善光寺参り

先日、友人の結婚式に出席した。

軽井沢での仕事では、場所柄、教会式の比率がすっごく高いんだけど
友達が選んだのは、善光寺大勧進(天台宗）での仏前式。
私も、仏前式は他にまだ1度だけしか経験がないので、とても楽しみにしていた。
久しぶりに着物でも着て、楽しんで来ようっなんて思っていたんだけど
司会という大役を仰せつかってしまい、結局はそれもあまりままならず…。

それならば、折角の善光寺なのでお参りでもしてこようかなと思い、少し早めに出かけて
友達夫婦の末永い幸せと
披露宴でご迷惑をかけないよう、少しはまともな司会が出来るように･･･と拝んできた。






















そしたら、七五三詣での日だったのね。境内はとっても華やいでいました。
千歳飴を持った子供たちと、これまたおめかししたママにカメラを持って走り回るパパ
満面笑みのおじいちゃん＆おばあちゃん、と幸せな家族たちがいっぱい！

私は緊張しているからなのか、写真が全然上手く撮れませんでしたが。
善光寺にお正月以外に来たのは久しぶりだったし、空いているので
内陣券を買い求め「お戒壇めぐり」してきました。緊張している心を静めようかと(苦笑）

「お戒壇めぐり」とは
善光寺本堂のご本尊の下にある真っ暗な通路を手探りでたどっていって
ご本尊の真下にある「極楽のお錠前」と呼ばれる鍵に触れる…というもの。
本堂はご本尊の祀られている高床になった瑠璃壇と、その下に通路を持つ
撞木（しゅもく）づくりという構造だそうで江戸中期の仏教建築では傑作なんだとか。

そのお戒壇･･･とよばれる本尊の下の板張りの廊下は
ずーっと右まわりに続いているので、全くの光の見えない廊下を
右手で壁を触れながら歩いていくと、腰のあたりに30センチ程度の「お錠前」がある。

でも、今回は、運悪く推定60歳くらいのオバちゃんたちと同じタイミングで入ってしまい
真っ暗な戒壇の中を歩く間中
彼女たちが「きゃあ〜暗いぃ」「まだ？ねえまだ？」「え、どこどこ？」
「ちょっと待ってよ。まだ行かないでよ」「あった？あった？あった？」とか
とにかく中に入っている間中、ぎゃあぎゃあと喚くもんだから
心を落ち着かせるどころではなくなってしまい、最悪でした。

ほんとにこういうオバちゃんって大嫌い！静かにできないなら、寺になんか来るなっ！！
修学旅行の学生以下ですね。

信州・善光寺公式サイト

Comments

1. Posted by chimutida   November 30, 2006 11:28

「お戒壇めぐり」は本当に真っ暗ですよね＾＾；以前行った時にちょっと恐かったです（笑）中で何かに触ったんだけど、事前に説明を全く読まずに入ったものだから、その触ったものがカギなのか、何かの出っ張りだったのか良く解りませんでした＾＾；でも、仏前式って言うのも良い物でしょうね、素敵だと思います。おっしゃるとおり、お寺では静かにしてほしいものですね＾＾

2. Posted by ツマ   December 05, 2006 15:05

こんにちは。
お友達の披露宴の司会はいかがでしたか？
shiro_takaさんがお仕事ではなく結婚式に関わることがおありだということが（普通にあることだとは思いつつ）何だか不思議に思えてしまいました。

もう何年も前になりますが、お戒壇めぐり、行ったことあります！shiro_takaさんが書いていらっしゃったので、行ったことがあるのを思いだした、という感じです。でも真っ暗でどきどきざわざわしてしまい、心安らぐどころか、沈黙の中お化け屋敷を歩いているような気持ちになってしまいました。ちょっとばちあたりです…。

3. Posted by shiro_taka   December 05, 2006 21:30

■chimutidaさん、こんばんは。
神社仏閣めぐりに限らず、名所めぐりの前には多少の予習をしておくとより楽しめますよね。

仏前式、いいですよ。ほんと！
すんなり入ってくるというか何と言うか。

4. Posted by shiro_taka   December 05, 2006 22:41

■ツマさん、こんばんは。
友人の披露宴司会･･･インタビュースピーチとかその辺りは友達だからできたみたいなところもあって、その素人っぽさもよかったのか、本人にもご家族にも喜んではいただけたみたいでしたが。

実は依頼をされたのが、ちょっとした事情があって
式の10日前だったの。準備不足という焦りもあって
披露宴中に緊張で胃が痛くなり、ホテルのフロントに頼んで胃薬もらって何とか凌いだの。久々のド緊張でした。