August 29, 2006

夏の終わりのAOR

スリーピングジプシー












たまには音楽の話題など。

マイケル・フランクス
-----その何だかヘタウマで、気だるさと浮遊感のあるフレージングとが好きで
夏には聴きたくなるCDの1枚「スリーピング・ジプシー」

amazonのレビューを読んでいたら、「心の中に、色々な思い出が甘く蘇ります」というフレーズがありました。
本当にその通り。マイケル・フランクスの歌声には不思議な力がある。
ソフト&メロウ(70〜90年代だけに通用する死語かな?)な雰囲気は
私を20歳のころにタイムスリップさせるマジック。

当時、すごく憧れていた人がいて
少しスパイシーな香水と煙草のにおいの混じった彼の車に乗るといつも
弱めのクーラー(なぜか夏の印象がすごく強い)とBGMにAORがかかっていた。
ううぅ、時代を感じますな。

オトナに憧れ始めた中学生の頃、レッスンの題材だったり、創作ダンスの曲だったりした
フュージョンやAOR(当時はAORなんてコトバ知らなかったけど)を
先生たちにレコードを借してもらったりしながら聴きはじめたんだったな〜。

ラリー・カールトン、リー・リトナー、ボブ・ジェームス、デイヴィッド・サンボーン
ジョー・サンプルにドナルド・フェイゲン・・・
半分はレッスンのために聴いた曲で、ちょっと嫌いになっちゃった曲もあるけど
このテの曲は20代前半まで、芋づる式に聴きました。

さて、この『スリーピング・ジプシー』
この中の曲は今井美樹やらUAやら日本人アーティストたちも結構カバーしている。

デイヴィド・サンボーン、ラリーカールトン、とかジョー・サンプルとか豪華メンバーが
さりげなくサポートしているところが、センスいいのだ。
かのアントニオ・カルロス・ジョビンに捧げられた「アントニオの唄」は超有名だものね。
 
ランデブー・イン・リオ











その「アントニオの唄」のセルフ・カバーが収録されてる
『ランデブー・イン・リオ』っていうニューアルバムの発売のプロモーションに
日本贔屓の彼は7月にも来日。ブルーノートで唄ってたんだね。

スリーピング・ジプシー(amazon)

マイケル・フランクス公式サイト

これからボサノヴァ聴こうかな。

takamaien_n at 14:21│Comments(4)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by basia   August 29, 2006 22:10
5 こんにちは!
このCD、何だかよさそうですね。
ちょっと探してみます〜
また遊びに来ます!
2. Posted by shiro_taka   August 30, 2006 09:54
■basiaさん、ようこそ。

まったりしますよ、これ。
夏の夕方から夜にかけて聴きたい感じの1枚です。

どうぞまたお出かけくださいませ。
私も遊びに行かせていただきますね。
3. Posted by オルスコ   August 30, 2006 11:23
TBありがとうございます。
マイケル・フランクスは確かに、気だるい夏の午後が似合いますね。『ランデブー・イン・リオ』。午後になったら聴いてみます。
4. Posted by shiro_taka   August 30, 2006 11:47
■オルスコさん、ようこそお出でくださいました。

「ランデブー・イン・リオ」いかがですか?
私はまだ持っていないんです。Webで試聴しただけ。
アントニオの唄のセルフカバー・・・洗練された渋そうな感じでしたけど。

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