August 17, 2007

映画 デジャヴ

DVD デジャヴ

DVDで鑑賞。久しぶりに映画評です。
あー、映画だなーと思える映画。タイムリミットがあるから、ドキドキ感がたまらないし
何よりセンスがいい。ハリウッドの敏腕スタッフの力が終結!ってカンジです。
素直に楽しめた作品だった。

春ごろに映画館によく行っていた時期やDVDでもいやというほど予告編を見せられていて
実は「しつこいよ〜」と思っていたの。でも思っていたような映画と違った。

誰にでも起こる「デジャヴ」という現象を取り上げたサスペンス&アクションムービー。
いやSFか?

[ デジャヴが錯覚ではなく、過去からの警告だとしたら…。過去を救え! ]
っていうコピーで、ハリウッドのヒットメーカー
『パイレーツ・オブ・カリビアン』とかね・・・のジェリー・ブラッカイマーが
プロデュースした映画。テクニックがやっぱり光放たれていました。
さすがって思ったのは、時空を越えたカーチェイスのシーン。
片目ずつで過去と現在が同時進行!!!

でも、いちばんの見どころは、デジャヴをテーマにしたところなのかもね。
その着眼点というか、チャレンジ精神というか。

あ、デンゼル・ワシントンの体育座りもポイント高し!何だかすごく可愛いの。
足が長いと体育座りもああなるよなー。

フェリー爆破事件の捜査に当たるデンゼル・ワシントン演じる主人公が
FBIが開発した「タイム・ウィンドウ」という特殊映像装置を駆使して
その事件が起こる前の時空を追体験しながら、事件を追跡していくというハナシ。
そのスピード感もあいまって娯楽映画として、素直にオモシロイ。
つまりタイムマシーンものだったりするわけで、矛盾は絶対に生まれてしまうよね。
このテのストーリーには。
批評家のみなさんは、このタイムパラドックスの矛盾をどう解決するつもりだ!とか、
この展開はヒドイとか書いている人がたくさんいたけど
いいじゃん、映画なんだからさ。
と、私は手放しで楽しむ能天気なファンです。
デンゼル・ワシントンも安心して観ていられる上手さで、でもどこかキュートだったりして
新人女優さんのポーラも美人だし♪

ハリケーン・カトリーナの被災地のニューオリンズが舞台になっていて
被災後の空撮は、かなり衝撃でした。
最後にお約束のようなメッセージが流れていたけど
住民の気持ちとしてはどうなんだろう・・・と思わないでもない、な。

デジャヴ公式サイト *トレイラーがすぐ始まります
2006年/アメリカ
監督:トニー・スコット
出演:
デンゼル・ワシントン @ダグ・カーリン
ポーラ・パットン @クレア・クチヴァー
ヴァル・キルマー @プライズワーラ
ジム・カヴィーゼル @オースタッド


以下、蛇足。
最近、映画館にちっとも行っていない。
なぜって、私はクーラーにめっぽう弱いので、ダメなのだ・・・冷え冷えの映画館が・・・。
夏はちょっと敬遠しがち。
なので、DVDに頼りがちだったけど
あんまりコレだっていうのに出会ってない気がする。
途中で寝てしまったものも、いくつかあるし、ナニを観たかも
あんまりよく覚えてなかったりもする・・・。
いや、私のせいなのだ、集中力のない私のせい。
ダメだなー、私・・・ほんとに。反省。

では、覚えているもので、メジャー系の感想を少し。備忘録として-----。

「ゲド戦記」公式サイト※すぐ歌が始まります
最近読んだ「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」・・・の会計士:山田真哉さんが書いた
ミリオンセラー「食い逃げされてもバイトは雇うな」の本の中で
「ゲド戦記」はプロモーション勝ち。[宮崎吾郎 第一回監督作品]というキャッチコピーの
第一回がミソ!なのだ。数字の使い方がすばらしい。と書いていた。


作品がすばらしいのでなく、宣伝のための数字の使い方がスバラシイというこつ?
前評判がずいぶんと悪かったので、映画館で観る気にはなれずDVDを待っていたけど
DVDでも耐えられず(?)何を伝えたかったのかわからないまま(私がバカなのね)
爆睡する始末。

でも、挿入歌?の雰囲気はいいよね。テルーの声、手蔦 葵ちゃんの声はいい。


「マリーアントワネット」公式サイト
これ、フランス人怒らなかったのかな。
ソフィア・コッポラ監督とアメリカ商業主義の結晶な映画で、
ロックをBGMにして
色彩の洪水の中で、目まぐるしく消費されるドレス、宝石、靴、デザートにシャンパン・・・
ヴェルサイユの、マリーアントワネットの浪費っぷりをこれでもかというくらい
描ききる。
ガーリーテイスト好きな方やサブカルチャー好きな方は、そのオシャレ感は楽しめると思うけど
私はゲップが出そうだった。
だってだってフェルゼン伯爵がカッコ悪いんだもん。子供っぽくなかったか?

「スパイダーマン」シリーズでちょっと有名になったキルステン・ダンストの
プロモーション映画って感じでした。


「ホリディ」公式サイト※すぐトレイラーが再生されます
端正なお顔が好きなジュード・ロウ(A.I.の彼がすごく好き♪)と
SoftbankのCMのまんまな、キュートなキャメロン・ディアス(彼女はアレが地なのかしら?)が
主演なので、観たかった作品だけど
ゆるーい感じでラクに見られる、若い女の子が好きそうなロマンティックコメディ。
ストーリーは単純で、ラストも読めてしまうけど
私は、ジュード・ロウがたっぷり見れたので、それだけで満足よ♪
テーマソングの“We are all alone”も好き。

次に見たいジュード・ロウの出演品は「こわれゆく世界の中で」(公式サイト)
ジュリエット・ビノシュも出ていることだし♪要チェック!だわ。

takamaien_n at 15:52│Comments(0)TrackBack(2) シネマ茶寮 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 映画館のバイトに興味があります  [ 探求サイト ]   September 05, 2007 12:44
映画館のバイトに関心があるのですが、あんまり募集してるのを見た事がないです。 映画が好きなので映画館のバイトをしたいと言うのは短絡的かもしれないけど、 映画館の雰囲気も好きなのでバイトしてみたいと思います。
2. ホリデイ レビュー  [ 映画dvdをレビューする★映画dvdフアン ]   September 06, 2007 17:49
TB失礼いたします。映画dvdをレビューするブログです。今回は「ホリデイ」です。ご迷惑な場合は削除をお願いいたします。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔