February 13, 2007

みちのくふたり旅 その1

遅くなりましたが、先日の旅日記を綴って参ります。

週末のバタバタな仕事をやっと終え、急いで帰ってきて23:00頃に出発。
(だけど、その日は日曜日。どうしても大河ドラマが見たくて
準備をしながらもテレビにかじりついていた私。病気かね〜?)

高速にのって、とりあえず夜のうちに行けるところまで行ってみよう!と走り続けて
宮城県の 金成PA に到着したのが朝の4:00頃だったかな〜?
そこで仮眠をとって、まず最初に訪れてみたのが、岩手県平泉の『毛越寺−もうつうじ−』

8:30の拝観開始とともに門をくぐり、寺男のおじちゃんたちが
雪かきやら庭掃除やらをしている中を参拝させていただきました。
とても静かで、庭園をゆっくり散歩も出来て、心を穏やかに過ごすことができる時間でした。

ここは、嘉祥38年(850)に慈覚大師(じかくだいし)が開山し
藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に沢山の伽藍が造営されたのだそう。
いちばん栄えた頃は堂塔が40、僧坊500!---かの中尊寺をしのぐほどだったとか。

毛越寺1

これは、平成元年に建立された平安様式の新本堂。うーん、ほんとはもっと美しいのよ。

境内にある庭園はほんとうに素晴らしいもので
平安時代に書かれたという、日本最古の庭園書に基づいて作られた非常に貴重な庭園とのこと。

毛越寺2

これは池の東南の端っこの方にある洲浜。砂洲と入江の柔らかい曲線がすごく綺麗。

このお庭、桜の季節も、初夏も、紅葉の季節もそれはそれは美しいのでしょうね。
晴れ渡った冬の朝日に、湖面がキラキラと輝く様子もなかなかのものでしたが
さらに空気がピンと張り詰めて、鼻の穴の中まで凍りそうな寒い朝だったなら
もっともっと良かったのにな・・・と暖冬が恨めしく。

資料館やホームページなどで、平安貴族の雅な遊びを再現した曲水の宴(ごくすいのえん)
写真を見てしまったら、いつか初夏に訪れたいと思わずにはいられません。
近くにあったら、私はかなり通いつめてしまいそうな場所です。

皆さんも是非、毛越寺ホームページでご覧になって!!
きっと 奥州藤原3代 の栄華を垣間見るというか、ちょっと肌に感じられることと思います。


あとね・・・負け惜しみじゃないんだけどさ、これはよかったわよ。何だか。

毛越寺3

毛越寺の事務所の軒下にあった ハンドル付リヤカー 思わずカメラに収めてしまいました。


それからそれから、東北と松尾芭蕉は切っても切れない関係ね。ここにこんな石塔が…。

毛越寺4

「夏草や 兵どもが 夢の跡」 ------あの有名な芭蕉の俳句を
『武士道』の著者、新渡戸稲造が英訳した句碑
[ The summer grass 'Tis all that't left of ancient warriors' dreams ]
この毛筆書体のセンス!カッコいい!!新渡戸さん自身の揮毫だそうです。
いいもの見れたっ。

特別史跡・特別名勝 毛越寺公式サイト
写真がとっても綺麗でたぶんMacでつくったと思われる良く出来たサイト。
パノラマ写真とかも見れちゃいます!
岩手県平泉町字大沢58
TEL:0191-46-2331
8:30〜17:00(11月5日から4月4日は8:30〜16:30)
拝観料¥500

takamaien_n at 23:55│Comments(10)TrackBack(2)旅の想ひ出 | 歴史トークをしようじゃないか

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2. 自転車日本縦断の旅(東北編)  [ 自転車日本縦断の旅 ]   March 13, 2007 18:08
新潟を過ぎ東北に入ると景色も変わり風も涼しくなってきた。 北に来たことを感じる。 東北は温泉も多く旅人にやさしい土地のような気がした。

この記事へのコメント

1. Posted by うきえ   February 14, 2007 02:28
遅くなりましたが、おかえりなさい!
みちのく出身なのに、岩手・秋田はほとんど行ったことがない私。
旅日記、楽しみにしてたよ〜。

早朝、キリッと空気が澄んだ中での参拝と庭園散歩、心が洗われそう。洲浜がとてもきれい。
あぁ・・・私も旅行に行きたいなぁ。

引き続き、楽しみにしてまーす。


2. Posted by オット   February 14, 2007 23:46
遅くなりましたがおかえりなさいませ。
「突然お休みします」とありましたのでどうしたんだろうと思ったら東北旅行だったのですね。

毛越寺は二度程行ったことあります。秋だったので、萩の花がとてもきれいだったことを思い出しました。庭園も手入れが行き届いていたのでまた行きたいお寺です。
3. Posted by やえ   February 15, 2007 20:39
おかえりなさい!東北に行かれてたんですね私はまだ行ったことないけど、いつかゆっくりと訪れたい場所です。温泉にも入ってそれにしても、夜中に出掛けるなんて、元気ですね〜ご自分で運転されたんですか?
4. Posted by shiro_taka   February 15, 2007 23:19
■うきえちゃん、ただいま!
いいね〜、みちのく。人が優しくて、ほんわりしてて
道路には信号も少なくてスイスイ!
食べ物もみんな美味しかったですw
5. Posted by shiro_taka   February 15, 2007 23:23
■オットさん、こんばんは。
オットさん&ツマさんの更新記録には到底及ばないんだけど、1月・・・せめて1月だけがんばろうと思ったの。
そんで目標達成したので(?)旅行に出かけてみました。
旅先からも投稿することはできるけど、携帯は捨ておき
どっぷり“みちのく”に嵌ってみました。
錦秋の毛越寺もステキでしょうね〜!!
6. Posted by shiro_taka   February 15, 2007 23:31
■やえさん、ただいまです。
夜中にひた走るなんてyoung(っていわんよね)でしょう?でも、夜型なのであまり気になってなかったりもするの。
子供の頃、両親が自営業で、なかなか長い休みが取れないので
旅行に行くときは、夜とか早朝とか暗い時間に走るっていうことが多かったので、旅といえば、夜の長距離ドライブ立ったりする方がワクワクするんです、私。子供みたいでしょ?

あ、でも運転手は相方のKUROですが・・・。私が運転したのはトータルで2時間くらいかな?
彼は以前に自分の持っている現場を車で回る仕事をしてたので運転はあまり苦にならないみたいで、助かってます。

7. Posted by ショウ   February 16, 2007 01:08
ん〜っと、奥州藤原氏は貴族といえるかはわかりませんが独自の権勢をもっていたらしいですよね。

毛越寺は藤原家にとっては大切なお寺なんですよね。

というか、中尊寺は作られたのが毛越寺よりも遅いですから当時は毛越寺は栄えたと思います


朝廷や本流の藤原氏(摂関家とか)との関係もうまくやっていたらしいですからね。

ん〜清原さんですね。

まぁその独自に力をもっていたせいもあり源
頼朝からよく思われてなかったんですよね〜。

8. Posted by shiro_taka   February 17, 2007 03:09
■ショウさん、すごいね。さすが師匠は着眼点が違いますな。

>中尊寺は作られたのが毛越寺よりも遅いですから
え?そうなの?中尊寺は初代清衡公がたくさんの堂塔や伽藍を建立したんだよね?

まあ、奥州藤原氏の財源の豊かさと心の豊かさが
頼朝の妬みを買ったということでありましょう。

これまでに仏道を極めるには、平穏な世があったればこそと思うので
その平和を崩壊させ、義経を追いやった頼朝のエゴを私は恨みます。



9. Posted by ショウ   February 17, 2007 17:29
あ!すいません・・金色堂のほうが後って言いたかったのであります笑
変なこと言ってすんません笑
10. Posted by shiro_taka   February 20, 2007 04:25
■ショウさん、お返事遅くなりました。

開山は、毛越寺も中尊寺も一緒だよね。
初代清衡が金色堂を造ったのは毛越寺創建よりも若干後だけど、
越寺は一回焼けて、その復興のために
二代基衡と三代秀衡が豪華な伽藍を造ったんだと思う。

私の書き方が変だったかもね。

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