軽井沢のあれこれ

May 31, 2007

灯台もと暗し?!

ご無沙汰してました。
毎年5月は忙しいのですが、今年は何だか目まぐるしい毎日で
パソコンのスイッチを入れることも出来ず
ゆっくり座ってランチを食べることもままならず
メールボックスをあけるのが、ちょっとコワくなったくらいです。

カメラにも画像がたまって重くなり始めましたので
そろそろアップしなっくっちゃです。

今日は、このブログでは珍しい中華の話題。
軽井沢には中国料理のお店が少ないみたいです。
なので、このレストランはすごく貴重なお店と言えるかもしれないな。
会員制のホテルの中にあるので
ちょっとビジター利用はしにくいような気がするんだけど
ランチもディナーも外来利用OKなんです。

エクシブ軽井沢の広東料理のレストラン「翠陽」
お客様も結構いらっしゃったので、店内の様子は写せませんでしたが
エントランスはどこかのプライベートラウンジみたいな雰囲気。ゴージャスです。

私たちは9人の団体だったので個室を予約したんだけど
レストランの雰囲気が、照明を上手にいかしたインテリアでまた素敵。

店内の写真が全くなくて申し訳ないけどお料理はこんなかんじです。
(例によってブレブレですが)

翠陽1

一皿目は信州の地産と中国伝統の冷菜を盛り込んだ香港式オードブル。
少しずつ、手間のかかった"仕事"してあるオードブルの数々。
コースの中で、オードブルがいちばん楽しみだったりしませんか?

翠陽2翠陽3

左は北京ダック。パオピンも繊細な食感だった。
エビ煎餅も香ばしくて美味しかったし。
右は紹興酒。干し梅をじっくり戻しながら頂くのって美味しいですよね♪

このあと
蟹スープ、芝エビのチリソース、牛フィレとヤリイカのXO醤炒め、飲茶
---と続いたんだけど、すっかりカメラは忘却の彼方に…。

翠陽4

そして、これが干し貝柱を湯葉で包んだもの。
このソース?スープ?にも貝柱の旨味がしっかりついていて
量は少しだけど、すごく満足な一皿でした。食器もステキ。

翠陽5翠陽6


そして、〆は 冷麺 ちまき 麻婆豆腐丼 の3種類の中からのチョイスだったんだけど
私は冷麺をオーダー。
紀州梅がふくよかで深い味わいで、胡麻ともよく絡んですごくいいバランスでした。

そしてデザートの盛り合わせ。目にも楽しい綺麗な一皿。
マンゴープリン、キーマン紅茶のブリュレなども良かったけど
胡麻揚げ団子が最高でした!

なかなかステキなコースでしょ?
ちゃんとした中国料理が食べたいときにぜひ!ちょっとした集まりや
お仕事関係のランチにもおすすめです。

エクシブ軽井沢 サンクチュアリ・ヴィラ内
中国料理 翠陽(すいよう)

長野県北佐久郡追分字東かじか沢23-1
TEL:0267-46-3331

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May 08, 2007

大好きなレストラン

トリュフの記事を書いて、デジカメの中に眠っていた写真のことを思い出しました。

primavera1

レストランがキャンドルの光と間接照明だったので
フラッシュをまともたくと、真っ白に飛んでしまうので、すごく撮るのに苦労した1枚。
あまり努力の甲斐は見られないけど・・・。その名もTHE「トリュフ」
この真っ黒なヤツが、トリュフです。
こんなに厚切りで、これでもかっ!くらいトリュフが並べ立てられたのは初めて!
下の白いドーム状なのは、メレンゲ。弾力のあるこのかまくらみたいのを崩すと
中からとろとろの卵の黄身が流れ出てくるの。
トリュフにそれをたっぷりつけていただきます。

ここは、軽井沢で私がいちばん好きなフレンチのお店「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ」で
仕事仲間と毎日遅くまで働いて頑張ったご褒美に・・・と奮発したディナーの写真。

primavera2

これは、隣に座った同僚のオーダーした「アンコウのテリーヌ」
もちろんフレンチだろうがお構いナシに、みんなでシェアして、ちょっとずつ頂きました(笑)

primavera3

その後の3皿くらいは写真もそっちのけで食べまくり、これは、ギャルソンの方が
チーズをサーブしてくれているところ。
せっかくなので、クセの強いのばかりを選んで切っていただきました。

primavera4

すると
やっぱり欲しくなるのは強い食後酒で、コニャックなんてものも飲んでみちゃったりして、
完全にオヤジ化しています。

primavera5

この後のデザートタイムもゆるゆると続いていきました。
これは、ここの看板デザートの「虹色のスフレ」
7層の味の違いが楽しめるし、見た目もすごく華やかな一皿です。

primavera6

これは、私がオーダーしたデザート。名前は忘れちゃったけど、とにかくイチゴスペシャル!!
イチゴがまるまる1パック分くらいお皿に載っていて飴細工もゴージャスなの!

本当に幸せなひと時でした。
ここはレストランでのお食事もさることながら、オーベルジュも、とっても素敵なんですよ。

友達が軽井沢に遊びに来るからどこかホテルを取って欲しい---と言われたら
“温泉”という指定がない限り、迷わず絶対ここを予約します。(自分が泊まりたい)

最近、旧軽銀座のテニスコート通りに、「エスプリ・ド・プリマヴェーラ」っていう
セレクト・ショップもOPENしたんですよ。
フレグランスやバスグッズなども取り扱っていたりして素敵なお店です。そちらも、ぜひ!!

Auberge de Primavera オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ
長野県北佐久郡軽井沢町 1278-11
TEL:0267-42-0095

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May 04, 2007

趣味は山菜採り

KUROの隠れた趣味は(いや・・・ひとつも隠れてないけど)、山菜採り。

春を告げる山菜の王様「たらの芽」も、今が食べ頃です。
うっすらとほろ苦い春の味は、やっぱり毎年食べたくなる味。
そして、何度でもやっぱり天ぷらで食べたくなる。

たらの芽

今日の収穫。この写真の3倍くらいの量を20分くらいの間に採取できたらしいので
なかなか好成績。
でも、このサイズを見るにつけ、先客がいたのは想像に難くない。

KUROいわく
軽井沢の、とある林道から少し入った別荘地とも藪ともつかぬそのエリアは
出遅れてさえいなかったら、30分以内でスーパーのレジ袋(大)に
いっぱいになるくらい、タラの木が林立する場所らしい。

詳しい場所は私にもは教えたくないんだってさ。ケチ!

「コシアブラ」は、あと1週間後くらいが、狙い目とのこと。ご相伴に与るのを楽しみに・・・。

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May 03, 2007

いつも混んでいるお家のようなお店

mugen01 

このお店が今の場所に移転してから、もう何年経つでしょうか?
地元の人にも、別荘の人にも、愛されている欧風のビストロ。
軽井沢駅前にあったときから、そのこだわり度は定評がありましたが
塩沢通りに移ってから、いいお客さんがいっぱいついた感じがします。
週末は県外ナンバーの高級車が止まっていることが多いようです。
何度も行った事はないけど、いつも混んでいるみたいです。

予約をしてから行った方がいいと聞いているので
「今から○人いいですか?」と電話をすると、
「ごめんなさい。今日は・・・」と断られることが多かったけれど
今回は、フリーで行ったのにたまたま席が空いていてラッキーでした。

ちゃんとした人がちゃんと作ってるちゃんとした小料理。
軽井沢には、こういうお店がすごく少ないので、とっても貴重な存在だと思う。
どれもこれも、すごく美味しいです。

コースもあるけど、単品でいろいろ頼む方が楽しいと思うな。
黒板には、頼んでみたいメニューが目白押しなんだもん。
その中でも、特におすすめなのがコレ。
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ピンが奥の方に合ってしまいましたが・・・フォアグラのパテとプルーンの赤ワイン煮
チビチビとお酒を飲むには、かなりいい“アテ”ですよー。
遠くでちょっと味噌味がする感じです。

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最近は飯田の豚は有名ですが、自家製ロースハム
田舎で暮らすなら、ハム作りってしてみたいことのひとつですが、
根性ナシの私には、絶対ムリなので、こうして、マジメな職人さんのつくる
いい塩加減のハムをいただくのが、幸せ♪
あわせてあるMAIYUのディジョンマスタード(多分・・・)との相性もバッチリです。

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グリーンピースのポタージュ
素材の味がしっかり活きていて、素直に美味しい!

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かつおのたたき ガーリック醤油 
たっぷりの肉厚のかつおの上に、香味野菜がのっていて、これもお酒が進む一皿。

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鶏のコンフィ
しっかり脂を落として香ばしく焼き上げてあるので
出てくるまでに、ちょっと時間はかかったけど、大満足!!久しぶりに美味しい鶏でした。
こっちにあわせてあるのは、ポメリーの粒マスタード(多分・・・)

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そして〆は 野沢菜とジャコの焼き飯
香ばしさと、ポソポソ加減と、上にのっけてあるちょっと甘い梅とのバランスが
絶妙ですわよ。

他にも、人気メニューは、たたき海老の春巻 とか あじのカリカリ焼バルサミコ風味 とか
試してみたくなるものがいっぱい。

友達を誘って行きたくなるタイプのお店ですよ♪
通りがかりに、フラっと寄れるような立地ではないけど
お家のような隠れ家のような雰囲気が人気の秘密・・・だと思うので
場所を詳しく説明するのは、やめておこうかな。

欧風小料理 無限
長野県北佐久郡軽井沢町長倉746-2
TEL:0267-46-0201
17:30〜22:30(L.O.)/火曜休

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May 02, 2007

軽井沢のゴールデンウィークは

すっかりブログをお休みしてしまいました。

ここのところ休みが取れず
日付が変わる前におウチに帰る・・・が目標の日があったりして
家のPCの前には全く座らない毎日を、過ごしてしまいました。

今日は、KUROが会社の食事会とかで、迎えに行かなきゃかな・・・なんて
スタンばっていたら、今日はお酒を飲まないというので
久しぶりにブログを書いてみよう・・・という気になりました。

お返事もしていなかったり、毎週のお約束を破ったりして心苦しいのですが
皆様お許しくださいませ。

さて、ようやく軽井沢にも遅い春がやってきて
外車や、品川、練馬、横浜、湘南ナンバーが目立つようになりました。
そして、ゴールデンウィークの人の賑わいとともに、桜の花もやっと開花です。
4月は寒い日が多かったので、平年より数日遅い開花だったみたいです。

GWに入る前に、おすすめショップ情報をアップしたいなーなんて思っていたのですが
私の怠慢で、既にGWも中盤・終盤?ですね。

紹介するネタは、実は、去年の秋に仕入れたものなのですが
すぐに冬季休業に入ってしまったので
今頃アップしてる、おバカさん・・・写真も晩秋のものですが、どうかお許しを・・・。
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今年は4月21日からOPENした中軽井沢のカフェCottage415
使い勝手のよさそうな雑貨も売っていて、ケーキもテイクアウトできる大好きなお店です。
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GWに桜が満開になる軽井沢ですから、ここのテラス前のガーデンが新緑に彩られるには
もう少し時間はかかりそうですが
とっても気持ちのいい空間が広がっていて、もちろんワンちゃん連れの
おすすめスポットになっているはず。
もう軽井沢のカフェでは [ワンちゃんの受け入れ] は、必須条件になりつつあります。

cattage415 03cottage415 05

店内に入るとまず、手前にギャラリー風のスペースがあって、その奥がカフェスペース。
梅雨時もストーブが活躍するかもしれません。

この日は友達とふたりでランチに行ったんだけど、
卵に目がない私は、ふわとろオムライスをオーダー。
卵もさることながら、完熟トマトの甘いケチャップも美味しいです。

cottage415 04

友達は415プレートを。
ボリュームたっぷりのサラダに、スープとパンのセットされたヘルシーなプレート。

これで、すごくお腹がいっぱいになって“デザートは別腹・・・”が無理だったので
ケーキはテイクアウトして、夜食べました。
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ふわふわのロールケーキは甘さ控えめです。

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葡萄のタルトもとっても上品な味。・・・だけど、季節はずれで、ごめんなさい。
今の時期には、無いはずなので、悪しからず。

くらしの道具/カフェ Cottage415
長野県北佐久郡 軽井沢町長倉2141-415
TEL:0267-44-4415
火・水曜定休
地図はWebサイトに載っています。

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March 29, 2007

シェ・カジワラ

軽井沢では有名なケーキ屋さん。中軽井沢駅近く。
梶原さんは、かつてNHKの「きょうの料理」の講師もつとめていたことがある方で
スイーツはどれも、なかなか上品な感じで、お遣い物にも重宝するお店です。

シュークリームとか、小さな生チーズケーキの「軽井沢たまご」なんかを
いただくことが多いですが、私が好きなのはチーズパイ。

これは、ホワイトデーにいただいたプリンです。
chez kajiwara

美味しかった♪なめらかです。きめの細かい、繊細な味。丁寧にお仕事されている感じがします。
このプリンは、キャラメルソースが別容器に入っていて、ノーマルなのや、ビターなの
他に、ブルーベリーソースみたいなのもあったと思う。
でも私は断然、ビターキャラメルを推薦します!!

シェ・カジワラ公式サイト
長野県軽井沢町中軽井沢4-2
TEL:0267-44-1780
10:00〜19:00 火曜休

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March 28, 2007

元気が欲しいとき

久しぶりに軽井沢のお店の紹介をしたいと思います。
遅くなったけど、1月の終わり頃に行ったときのレポート。

お店の名前は「Ogosso」(オゴッソ)-----こちらの方言で、ご馳走って意味です。

ogosso4

居酒屋なんですけど、お昼も営業しているので
ぎたろう軍鶏の親子丼ぶりとか、他にも丼モノやシチューなんかが食べられます。

ここのオーナーのトシさんには、何度支えてもらったことか。
私が20代の頃から、フラれたとか、仕事に行き詰ったとか、20代にさよならだよ〜とか
何かちょっと元気になりたい気分の時にお邪魔していたお店は
佐久の中込というところにあった。
20代の私はトシさんのことが大好きで(今も大好きだけど)---というより憧れていて
仕事にまっすぐに向き合って、客にも、家族にも同じように愛情を注いでいる彼を
すごく尊敬している。
彼はいつも目がキラキラしている。

お料理も美味しいし、お店の雰囲気もいい。いつも活気があって、いつも混んでいるお店だけど
美味しいお酒と美味しい料理もさることながら、彼に会いたくてやってくる常連さんも多いはず。
軽井沢のお店は別荘客がすごく多い。

彼が軽井沢にお店を出すと聞いて、すごく嬉しかった。
はじめは、駅の近くに出したんだけど、あんまり宣伝もしていないのに
いつ行っても、円いカウンターは満席。やっぱり、みんな彼と話がしたくて来るのかな。
どんどんどんどん人気が出てきて、去年の暮れに新装移転オープンをした。
1月2月は完全にクローズしてしまうお店が多い、冬の軽井沢で
敢えてその時期を狙ってオープンするあたり・・・さすがですね。読んでる!

ogosso2
ここは軍鶏がイチオシのメニュー。
軍鶏のすき焼き鍋も人気みたい。でも、とろっとろの親子丼もすごく幸せです。

ogosso1
この新聞紙の上にのっかってくるコロッケもお気に入り。

この日は私たちはカウンターで女4人で、ビールや焼酎を飲んでいたんだけど
お隣のお客さんが飲んでいた「おりがらみ」っていうのが美味しそうだなーなんて
ちょっと興味ありげな顔してたら-----さすがトシさん!!
早速その空気を察して、小さなグラスをまわしてくれた。
こういう空気が読めるところが、カッコいいんだよね。

ogosso3

この日本酒。またも信州・下諏訪のお酒でした。
フレッシュっていうかジューシーっていうか12月の新酒だったみたいなんだけど
とても美味しかったです。日本酒がお得意な方は是非♪

お店としては、まだまだ企んでいることがいっぱいあるらしく、ますます楽しみです♪
軽井沢には、他にあまりないタイプのお店なので、
こちらに来られることがあったら、思い出してみてくださいね。

お店の様子は、お客さんがいっぱいだったので、撮影しませんでした。
↓↓↓こちらでどうぞ。
Ogosso公式サイト
(音が出ますよ)
長野県軽井沢町長倉1999-1
TEL:0267-42-6339
11:30〜14:00/17:00〜23:00 水曜休

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January 08, 2007

いや〜降った降った!

雪景色

土曜、日曜と、久しぶりに(というか今シーズン初めて)
軽井沢にも、まとまった雪が降りました。

そして今日は、朝から晴れやかな天気。
きっと綺麗だろうな〜と思って
朝日に雪がキラキラ光っているところを見たくて
雪で枝が撓んでいる白いトンネルをくぐりたくて
別荘地の方をまわって、会社に行きました。

携帯カメラで慌てて撮ったので、思いっきり手ブレってますが---。
(どうもマクロ設定にしていたらしい)

清々しい朝でした。
あー滑りに行きたいっ。今日は最高のスキー日和でしたね。

ところで、木漏れ日がまぶしいこの樹のトンネルのところで
(白い雪の季節でも、緑の発破の季節でも)
千住明さんの「“日本 映像の20世紀”エンディングテーマ」を聴いたら
涙もの。(前にも書いたことだけど

昨日、千住さんのこと、ちょっと↓↓↓な記事を書いてしまったので
一応フォローのつもり。えへへ



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October 05, 2006

無彩庵

無彩庵1





















通勤や移動で、数日に1回くらいのペースでこのお店の前を通る。
朝早くから(と言っても、私が出勤する時間だから、ちっとも早くないか・・・)
お店のスタッフが一生懸命、道路の掃除をしているのをよく見かけます。

軽井沢の「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」・・・と言ったら、ちょっと有名なお店。
夏から秋の週末は、なかなか予約が取りづらい
軽井沢特集の組まれる雑誌には、必ずと言っていいほど顔を出すフランス料理の名店。
今日はその姉妹店のことを紹介します。

「無彩庵(むさいあん)」は「・・・タムラ」をカジュアルダウンしたお店で
ランチのコースだったら¥3,000で食べられる。

無彩庵2




























ここがエントランス。植栽には、かなりお金をかけて整備されているみたいで
様々な種類の木々の足元には杉苔が敷き詰められています。
木も年々大きくなってきているので、通りからはガラス張りの店内の様子を
伺い知ることはできないんだけど・・・。
お店の名前のとおり、モノトーンでまとめられた店内で
軽井沢の季節を間近に感じて食事ができる。

無彩庵3






















今回、私はカウンターで、キャビネットを兼ねている大きな鏡に映る
まだ色づき始めていないモミジを眺めながらランチ。

無彩庵4























このオードブルが最高でした。名前は忘れちゃったんだけど
バルサミコ酢とオリーブオイルで和えたライス(何か南国系のフルールの香りもしました)の上に
穴子の白焼きがのった一皿。
是非、お家で試してみたい“初めての味”でした。
そっか、バルサミコだってお酢だもんね。“洋風すしメシ”か。

でも、メインのお料理はちょっと選択を間違えたかな。
好みと合わなかったのか何だかわからないけど、あまり楽しめなかった。
お酒飲まなかったからかも・・・。

無彩庵5























それよりも私が嬉しかったのは『大吟醸のトマトジュース』
熟して形は悪いけど、採りそびれた畑のトマトを搾ったらきっとこんな味なんだろうな
・・・というコクも甘みもたっぷりのまるでフルーツジュースのような味わい。

それから、もうひとつ。デザートの『りんごのパリ・ソワール』最高でしたっ!

無彩庵6




























この蓋をあけると、そこには・・・
フランス料理では有名な「パリ・ソワール」=ヴィシソワーズとコンソメの
2層の冷製スープに見立てたりんごのスープが。
ゴールデンカラーのりんごのジュレとクリーミーなりんごのスープの2つの味が楽しめるの。

混濁している果汁と透明な果汁と2種類の品種のりんごを使っているってこと?
それとも、時間をかけて分離させているとか?!
詳しい製法や品種はよくわからないんだけど
とにかく、季節感ムンムンのりんごのスペシャルデザートです♪
んでね、嬉しかったのが
りんごの種に見立てた小さなチョコレートが一粒だけ入っていたこと。
その控えめな甘さと遊び心がとっても楽しくて、
その日のいちばんお気に入りの一皿になりました。


だけど、スタッフの対応は、かなりドライ。というかコワイ(苦笑)

でもでも、食事の最後の頃、ランチだったのに
マダムが本店『・・・タムラ』の方から、来てくださって
(それはもちろん私たちのためではなく、その後にご予約されていた常連さんらしき
別荘客のお相手のためですが)
カウンター越しに、素敵な笑顔でさらっとプロフェッショナルな会話をしてくださったので
とても気分がよくなりました。さすが、マダム!!
勉強になります。

無彩庵  むさいあん 
軽井沢町長倉1891-50
TEL:0267-44-3930 
9:00〜14:00/17:00〜21:00 月・火休み 

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September 12, 2006

軽井沢の植生

やっぱり軽井沢の気候って独特なのですね。

紫陽花毬栗

















もう冴えた月夜の頃だというのに紫陽花も咲く軽井沢。
かと思えば、毬栗の黄緑も美しく・・・。

2日ほど前に撮った写真です。念のため。

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