October 2007

October 12, 2007

念願叶って

大河原峠・・・同じ佐久市市内にありながら、白樺湖の方へ抜けるときや御泉水に行くときに
たまーに通ることはあっても、ここを歩いたのは実は初めて。

今はクローズしてしまった アソシエイツスキー場 のある、仙境都市っていうところの
さらに、上にある峠。
アソシエイツ・・・あーなんて懐かしい響きなんだ。
かつてはここらへんに松任谷由実の別荘もあって、彼女も滑りに来ていたらしい。
苗場だけじゃないのね・・・(笑)
景色はすごくいいんだけど、まあアクセスが悪すぎたわね。

峠のてっぺん、大河原ヒュッテのあるこの場所は、風の通り道なのか
いつ行っても雲がビュンビュン流れている。
この日もすごく寒かったな。
ここで登山口の入り口であるこの場所で、すでに・・・標高2093mですからね。寒いよね。

きっと、そろそろ紅葉も見頃になることでしょう。
針葉樹と広葉樹が混ざった植生が織り成す、原生林の紅葉も
少し下ったところにある春日渓谷の紅葉も、それはそれは綺麗でしょうね♪

でも・・・今日は、もう、ひと月近く前のことになっちゃったんですが
【9月18日 蓼科山 山行報告】です。

 
休みだと、何故かパチっと目の覚める私。
この日は確か5:30くらいに起きて、7:30から登り始めました。
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ここは、登り始めて15分か20分くらいの場所かな?
さすが 日本百名山のひとつ。人気のある7合目からのコースではないけれど
登山道もちゃんと整備されています。

木漏れ日も気持ちいいし、風のさわさわ〜という音と、野鳥の声が
忘れたころに聞こえてくるくらいで、ほんとに静か。

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1時間くらい歩くと、縞枯れの向こうに蓼科山が見えてきました。下ると、将軍平に到着。
ここで、少し休憩をして、7合目の方から上がってきた方たちと合流して
蓼科山荘の山小屋のおじちゃんとおしゃべり。
数日間、ずっと霧と雨と風でだいぶ荒れていたけど
今日は久しぶりにいいコンデヒションとのこと。 やった〜!!

ここから先は岩場が続くのでストック(トレッキングポールっていうのかな?)を
収納して、いざ!

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蓼科山って遠くからみたら、丸くてなんか優しい印象の山だったけど
近づくとこんな岩場なの。これが山頂までずっと続いている。それに結構、急なのね。

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そして、2,530m山頂に到着!ここまで、約2時間!

昔は火山だったのかな?ココって噴火口跡ってことかしら?
山頂は、とにかく広くて直径100mくらいあるかなー?
岩がこれでもか!ってくらいゴロゴロとしていて、真ん中の方が少し窪んだ恰好になっていて
そこに神様が祀られている。

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蓼科山は、八ヶ岳火山列の最北端に位置する独立峰。
山頂からは、素晴らしい眺望が広がってます。
手前は2in1スキー場かな?遠くには南アルプス。

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左の方には、八ヶ岳。

山頂の窪みで風を避けつつ、お約束の“スニッカーズ”をかじると見事エネルギー補給も完了!
また元気を取り戻し、颯爽と下山し始めます。

そのまま、来た道を戻るのが賢明・・・それがレベルだったのかもしれないけど
知らぬが仏と申しますか・・・何分、素人なもので
天祥寺原へ廻るコースをチョイスしていた私たち。 激下り!です。
こっちは、歩く人が割りと少ないコースなのか、上級者向けだからか
道もそれほど整備はされていないの。でも下りだから、まだ良かったのよね〜。

登ってくる人たちににこやかに挨拶をしても、ほとんどの人が
喘ぎながら挨拶を返すのがやっと!という様相でしたモン。
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私たちも、ストックでバランスを保ちつつ
スキーの感覚で降りるとあまり怖くないし、いいテンポを保つと意外と楽しいかも〜♪
-----なんて思い始めた頃に、天祥寺原に到着。
振り返ると、今、登ってきた山が、笹の原っぱの向こうで日を浴びてました。

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そして、亀甲池に到着。深閑とした雰囲気です。ここでランチに。
この池は、干上がることもあるらしく、池底に見える岩が亀甲の形に浮かび上がるんだとか。

そしていよいよ後半。
この頃になると、口数も少なくなってきて
あとどれくらいかな〜って考えたりすることが多くなってきちゃったんだけど・・・
でも、こんな景色を見るとやっぱり元気をもらえる。

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双子池に到着。まずは雄池。うーん。秋の空だね!!

ぐる〜っと半周くらい廻ると、双子山ヒュッテがあって、その奥に雌池が。

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こっちの池の方が透明度が高いみたい。
どうやら双子山ヒュッテの水はこの池から確保しているらしく池底にホースも這っていた。

そして最後の難関、双子山に挑む!
もう既に、この時点で、私たちの体力はかなり限界レベルに近づいていたはずなんだけど
とにかく、この山を登って降りないことには、ウチに帰れない〜。
久しぶりに根性出しましたよー。

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山頂で撮った写真は、もう記録として、ただ撮っただけ。構図も何もあったもんじゃない。
既にガタがきている膝をいたわりつつ、フラフラしながら降りました。

普段、何のトレーニングもしていないのに、ただの無鉄砲の何モノでもないね。


でも!やっぱり楽しかった。
カラダは疲れたけど、すっごくリフレッシュできたし(し過ぎかな?私)
肩こりとかは取れたし。
体育会系オンナとしては、久しぶりに気合いいれるのも、それほど悪くない。

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おまけ。
今回の山歩きで、私を元気付けてくれたモノ。
これウチで食べても美味しいけど
山で食べたときの、鼻の奥までツンと刺激するようなバターとキャラメルの香りの高さは
忘れられないなー。


takamaien_n at 18:31|PermalinkComments(6)TrackBack(1)アウトドア体験記 

October 04, 2007

ようこそ軽井沢へ

東京の、等々力からお引越ししてきた、昭和のモダニズム建築

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かっこええ!
晴れていたら、屋根の向こう側に、浅間山の稜線を望むロケーションなんです、ココ。

建築のことは、よう知らんけど
ル・コルビジェという近代建築の巨匠の名前だけは・・・一応、知ってる。
その偉大な建築家に師事した 坂口準三 という日本人のことは知らなかった。
彼が造った男性的なデザインの美しい家が、軽井沢にやってきた。 

私のような素人でも
ああ、ここは建築家の人がデザインした本当に美しい家だ・・・とわかる。
昭和10年に建てられたとは思えないモダンさが
秋色に彩られた追分の唐松林の中にすっと馴染んで
でも、その壁の白さが潔く、その存在感をよりいっそう際立たせている・・・そんな佇まい。

ドメイヌ・ドゥ・ミクニ
ここは 追分倶楽部 という分譲型別荘の敷地内に今年の8月にオープンした
あの、三國清三さんの、軽井沢のお店。
御影用水沿いの 水辺の里 と呼ばれる敷地の一角にあります。

ほとんど御代田町に隣接するエリアなので、立地条件は決していいとはいえないけど
喧騒の軽井沢に辟易している方には、まさにうってつけでございます。

料理がどうとか、サービスがどうとか言う前に、そんな場所で食事が出来るということに
感謝しています。アローリゾート軽井沢さん、ありがとうございます。
こんなコラボレーションが実現するのも、さすが飛ぶ鳥を落とす勢いの企業さんですね♪

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夏は、このテラス、最高でしょうね。

私が、ズブの素人的見解で
「テラスにのびる軒が短すぎるんじゃないの??」なんて、すっ呆けたことを言うと
相方は
「いやいや、この中途半端さが建築家の所以でしょ」・・・と申しておりました。
太陽の向きも考慮して建てられているだろうから、夏には家そのものが、テラスに影をつくり
冬には、柔らかい日差しが、部屋の中まで入り込むように
きっちり計算しつくされている軒の長さに違いない、と。なるほろ〜。


ここのレストラン。つかず離れずのサービスが、心地よかったです。
適度な親密度というかなんと言うか。サービスのタイミングが、ばっちり。

若くてカッコいいギャルソンじゃないけど(失礼・・・)、ここは軽井沢
パリのカフェのような優雅なギャルソンのパフォーマンスは必要ないわね。
慎ましやかなかんじで、派手バデしくなく、慇懃無礼なところもないし、会話もさりげない。
ちゃんと見ているのに、気に障らない、そんなサービスをしていただけたと思います。
予約の電話をしたときから、お店に着いたときのお出迎え、
食事の後、外に出ると、建物に興味津々の私を、さりげなくエスコートして
お庭まで連れて行ってくれたこと
写真を撮るのに夢中になっている私を自由にさせつつ
ただ待っている相方との会話を、盛り上げてくれていたこと。

サービス業に従事する者として、いろいろ勉強になりました。ありがとうございます。


おっとっと。お料理の紹介が、まだでしたね。
メニュー表・・・っていう書いたものはなかったので、不確かな記憶だけど。

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アミューズ
海老のプリプリ加減と、その大きさと、温度と・・・バランスがすごく好みでした。

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スープ仕立てのオードブル
大ぶりのカップなので、かなり食べ応えがありました。
上はカボチャの冷製スープのカプチーノ仕立て。
下にはレタスで包んだラタトゥイユとコンソメジュレが潜んでいるの。
楽しいけど、でも中が見えないので、食べにくかったな。
食べ方が下手なのかもしれないけどね---
レタスが崩れると、何だかごった煮チックになってしまって
洗練された一皿がもったいなかったかな、なんて。(ま、自分のせいだね)

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ここのお料理は、色彩がとても綺麗なの。
皮をカリカリに、香ばしく焼き上げたスズキの下には
紫色のの丸ナスと、赤紫色の赤ワインのリゾットが!!
私の好きな色、紫色のグラデーションが美しくて、目にも美味しい一皿でした。
リゾットのお米の少しだけ芯の残った硬さ加減がプロの力量を感じさせて
この日、いちばん好きだったお皿です。

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お肉はフランス産の鴨。
食事の後に用事があったので、赤ワインが飲めなかったのが唯一の心残り。
軽井沢の大日向の農家の方が作ってくださっているという野菜が
ポトフ風に敷き詰められていました。
私の好み的には、もっと田舎くさい野菜かと思ってたので
ちょっと上品すぎる気がしないでもなく。軽井沢らしいといえば、らしいのかも?!

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チーズ料理も同じく・・・あっさりライトすぎて、物足りなかったかな。
量は半分でもいいから、もう少しクサイのがよかったなー。
ヨーグルトの水分を抜いたお手軽クリームデザートみたいだったので、残念。

デセールも、これは10月のメニューではないような・・・。
ココナッツのブラマンジェと桃のカクテルっていうのは、涼しげすぎたように思うのは
私だけではないと思うんだけど。
林檎とか、シナモンとか、ナッツとかチョコレートとか、いかにも秋です!!って
主張しているような・・・そういうのがよかったっす。

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プチフールは、カスタードプチシューとマカロン。
甘さと硬さがちょうどよくて、最後まできっちりお仕事してくださっていて
ありがとう・・・と思えました。

ご馳走様でした。


冬は営業されるのかしら??
建物は、東京にあったものだし、軽井沢ではかなり寒そうですが。
でも! 軽井沢の、信州の、ジビエで、三國さんが(というより、若いシェフがでしょうか)
冬の「地産地消」をどんな風に表現してくださるのか、楽しみにしています。
秋の「地産地消」は野菜くらいしかなかったので、冬に期待!


株式会社ソシエテミクニ の オフィシャルサイト内 ニュース&インフォメーションページ は
私が見たチラシの内容をほとんど網羅していましたので、ご参考まで。

ドメイヌ・ドゥ・ミクニ
軽井沢町追分小田井道下46-13
TEL:0267-46-3924 
不定休 

takamaien_n at 23:57|PermalinkComments(8)TrackBack(2)軽井沢のあれこれ | おすすめショップ・スポット情報

October 03, 2007

手塩にかけて・・・

昨日アップした“きぬかつぎ”をはじめ、根菜類など美味しい秋野菜が目白おしなので
最近のご馳走は、採れたての野菜の蒸し焼き。
いろいろなソースをつけるより、その素材の旨味と甘みを引き出してくれる
美味しい塩で食べるのが、シンプルだけどいちばんかも。
そこで、大活躍しているのが、この『藻塩』です。

古代・万葉和歌が詠われたことから、ずっと営まれてきた藻塩づくり。
手間ひまのかかった、まろやかで深みのある、褐色の、栄養分たっぷりの藻塩。
とにかく、手放しに美味しいの。

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ホンダワラっていう海藻と海水からつくる、ミネラルたっぷりのまろやかな“古代の塩”
新潟県の最北端の町、山北町の佐藤さん手作りの藻塩・・・ハマッてます。
新潟とか秋田あたりで特に流通しているのでしょうか(ネットでも買えるようです)
以前に、「どっちの料理ショー」の中で、特選素材としても紹介されたことのある逸品らしい。
私も、そのPOPと、佐藤さんの顔写真を見て、秋田県の酒田で購入することにしたひとりです。

佐藤さんが手塩にかけて作ってくださった美味しいお塩を、大切に使ってます。


新潟県山北町商工会のホームページ

から、特産品情報 ⇒ 山北の塩 ⇒ 「古代塩造りの里」とお入りくださいませ。
でもネット上で、決済は出来ません。
電話かFAXするしかなさそうなので、悪しからず。
でも、楽天で買うよりは安いです。

「古代塩造りの里」有限会社中浜観光物産
 TEL&FAX:0254-77-2714
*どうやらここで塩作りの体験も出来るらしい・・・。



takamaien_n at 12:33|PermalinkComments(4)TrackBack(1)美味しいモノ噺 

October 02, 2007

実はちっちゃい

10月。やっと秋らしくなってきましたね。
9月はあれよあれよというまに行き過ぎ、中秋の名月もナニもないまま
ゆっくりと秋を感じることもなく過ごしてしまいました。
(9月はまだ夏のようだったので、実感も沸かず・・・だったけどね)

秋野菜が美味しい季節になりましたね。

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秋一番に出まわるという、里芋を食べました。石川早生っていう品種だそうです。
皮ごと茹でて、塩をかけただけの里芋。 別名“きぬかつぎ”
中秋の名月に食べる里芋なんだとか。

3センチくらいの大きさなので、何個でも食べられそうなのがコワイけど(笑)
でも、ほっくりして、この食べ方がいちばん美味しいな。





takamaien_n at 10:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0)美味しいモノ噺 

October 01, 2007

ただの山

「週末は仕事」という職種のため、みんなで都合を合わせてどこかに行ったり遊んだりするのは
実はかなり至難の業だったりする。

たった一日のデイキャンプをするのに
アウトドアだから、天気の影響をもろ受けると言うこともあり、ナンだカンだと
実現するまでに、結局半年近くかかってしまった。

武石キャンプ

ここは ただの山。 なかなかの、いいスペースを見つけちゃいました。
渓流も滝もトイレも近くにあって、広々として車も乗り入れることが出来るし
なんてたって、車も人も、ほとんど来ないのがいい。
峠を越えていくバイクが、たま〜にエンジンをうならせて通り過ぎるくらい。
ここは上田市のはずれ。

こんなに気持ちよくて、これだけの条件が揃っているのに ただ=¥0なんて 有難い話だ。

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今回のデイキャンプのメインディッシュは 鴨肉の塩漬けのスモーク。

鴨をオレンジジュースと塩水に一昼夜漬け込んで、余分な脂を落すために
高温でスモーク(チップはヒッコリーだったかな)

結構、塩味をキツくしておいたので、オレンジママレードを添えていただいたら
とってもいいカンジ。
だから、N支配人からいただいた、たっぷり澱の溜まったボルドーが進むこと進むこと。

サーモンとカツオの冷燻と畑で採りたてのミョウガのサラダもたっぷり!

それから、煮タマゴの燻製に、ソーセージ、ししゃもの燻製などなど
これでもかっていうくらい燻しちゃったなー。つい、ね。やりすぎちゃうんだよね、いつも。

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他にも、トマト、ナス、かぼちゃにズッキーニ、パプリカなど、採れたて野菜が目白押しだったので
ダッチオーブンで、ミネストローネをたんまり作ってもらいました。
たまたま、とても美味しいドライトマトがあったので、それを入れてもらったんだけど
フレンチのシェフが作るミネストローネは、私など全く足元にも及ばぬくらいの絶品スープで
同じミネストローネとは、到底思えないくらいの出来栄えでした。まさにプロの味。

お腹の張りも限界に近づいたので、渓流沿いを皆でノロノロと散歩。
---500mくらい先に橋が架かっていて、その先には静かな東屋があります。

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そこからは、こんなに涼しげな風景が。

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上流には滝もあって、滝壺まで降りられるようになっているの。
(一部、崩れている場所もあるけどね・・・危険)
マイナスイオンが充満して、ここからしばらく動きたくないくらい気持ちがいいんだけど
“涼しい”を通り越して、寒くなっちゃうんだよね・・・。

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レンズを覗いていたときには、まさかこんな風に写るなんて思ってもみなかったんだけど
世界は光に満ち溢れているんだな〜と、実感させられるような1枚が撮れました。

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さらに、滝の上流にまわると、今度はこんなに綺麗な浅瀬が広がっているので
大の大人が10人も集まって、童心に帰ってしばし水遊びをしちゃった。  それにしても静かだ。

この秋には、きのこパーティで、また集まれるといいんだけどな〜。


takamaien_n at 00:24|PermalinkComments(4)TrackBack(0)アウトドア体験記