な民家で、本棟造りというのだそうだ。

かわいい葉牡丹の鉢植えに促されてお店の中には潜り戸から。
katsugen










ここは上司に教えてもらった、とても好きなお店で
今までにもいろんな人をとんかつ食べよう!と拉致していきましたが
みんな喜んでいます。

私は おこひる御膳 を頂きました。
ヒレカツの他にも、松花堂風のお楽しみがいっぱい。
囲炉裏で温めながら頂くお味噌汁やご飯はおかわり自由です。

木曽漆器のお椀やお櫃、松本養護学校の子達がつくった陶器などの食器
地元のお米やお醤油、お味噌。
信州を感じる“しかけ”がいっぱいです。

季節は新緑の頃がおすすめかな。
お庭の見えるお席をキープするなら予約はマストかも。

麓庵かつ玄
松本市島内7717
TEL:0263-33-1129

仙人掌の花(さぼてんのはな)
佐久市佐久平駅北24-2
TEL:0267-65-8277

takamaien_n at 00:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0) おすすめショップ・スポット情報 | 美味しいモノ噺

December 14, 2005

ルイテッドおじさんのワイン4

a285c73f.jpgこれは我が家で今年買った
ボージョレ・ヌーヴォーの空き瓶。
ころんとした丸い形。
まるで一枚ずつ手書きしたかのような
カリグラフィーのラベル。
キャップシールもなくって
すごくシンプルだけど妙にかわいいこのボトル。

今は観葉植物にお水をあげるのに使っています。
だって可愛くて捨てられないんだもん。

このワインをつくったルイ・テットさんは
ボージョレ村の家族経営ネゴシアンなんだそうです。

飲みごごちといえば
想像よりずっとしっかりしていて¥2,000代のボージョレだったので
結構冷やして飲んでもいいかな…と思ったら
開けてから室温で戻してきたら、後半どんどん味が複雑になってきて
とっても楽しませていただきました!!

素朴だけれど、実は育ちのいいお嬢さんたちが
ルイ・テットさんの手にかかって
内側に秘めていた、その知性や美しさを(芳しさや味わいを)
惜しげもなく解き放っている・・・という感じでした。

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December 13, 2005

ロイゾン社のパネトーネ5

4f5e1e19.jpgパネトーネ…とは
イタリアの伝統的なパンのひとつで
ブリオッシュ生地の中にレーズンやオレンジピールなどの
細かく刻んだドライフルーツを一緒に混ぜていた甘いパン。

パネトーネ=「大きなパン」という意味で
パンのくせに賞味期限がなんと半年もある。
ウチでは美味しくてすぐなくなっちゃうけど(笑)

でもどうしてそんなに長くもつのか…
それは“パネトーネ酵母”のおかげらしい。
パネトーネ酵母は、アルプス山麓のコモ湖周辺だけに生息する
天然酵母(酵母菌と乳酸菌の複合酵母)で
発酵にすごく時間がかかるんだそう。
生まれたての仔牛が初めて母乳を飲んだ後の腸内物質を取り出して
小麦粉と混ぜ合わせて作られる、すごく入手困難な菌だとか。

そもそもパンがカビるのは“遊離水分”という水分のせいで
発酵に時間をかけている間に水分と酵母がなじんで仲良くなってしまうので
遊離水分が出にくくなって=微生物が増殖しにくい状態が出来る
ということのようです。
つまりすごく手間をかけてつくらねばならんっということですね。
だから毎年7月に注文するのか〜。
私はてっきり、相手が納期にあまいイタリア人だからかと思ってました(笑)
いや、たぶんそれもある。
だって今年も遅れたもん。例年より…。

日本で売っているパネトーネは美味しいと思ったことないけど
数年前から毎年買い続けているイタリア・ロイゾン社の
パネトーネは最高!!
手作業で包装された美しいパッケージも毎年変わって
クリスマス気分を盛り上げてくれます。さすがイタリア!なセンスです。

我が家ではクリスマスプレゼントにはもちろん
気の利いたお歳暮に…等、大活躍。
お友達と共同購入?しているので、
口コミで毎年注文の数がちょっとずつ増えていっています。

イタリアだけじゃなくてヨーロッパの国々でも高い評価を得ていて
数々のアワードも受賞しているんだそう。

フードコーディネーターのTOMOKOさんも
パネトーネの最高峰はロイゾン社のパネトーネと記事を書かれています。TOMOKOさんのところのはベッレンダ社の甘口ワインが添加された“プロセッコパッシート風味”のようですね。

蘇州でお過ごしの“ 蘇州はハオチーさん”(…?名前がわかんない)も
クリスマス・スイーツをいろいろご紹介されてました。

ロイゾン社

takamaien_n at 13:58|PermalinkComments(0)TrackBack(1) 美味しいモノ噺 

December 12, 2005

SAYURI3

75a5973d.レイトショーで観てきました。
今日もしっかりネタバレです。

花街一の芸者として花開き
“会長さん”のお役に立ちたい…とひとつの愛を求めて
一途に、そして誇り高く生きていく
=純愛ラブストーリーってな感じ?
「シカゴ」のロブ・マーシャル監督の描く舞台は
…う〜ん、何だかな〜と言うのが正直な印象。
純愛モノなんだったらもう少しSAYURIと会長さんの心の機微を
さらに細かく描いて欲しかったような。
エンターテイメント性としては「シカゴ」の方が断然上ですよね。
これはファンタジー映画なのかしら。
ストーリー性はあまり無い。

SAYURI公式ページ

いちばん良かったのはダントツにミシェル・ヨーですわ。
ミス・マレーシアでもあり
「トゥモロー・ネバー・ダイ」でボンドガールもこなした
アクション女優。かっこいい!粋な姐御。
豆葉姐さんの着物姿の歩き方…役者魂を感じます。

それから初桃を演じたコン・リー。
大女優だからこその妖艶さも本当に美しく
『始皇帝暗殺』を観たときに覚えたショックを思い出しました。
このふたりの女優さんに関しては
アジアンビューティーここにありっ!てカンジです。

このふたりの前じゃ
さすがのチャン・ツィイーも霞んでしまいますね。
純粋で一途で可愛かったけれど、着物の着こなしはいま一歩かしら。
彼女が芸者デビューする日、
正座していたところから、すっくと立ち上がるシーンは
撮りなおして欲しかったな〜。見せ場!なのに…。
ズームアウトしながら映っている彼女の足袋の足元のふらつきが
気になっちゃった。(小姑!)

私の中でのチャン・ツィイー像は
「グリーン・デスティニー」でも「LOVERS」でもなく
「初恋のきた道」で確立されてしまったので、
芸者のチャン・ツィイーより、奉公人であった頃、また戦後、
川原で染物をしている時の方が、私のイメージするチャン・ツィイーだった。
可愛くて健気な女の子…。

でも日本人で彼女に勝る存在感でアノ役を演じきることの出来る
女優さんはいないかなぁ。思い当たらん。

それから何と言っても私の大好きな桃井かおり
ハマリ役だったかもしれません。英語なのにあの存在感。流石です。

それから、大後寿々花ちゃん「北の零年」にも子役で出てた子。
瞳の力がすごいね。会長さんに見初められた時の
あの表情、いい笑顔だー。チャン・ツィイーより目の力はずっとある。

渡辺謙と役所広司は無難にまとまっていた感じですが
これは日本映画じゃなくって、ハリウッド映画ですもんね。
そう考えれば十分なのか?

米国人が書いた原作の米国人の目を通した芸者の世界。

でもさ、神社にお賽銭を上げてるのに
なったのは“ゴーン”…ってアンタそりゃ寺の鐘じゃ?

でっかいプールみたいな怪しい混浴の温泉?とか
台湾や中国やいろんなアジアがごちゃ混ぜになった京都?
あれは京都じゃなく“都”という想像の世界の町の設定ということらしいが。
不思議ワールドでしたね。

音楽は、ヨーヨーマだけ、は良かった。

他は映像とのバランスが何故ここで?この音?っていうところが
何箇所かあって、これもアメリカから見た日本故かと思いつつも
少し気持ち悪かったかも。

でもでも、ま、楽しめる映画だったので、レビューさせていただいた訳でございます。

TBさせていただきました。
きょうのあしあとさん
銀河ブログさん
Mさん *データベースになっていて便利
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!さん
かんかんさんのブログで可愛い大後寿々花ちゃんの走る姿を見てください!
2005/アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
制作:スティーブン・スピルバーグ他
原作:アーサー・ゴールデン

takamaien_n at 03:29|PermalinkComments(6)TrackBack(27) シネマ茶寮