October 2006

October 10, 2006

秋の味覚 その4

秋といえば「栗」 栗と言えば「小布施」

秋になるとつい、小布施に行きたくなります。
(いや、秋じゃなくても、よく行きたくなるんだけど)
この秋は2回も行ってしまった。

栗鹿の子 栗羊羹 栗落雁に栗最中 栗あんみつや栗あん汁粉などの和菓子もいいけど
たまには洋菓子もいいな・・・と思って
今回は桜井甘精堂でやっている「栗の木テラス」というカフェテラスに行ってきました。

小布施1

























「栗の木テラス」は
「竹風堂」や「小布施堂」などいろいろなお店の密集しているエリアからは
少しだけ離れているのと、お店の入り口が道路から少し引っ込んでいるので
初めてだと、ちょっと見つけにくいお店かも。前は、桜井甘精堂の本店があった場所です。
アンティークな家具の置いてあるケーキと紅茶のお店です。
カフェテラスっていうよりティールームって感じかな。

今回のお目当ては・・・もちろん“モンブラン”

小布施
















和栗のモンブラン 深みのあるお味でこっくりしてる!
下にタルト生地(だったかな?)があって
その上に小さなスポンジケーキをふんわり包んだ甘さ控えめの生クリームがあって
さらにその上に栗のクリームがたっぷり絞り出してあるの。
もちろん、新栗モンブランを頂きました♪

それにしても、小布施の栗はでっかいねぇ。小布施の町一帯に栗畑がいっぱいです。

小布施2
















この写真は「竹風堂」のお店の前にある大きな栗の木。たわわっ!
記念写真スポットにもなっています。

小布施3
















「竹風堂」は“栗強飯(くりおこわ)”と“栗ソフト”が有名。軽井沢でも食べられるよ。

そういえば、どこかのブログに書いてあったけど
先日の3連休は小布施も大盛況で、「栗の木テラス」のモンブランを買うのに
40〜50分待ちだったんだって・・・。マジ?!
恐るべし小布施!大型バスとかすごいもんね。

海野宿や追分宿もがんばって欲しいモノだっ(ちょっと違うか・・・)


桜井甘精堂
栗の木テラス
長野県上高井郡小布施町784
TEL:026-247-5848
10:00〜18:00/水曜休

竹風堂
長野県上高井郡小布施町973
TEL:026-247-2569
夏期/8:00〜19:00 冬期8:00〜18:00
(WEBサイトはありません)

takamaien_n at 17:57|PermalinkComments(0)TrackBack(1) 美味しいモノ噺 | おすすめショップ・スポット情報

October 09, 2006

音楽と風景

10月は結婚式のベストシーズン。この3連休が私も“ヤマ”だった。
そんなせわしない日々の中で、ほっと一息つけるのは
少し赤く色づき始めた木々のトンネルのような軽井沢の別荘地の中の細い道を選んで
少し寒いけど足元はフリースブランケットでカバーしつつ
車の窓を開けて秋の風や匂いを感じながら、好きな音楽を聴く時間。

昨日聞いていたのはこのCD

FURUSATO encore















好きな音楽とはいっても
今日は、披露宴の中で使うBGMのチェックを兼ねてだったけど(笑)

スピーカーから千住明さんの「“日本 映像の20世紀”エンディングテーマ」が
流れて来たとき、ちょうど、木々の間から柔らかい朝の日差しが差し込んできて
その細い並木道を抜けると
気持ちよさげに風にゆれている白いススキの穂が、陽を浴びてキラキラと輝いていた。
あまりにも“美しい日本の映像”が音楽とマッチしていて
何だか泣きそうになっちゃった。

千住明さんは、今、超売れっ子コンポーザー、音楽プロデューサーって感じ?
(その売れっ子ぶりは彼のオフィシャルサイトのプロフィールページををご覧あれ)
今、公開中のブッキーや長澤まさみちゃん主演の映画「涙そうそう」の音楽も彼。
(今、いろんな意味で「観たい映画」の一本です)

私も仕事で、千住さんの曲には、かなりお世話になっています。
ふたりのプロフィールの紹介とか、花嫁の感謝の手紙なんかのシーンに
バッチリな感じの曲が多いので--------このCDも結構、活躍してる。

1. “日本 映像の20世紀”Ending Theme(千住明)
2. 涙そうそう(ジャー・パンシン&ジャー・パンファン)
3. Deep Blue(松居慶子)
4. シルクロードのテーマ(喜多郎)
5. 楓(かえで)(藤原道山)
6. いつも何度でも(幸田聡子)
7. 遠野物語(あんべ光俊/ジャー・パンファン)
8. “小さな旅~光と風の四季”オープニング・テーマ(大野雄二)
9. 銀河鉄道の夜(久石譲)
10. 奥の細道(姫神)
11. ヒマラヤ杉のてっぺんで(天山)
12. チルソクの約束(加羽沢美濃)
13. こころ(沢知恵)
14. 島唄(ジャーパンシン&ジャー・パンファン)
15. 片恋~ずっと想いつづけること~(村松健)
16. G線上のアリア(高嶋ちさ子)
17. 地上の星(アナンディン・バヤラト)
18. Song For Nature(千住明)

いわゆるヒーリング系のコンピレーションアルバム。
ヒーリング・コンピと言えば、「image」とか「feel」とかが目立つけど
選曲はこっちの方がいいと思う。

「i…」や「f…」はには これ見よがしなえげつなさ というか
あまりにも商業ベースな色が濃すぎるのよね。
(ま、仕方ないんだけど。それらのCDにもお世話になっていることだし)
あ゛ーー-、また文句言っちゃったっ(苦笑)

FURUSATO ENCORE(amazon)

takamaien_n at 23:58|PermalinkComments(0)TrackBack(3) 音楽のチカラ 

October 06, 2006

秋の味覚 その3

山道・・・じゃなくても、私の通勤道路にも栗の木がすごくたくさんあって
道端にも毬栗がこれでもかっ!というくらい落ちている。

先日、お食事にきてくださったドライブ好きのお客様が峠を攻めて(?)いたら
“イガ”でタイヤをパンクさせてしまった・・・と嘆いていたっけ。

山栗1

















栗の季節ももうすぐ終わりですね。

今年はかなり栗を拾いました。
近所から、軽井沢の裏道から、実家の近くの裏山から、バラキ高原の近くで・・・。

山栗2

















山栗は粒が小さいので、皮を剥くのもひと苦労。
かなり地道な作業なので、ホクホクしてて甘くて美味しいけど
炊き込みご飯くらいまでかな・・・。

これ以上、手をかけるのは「根競べ」の域かも。

takamaien_n at 00:21|PermalinkComments(0)TrackBack(1) 美味しいモノ噺 

October 05, 2006

秋の味覚 その2

友達に聞いたら、生プルーンってあんまり食べないかも・・・って。
そうなんですか?
私は、ここのところ毎朝の朝ごはんに必ず食べてます。
家の近くにもプルーン畑がありますよ。
これは、母に頼んで農家の方の自家用のものを少し分けてもらったもので
ほとんど最後のものらしい。

プルーン1
















シャキシャキのプルーンも美味しいけど
熟して、オヘソのところがシワシワになったプルーンがいちばん美味しいですよね。
…というか、私はそれが好み。

プルーン2
















こんな風に種がポロっと取れるくらいの熟し加減がベストです。
あー、プルーンの季節も終わりか〜。淋しいなぁ。


takamaien_n at 23:22|PermalinkComments(10)TrackBack(0) 美味しいモノ噺 

無彩庵

無彩庵1





















通勤や移動で、数日に1回くらいのペースでこのお店の前を通る。
朝早くから(と言っても、私が出勤する時間だから、ちっとも早くないか・・・)
お店のスタッフが一生懸命、道路の掃除をしているのをよく見かけます。

軽井沢の「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」・・・と言ったら、ちょっと有名なお店。
夏から秋の週末は、なかなか予約が取りづらい
軽井沢特集の組まれる雑誌には、必ずと言っていいほど顔を出すフランス料理の名店。
今日はその姉妹店のことを紹介します。

「無彩庵(むさいあん)」は「・・・タムラ」をカジュアルダウンしたお店で
ランチのコースだったら¥3,000で食べられる。

無彩庵2




























ここがエントランス。植栽には、かなりお金をかけて整備されているみたいで
様々な種類の木々の足元には杉苔が敷き詰められています。
木も年々大きくなってきているので、通りからはガラス張りの店内の様子を
伺い知ることはできないんだけど・・・。
お店の名前のとおり、モノトーンでまとめられた店内で
軽井沢の季節を間近に感じて食事ができる。

無彩庵3






















今回、私はカウンターで、キャビネットを兼ねている大きな鏡に映る
まだ色づき始めていないモミジを眺めながらランチ。

無彩庵4























このオードブルが最高でした。名前は忘れちゃったんだけど
バルサミコ酢とオリーブオイルで和えたライス(何か南国系のフルールの香りもしました)の上に
穴子の白焼きがのった一皿。
是非、お家で試してみたい“初めての味”でした。
そっか、バルサミコだってお酢だもんね。“洋風すしメシ”か。

でも、メインのお料理はちょっと選択を間違えたかな。
好みと合わなかったのか何だかわからないけど、あまり楽しめなかった。
お酒飲まなかったからかも・・・。

無彩庵5























それよりも私が嬉しかったのは『大吟醸のトマトジュース』
熟して形は悪いけど、採りそびれた畑のトマトを搾ったらきっとこんな味なんだろうな
・・・というコクも甘みもたっぷりのまるでフルーツジュースのような味わい。

それから、もうひとつ。デザートの『りんごのパリ・ソワール』最高でしたっ!

無彩庵6




























この蓋をあけると、そこには・・・
フランス料理では有名な「パリ・ソワール」=ヴィシソワーズとコンソメの
2層の冷製スープに見立てたりんごのスープが。
ゴールデンカラーのりんごのジュレとクリーミーなりんごのスープの2つの味が楽しめるの。

混濁している果汁と透明な果汁と2種類の品種のりんごを使っているってこと?
それとも、時間をかけて分離させているとか?!
詳しい製法や品種はよくわからないんだけど
とにかく、季節感ムンムンのりんごのスペシャルデザートです♪
んでね、嬉しかったのが
りんごの種に見立てた小さなチョコレートが一粒だけ入っていたこと。
その控えめな甘さと遊び心がとっても楽しくて、
その日のいちばんお気に入りの一皿になりました。


だけど、スタッフの対応は、かなりドライ。というかコワイ(苦笑)

でもでも、食事の最後の頃、ランチだったのに
マダムが本店『・・・タムラ』の方から、来てくださって
(それはもちろん私たちのためではなく、その後にご予約されていた常連さんらしき
別荘客のお相手のためですが)
カウンター越しに、素敵な笑顔でさらっとプロフェッショナルな会話をしてくださったので
とても気分がよくなりました。さすが、マダム!!
勉強になります。

無彩庵  むさいあん 
軽井沢町長倉1891-50
TEL:0267-44-3930 
9:00〜14:00/17:00〜21:00 月・火休み 

takamaien_n at 01:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) おすすめショップ・スポット情報 | 軽井沢のあれこれ