February 15, 2006

オルフェウスの窓

オルフェウス1















池田理代子大先生の「オルフェウスの窓」
念願叶って、遅まきながらつい先日読み終わりました。
かなり読み応えがあったな〜。だってややこしいんだもん、名前やら地名やら・・・。

「週刊マーガレット」から「月刊セブンティーン」に連載されていた頃、私は小学生。
それは大人の世界だったし、思い切り スポ魂少女 だった私がその存在を知る由もなく。
・・・気づいたのは高校生の頃。少しかじって読んだような気もするけど
とにかく歴史嫌いだった私の興味をあまり引くこともなかったのでしょう。
記憶にありません。

「オル窓」といえば、かの「ベルばら」と並ぶ大作だけど
「ベルばら」ほどメジャーではないからか(あの、私の認識違ってますか?)
今頃になってしまいました。

「ベルばら」はフランス革命、「オル窓」はロシア革命のお話。
両方とも男装の美しい人が主人公…というのは共通項。

「ベルばら」は 
オスカル と アンドレ マリー・アントワネット と フェルゼン くらいが
主要人物で相関図も比較的わかりやすいけど
「オル窓」はかなり複雑怪奇に?絡みあっています。
キーパーソンは ユリウス クラウス(アレクセイ) イザーク の3人なんだけど
そこにたくさんの人が絡みまくって、サスペンス劇場さながらの愛憎劇
深くて激しい恋模様が展開…。
シェイクスピアも真っ青の悲劇っぷりであります。

オルフェウス2























【第一部】 ドイツの街、レーゲンスブルクの聖ゼバスチアン音楽学校で繰り広げられる
[ オルフェウスとエウリディケの神話 ] を軸にした青春ドラマ。
ここは素直に 少女マンガ してます。そこにミステリーで味付けしたって感じ。

【第二部】 ウィーンでのイザークの活躍。でも彼の恋愛感は少し疑問だよね。
ここは、あんまりおもしろくなかった。

【第三部】 舞台はロシアへ。ロシア革命の勉強になります。
ユリウスを密かに愛し、帝政ロシアに命を捧げたユスーポフ侯・・・素敵!!!

【第四部】 ユリウスがドイツへ帰ってきます。なんて哀しい結末なんでしょう。
可哀想すぎる主人公ですね。

アレクセイ!!あなたはあんなに、必死に、すべてを賭けて闘ったのに・・・その国は
崩壊してしまいました。あぁぁ---

「オルフェウスの窓」についてより詳しく知りたい方は ウィキペディア にて
(注意:かなりしっかりあらすじが暴露されています)

予想どおり「オル窓」ファンサイトもいっぱいあって、深くて深くて
私にはとーてい読みきれないので、またそのうちに気が向いたら覗くことにします。

それより久しぶりにベートーヴェンが聴きたくなりました。

takamaien_n at 22:46│Comments(0)TrackBack(0) 読書感想文(自由研究?) 

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