音楽のチカラ

December 16, 2008

ほっこりクリスマス

クリスマスまであと一週間あまり。
今年はどうしようかな〜・・・と、毎年直前までプランが決まらず
いつもウダウダしている私ですが
ロマンチックなクリスマスは、たぶん一生オアズケだなー。

今年はスキー仲間か、仕事仲間か、お友達か…どの組み合わせかの忘年会を兼ねた
クリスマスパーティーのどれになるのかなー?ってかんじだけど。
でも、それが本来のクリスマスの在り方だね。

そんな時に活躍させてあげたいCDがコレ。
Happy Merry Christmas!
Happy Merry Christmas!
クチコミを見る

前に紹介した ティルのクリスマスアルバムはムーディー&ゴージャスなので
ホームパーティーにはこっちがいいかも。
---ていうか、ティルは11月から聴きすぎたかもね(苦笑)

これは広島で活動していた(今は東京)の3rdアルバム。
アコーディオンは、ヴォーカルの満田智子さんとギターの木村恵太郎くんのデュオ。
私は、満田さんの声もだけど、顔が好きなのだ。

曲目も素直ですぅ〜って空気に馴染んでくるので、お店のBGMにも使っています。

1. Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow
2. Santa Claus Is Comin’To Town
3. Winter Wonderland
4. White Christmas
5. Fly Away, Butterflies
6. Have Yourself A Merry Little Christmas
7. Sleigh Ride
8. Oh Happy Day
9. The Coming Of Snow
10. The Christmas Song

5曲目と9曲目がオリジナルのよう。
プロデュースしたのは、naomi&goroの伊藤ゴローくん。がんばってるなー。
ジャケットのイラストもほっこりするね。

アコーディオン…これからも応援したいおふたりなの♪

achordion official Site

takamaien_n at 20:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 07, 2008

クリスマスのお支度

私のクリスマスの準備は、まずクリスマスソングありき。
紅葉が終わりかけてきたなーと思ったら、CDラックの奥の方から
“クリスマスもの”を引っ張り出してきておいて
カレンダーが11月に替わったら、クリスマスソング解禁!…という習性?があります。

でも今年はちょっとフライングをしました。どうしてもガマンできなかったんだもん。11月まで・・・。
11月7日にして、ずいぶん聴き込んじゃった♪

ザ・クリスマス・アルバム
ザ・クリスマス・アルバム

1. ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス|もろびとこぞりて feat.ベルリン・ドイツ交響楽団
2. ホワイト・クリスマス
3. サンタが街にやってくる feat.ニューヨーク・ヴォイセズ
4. ラスト・クリスマス
5. きよしこの夜 feat.ベルリン・ドイツ交響楽団
6. ホワット・アー・ユー・ドゥーイング・ニュー・イヤーズ・イヴ feat.フランク・マッコム
7. ベター・ザン・クリスマス feat.イヴォンヌ・カッターフェルド
8. ノーツ・オン・スノウ feat.クリス・ボッティ&ドミニク・ミラー
9. ウィンター・ワンダーランド feat.スティーヴィー・ウッズ
10. ムーン・リヴァー feat.フランク・カステニアー
11. ネイチャー・ボーイ feat.キム・サンダース&ドン・グルーシン
12. クリスマス・イズ・ネヴァー feat.カーティス・スタイガース
13. 蛍の光 feat.ベルリン・ドイツ交響楽団
14. レット・イット・スノウ (ボーナス・トラック)
15. (エンハンスド)ホワイト・クリスマス (ビデオ・クリップ)

なぜか「ムーン・リバー」もクリスマスソングとしてラインナップされている。
ここんところが、彼のセンスなのかしらね?

1曲目でいきなりテンションがぐぐぐーーんとあがります。

…そして、そのまま華やかさに突き進むのかと思わせて、2曲目で魅せる
「ホワイト・クリスマス」を知り尽くしたティルのクールなコードの解釈。
すごく素敵です。
惚れる!マジメに!!

中〜後半の女性ヴォーカルものは、私はいらなかったんじゃ???とも思うけど
ベルリンフィルの「きよしこの夜」がティルの生き方を素直に表している気がして
すごく好感のもてる一曲。これでチャラね。

このCD去年の作品だけど、今年いちばん聴き込むクリスマスCDになることは間違いナイ。

お時間のある方、よろしければ視聴なさってみてくださいね♪

ティル・ブレナー / ザ・クリスマス・アルバム(listen Japan)

takamaien_n at 01:58|PermalinkComments(6)TrackBack(1)

April 16, 2008

そろそろ窓を開けて…

スリープ・スルー・ザ・スタティック


軽井沢の桜はまだまだですが、でも風が春になったよ…。

花粉症もそろそろ終わりかなーという季節なので、そろそろ気持ち良くドライブができそうね。

そんなドライブミュージックをゲットしようと思って先日HMVで視聴をして
気になっていたCDをアマゾンで購入。
(HMVさんごめんね…ほんとはそこで買うつもりだったんだけど
気持ち良く視聴してたら、「アノ。お客様そろそろ…」と声をかけられるまで、
閉店時間を過ぎていたのに気付かず、「あわわわ・・・すみません!帰りますって!」言って
慌てて帰ってきちゃったのよ。
だったらHMVサイトで買えってカンジですよね。とにかくごめんなさい(苦笑)

このCDは、どちらかというと私のコレクション的にはめずらしいジャンルなんだけど
ハワイのシンガー・ソングライター:ジャック・ジョンソン。
もとトップサーファーであり、フィルムメーカーであり、今はエコロジストでもり…。
このアルバムのケースもブックレットもリサイクルペーパーだし、インクも植物性なんだって。
彼のノースショアのプライベートスタジオにはソーラーシステムが完備されていて
レコーディングの音源も、みんなこれでまかなっているっていうからスゴイよね。

でも、こういうのを今どきのサーフミュージックっていうの?
オーガニックな音楽とか言われているのね。ふーん♪いいわ ナカナカ。
海の存在がとっても遠い山っ子なもので、今どきのサーファーに支持されているのが
こういう路線だって知らなかった。
もっとハードコアな曲ばかりかと・・・時代錯誤してますかね。私。

でもこんな私もにも、ノースショアのビーチでギターって、実は思い出がありますの。
20代の頃に。

ドール工場の脇をオンボロ(だったように感じる)バスに乗って、坂道を下って行った時
正面に見えたノースショアの海の美しさは今でも忘れられないなー。
その景色をずっとずっと忘れたくなくて、ビーチに座って夕暮れになるまで
ずっとサーフィンを眺めていたっけ。
傷心旅行ってわけじゃなかったんだけど、少し背伸びして仕事したり恋したりするのに
ちょっと疲れたな・・・なんて思って、ひとりで行ったノースショア。
ジャックの歌を聴いていたら、あの時の光景がくっきり蘇ってきたわ。何だか懐かしい。

そういえば彼、先週末に来日して横浜赤レンガ倉庫でライブしたのよね。
CDもすごく売れているみたいね。

アコースティック感が気持ちよくって、ドライブにもぴったりな気がします。
ドライブ休日が取れるのは、あとひと月くらい先になりそうなので
まずは、通勤の行き帰りに気持ち良く聴いてみることにしよ。

視聴はこちらがおすすめです♪ ユニバーサル・ミュージック


彼の前作(3枚目のアルバム)『In Between Dreams』の中の1曲目「better together」も
大好きな曲。
ウエディングシーンでもよく使いたくなる曲です。


“「一緒にいるっていいな…」”って歌詞がね、ぴったりよね。
何かさ、ハミングして一緒に歌いたくなるっていうか、ピースフル!
ジャックみたいなナチュラルな歌声で言われたいねぇ。

Jack Johnson オフィシャルサイト



takamaien_n at 13:50|PermalinkComments(8)TrackBack(0)

March 29, 2008

映画 「プロヴァンスの贈りもの」

プロヴァンスの贈りもの


2週間ほど前に、DVDで鑑賞。
展開もわかりやすく、結末も最初からだいたい見えてるので
ラクに、ゆるゆるホワーンと観れるいわゆる“和み系”の映画。

原作はピーター・メイル。
彼の作品に一時期(15年前くらいですか?)ハマったいう人も多いのでは?と思いますが
御多分に洩れず我が家もその口。
でも、本はすいぶん前に BOOK OFF に売却してしまったらしく見つからず…。

リドリー・スコット監督ととラッセル・クロウ…あの『グラディエーター』コンビの作品とは思えない
風光明媚な光に満ち溢れたプロヴァンスが舞台の軽いタッチのラブ・ストーリー。
というかコメディタッチのスローライフムービーって感じかな?
イギリスvsフランス対決!!なお茶目さも、随所に見られて意外と楽しい。
特に 【フレッド・ペリーvsラコステの?熾烈な闘い】 は、見ごたえ十分!!

んで、「エイリアン」や「ハンニバル」のリドリー・スコットが、なんでまた
“ワイン映画”なんかを撮られたのかと思ってたら
彼もプロヴァンスにぶどう畑を所有しているんだそうで。
ピーター・メイルと一緒に、僕たちの(!)映画をつくっちゃおうゼ。っていう感じなのかしら。
ふたりは30年来のお友達なんだって。

さてストーリーは。

ロンドンで腕利きの金融トレーダーに成長し、優雅なシングルライフを楽しんでいる
マックス(ラッセル・クロウ)のもとに届いた一通の手紙。
---それはマックスの人生の師でもあり、いちばん心を許していた大切な友でもあった
ヘンリーおじさん(アルバート・フィニー) の訃報。
子供時代に、毎年のバカンスをプロヴァンスにあるヘンリーおじさんのブドウ園で
過ごしていたマックスにとって
そこは今の彼を生み出した場所でもあり、アイデンティティを見つける場所でもあったのかも。
マックスおじさんが彼に残したかったものは、古びたシャトー“そのもの”ではなくて・・・「
「人生はハーモニーとバランスだ」というヘンリーおじさんのこの台詞そのものだったんじゃないかな。

プロヴァンスの贈りもの



見どころは、そのプロヴァンスの美しさはもちろんなんだけど、
主人公マックスの少年時代を演るフレディ・ハイモアくん(「チャーリーとチョコレート工場」はもちろん
でも彼は何といっても「ネバーランド」が最高!)の、完璧なお芝居と
ぶどう園で働く家族が何とも言えないいい味出してる。デュフロ夫妻とおじいちゃん、最高!!
それから、地元のレストランオーナー・ファニーを演じるマリオン・コティヤールの脚線美も必見。

あとは、音楽のセンスのよさかなぁ。
この映画の音楽担当は、ドイツ人のマーク・シュトレイテンフェルドって方。
グラディエイターやラスト・サムライなんかでも実績のある人らしい。
オリジナル・スコアも、とっても綺麗なんだけど、
プロヴァンスで過ごした少年時代をフラッシュバックさせるのに使われている
アナログ音源の音楽の選び方が素敵です。ほんと。

この映画の紹介のどこかに「人生には休暇が必要。でも、もっと必要なのは恋とワイン!」
---とありました。
忙しい方はぜひ観てね。そしてプロヴァンスへいらっしゃ〜い!っていう映画なんですね。
そして、かなりの確率でワインが飲みたくなるはずよ。

こんなにオシャレに…はいかないけど
我が家の目指すライフスタイルの方向性を、示してくれていた映画でもあります。
プロヴァンスも行きたい旅先のひとつ。でも、差し当たり私はとりあえず サントラで 我慢かな。

サントラはね、ラッセル・クロウが“くわえ葉巻”でゴキゲンなシーンでかけていたレコードが
ウエディングマーチ(メンデルスゾーンの)をフューチャーしたサンバでね
なんか素敵だったのよ。仕事で使いたいなーと思ってね。
マダム・デュフロが、ノリノリで踊ってるシーンの曲よー。
結婚式の『乾杯!』の後の曲にバッチリじゃないかしら?
そしてそのままこのサントラを歓談中にかけて…っと。
ウンウン、なかなか和やかなパーティシーンが想像されまする。
なので!サントラ早速買っちゃった。

プロヴァンスの贈りもの


ブログ書きながらかけてましたが、よいよナカナカv

相方のKUROは、エンドロールの「ビキニスタイルのお嬢さん」に反応してました。
日本でもたくさんの方がカバーしている名曲だけど
これは、カイロ出身のシンガーがフランス語で歌っているのよ。すごくキュート♪

そして公式サイトにも美しい「オンブラ・マイ・フ」が流れています。
映画 プロヴァンスの贈りもの
公式サイトなのよね?フランス政府観光局のサイトの中に組み込まれているの…

「アメリカン・ギャングスター」も「エディット・ピアフ 愛の讃歌」も
早速観なくちゃですわね♪

2006年/アメリカ
[監督]リドリー・スコット
[原作]ピーター・メイル
[出演]
ラッセル・クロウ@マックス
アルバート・フィニー@ヘンリーおじさん
フレディ・ハイモア@子供時代のマックス
マリオン・コティヤール@ファニー
アビー・コーニッシュ@クリスティ
ディディエ・ブルドン@農夫デュフロ
イザベル・カンディエ@ヂュフロ夫人


takamaien_n at 18:41|PermalinkComments(8)TrackBack(6)

February 02, 2008

もうすぐだね…

バレンタインデーまであと10日と少し。皆様、今年はどんなチョコレートを??

…田舎暮らしの私には サロン・ド・ショコラ も 遠い世界のお話だったし
雑誌もちっとも買っていないし、流行りのショコラティエも、ちんぷんかんぷん。

まあネットでお取り寄せを少ししてみたのと、近所のディスカウント系スーパーで
最近お気に入りの、掘り出し物のFUJIYAのチョコレートを義理チョコ用に買い占め(?)ようかな…と
思っている程度です。 

マイ・ファニー・ヴァレンタイン

さて、そんな訳で、今日のテーマはチョコレート…ではなく、音楽のお話。
バレンタインが近づくと何となく聴きたくなるCDのこと。

「マイ・ファニー・バレンタイン」
この有名なスタンダードナンバーは、本当にたくさんの人が唄い、演奏している名曲だけど
私は、彼女の解釈がとても好き。
私自身は、そんなにたくさんの「マイ・ファニー・バレンタイン」を聴き比べているとは
言えないだろうけど
とにかく彼女の「マイ・ファニー・バレンタイン」が大好きです。

彼女…とはリッキー・リー・ジョーンズ
特にメジャーとは言い難い、アメリカのシンガーソングライター。

私が彼女の曲を初めて聞いたのは、たぶん20年近く前になるのかな?
確か、六本木のWAVEに背伸びをして出かけて、視聴をしながら何時間も過ごして
見つけたのうちの1枚にリッキーのデビューアルバムがあったような気がする。

それから数年たって、よく遊びに行っていたショットバーで、彼女の曲がよくかかっていて
ますます好きになったんだよなー。

気だるい印象もありつつ、でも浮遊感みたいな、コケティッシュな雰囲気なんかもあって
リッキー・リー・ジョーンズって人は、不思議ワールドに住んでいる人なのだ。
どこかに万華鏡みたいな歌だって書いてあったなー。
ほんとにその通りだと思う。なんか飽きないのよねー。
声と顔が可愛いからかな・・・重苦しさがなくって、歌はすごく上手いのに
正統派路線じゃないところにも、逆にクレバーさを感じるし
彼女の生きてきた「人生の厚み」みたいなものも感じるんだよね。
んで、もっともっと深いところが見えそうで見えないような
もしかして、はぐらかされているんじゃないかと思えるような感じも
実は何だか心地よかったりして?

フォークや、ブルースや、ジャズや・・・いろんな要素が詰まった
私にとっては“玉手箱的な”シンガーです。

これからも、ずっとお世話になります♪

ポップ・ポップ


これもいいよ〜v ジャケット可愛いよね。完成度すごく高いアルバムだと思う!

 
リッキー・リー・ジョーンズ オフィシャルサイト


takamaien_n at 23:58|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

January 08, 2008

魔法のメロディ

Yo-Yo Ma Plays Ennio Morricone

今日は何だか眠れないので、静かにこのCDを聴いています。

私の宝物のような一枚。
1曲目の、映画『ミッション』のテーマ曲「ガブリエルのオーボエ」から
そのあまりの美しさに泣きそうになります。モリコーネの名曲中の名曲ですよね、コレ。

本当に贅沢なCDです。

ノスタルジックな雰囲気が漂う1枚なので、私が担当する結婚式の当日にCDコンポの準備があるなど
環境の整っているブライズルームやホテルのお部屋で、私が勝手に選んで
これをかけて差し上げることもあるんですけど、カップルにかけたいCDを選んでもらうと
モリコーネ!いいですね!お願いしますと言われることもある。
でも、結婚式当日にはちょっと暗いか…。もっと華やかさが必要だね。
個人的な嗜好を押しつけたら、いかんな。

ヨーヨー・マのとても真摯な演奏が、モリコーネに対する敬愛に溢れていて
だから涙を誘うのかしら。
何度でも何度でも聴きたくなる。

このジャケットのふたりの穏やかな表情がこれまた本当に素敵でしょ?


収録曲は以下のとおり。

『ミッション』
1 :ガブリエルのオーボエ
2 :滝

ジュゼッペ・トルナトーレ組曲
3 :『海の上のピアニスト』〜愛を奏でて
4 :『ニュー・シネマ・パラダイス』〜ノスタルジア
5 :『ニュー・シネマ・パラダイス』〜ルッキング・フォー・ユー
6 :『マレーナ』〜メイン・テーマ
7 :『記憶の扉』〜メイン・テーマ

セルジオ・レオーネ組曲
8 :『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』〜デボラのテーマ
9 :『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』〜コック・アイズソング
10:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』〜メイン・テーマ
11:『ウエスタン』〜メイン・テーマ
12:『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』〜黄金のエクスタシー

ブライアン・デ・パルマ組曲
13:『カジュアリティーズ』〜メイン・テーマ
14:『アンタッチャブル』〜死のテーマ

『モーセ』と『マルコ・ポーロ』組曲
15:『モーセ』〜ジャーニー
16:『モーセ』〜メイン・テーマ
17:『マルコ・ポーロ』〜メイン・テーマ

『レディ・カリフ』
18:ディナー
19:ノクターン

ボーナストラック
20:愛を奏でて『海の上のピアニスト』チェロ&ピアノ・ヴァージョン
21:ガブリエルのオーボエ『ミッション』チェロ&ピアノ・ヴァージョン


-----で、どうして今日モリコーネが聴きたくなったのか考えてみた。


ここのところ、ちょっと感傷的になっている自分がいるのは事実なのだけど
他にも理由が見つかったわ。


昨日から始まった今年の大河ドラマ『篤姫』 
−幕末の島津藩の斉彬の養女になり、13代将軍・徳川家定の正室となり
やがては大奥の総帥として徳川宗家のため生き抜く女性の一生を描いたドラマ−

去年の大河『風林火山は』ロケ地が地元だったこともあり、50回すべての回を見ました。
ほとんど録画で、見たのは放映2日後とかでしたけど、ね。
今年も気合いを入れて見るぞーと、今から意気込んでいます。
(注:ただしレビューは期待しないでくださいまし(苦笑))

ただね、オープニングロールが好きじゃないのよー。これから好きになれるかしら?
クリエーターさんは、朝の連ドラ「ちりとてちん」と一緒かなー?
蝶々とか飛んでるところとか、そっくりだったんだけど…。
良くいえば、ちょっと“クリムト”っぽかたりもするかな?なんて、ちょっと褒めてもみる。

家老の調所役の平幹二朗さんの巧さには、唸りましたし(尊敬!)
主人公を演じる宮崎あおいちゃんは、可愛くて、眩しくてよかった♪
小松帯刀役の瑛太くんも、やや民放ちっくな感じだったけど、フレッシュな感じで
好感度大。
でもでも、男くさーい去年の大河に、どっぷりと浸りきっていた私には
正直なところ、慣れるまでにすこーし時間がかかりそう・・・かな。

でねでね、音楽がね…物足りなかったのよ。
まあ、去年は情感たっぷりの千住明さんだったからねー。
かなりインパクトもあったんだよね。大好きな作曲家さんなので♪

それで、何かもっとこう心にぐっとくる音楽が思わず聴きたくなって
このCDを引っ張り出してきたってわけ。

でも今、そのおかげでとても豊かな気持ちなので、篤姫にも感謝。
来週からもしっかり見るよー。

NHK大河ドラマ 篤姫公式サイト

ヨーヨー・マ プレイズ モリコーネ(amazon) *視聴OKよ


takamaien_n at 02:37|PermalinkComments(6)TrackBack(2)

November 23, 2007

空気清浄機代わり?

クラシカル・エヴァー!コーラス

毎年のお約束。

自分の誕生日を過ぎるとラックの奥の方からクリスマスのCDを出してくる。
今年は、コーラスものばかり聴いています。

私がこのCDでいちばんよく聴くのは、アッレグリの「ミゼレレ」 

KUROには眠くなるからやめてよ。と哀しいことを言われるのですが
バチカンのサンピエトロ大聖堂の隣にあるシスティーナ礼拝堂で
門外不出と言われた秘曲(それも9声部!!)を
モーツァルトがローマをお父様と旅した際に
14歳にして、一度聴いただけで、ほぼ完璧に近い楽譜をおこしたという
いわくつきの名曲。

モーツァルトにどこまで近づけるか。。。と、無謀にもと音を一生懸命追うのですが
全く問題外!! ものの一小節も、それも1声部でさえ、私には無理そうです。

静かに心癒されているのが、私には合っています。
クリスマスももうすぐ。ホーリーな雰囲気に包まれてココロもお部屋も綺麗にしましょう。

このCDの視聴できるところが見つかりません。

でも ミゼレレ を「You tube」で紹介している素敵なサイトを見つけました。

hayatoの響音窟さんの、涙腺決壊音楽選集

ここ、すごい奥が深くて・・・私、はまりそうです。

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November 20, 2007

フラメンコライブに行きたい!

真夜中の洞穴フラメンコ~現地録音ジプシーの歌と踊り~

秋はフラメンコが聴きたくなる時季ではありませんか?違うか?
スペインって夏かな?
アンダルシアは ひまわり ってかんじだもんね。。。
でも、なぜだかスペインの曲が急に聴きたくなって、このCDを買ってみた。

スパニッシュギターのCDはサビーカスとかパコ・デ・ルシアとかは何枚かあるので
定期的に聴きたくなるジャンルのひとつだったけど
今年の秋は、トケ(ギター演奏)ではなくて、カンテ(歌)が無性に聴きたくなって。

ボリューム上げて聴き込んでいます。

…が!

フラメンコは、やっぱりライブでみたいなー。
結婚式の余興で見せていただいたことは何度かあるけど、本格的なのは未体験です。

激しく床を踏みならす音と振動と情熱に包まれて、シェリーに酔う。。。
いいなーいいなー、なんか大人だなー。

グラナダに行きたいよぉ。

視聴ができるのはこっち(TOWER.JP)

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November 16, 2007

ホッとする声

Smilin’

久しぶりに音楽のハナシ。
今このブログを書いているBGMがこのCD
大阪のライブハウスからスタートしたらしいジャズシンガーnoonさんの
たぶん3枚目のアルバム。

でもジャズっぽくない、すごくリラックスしたアルバムなの。
背伸びをしていない感じで、何だか鼻歌かハミングを聴いているかのような気持ちさえしてくる。
彼女の歌声はまさに“BGM”にぴったりの一枚。
ヘッドフォンでじっくり聴くタイプの曲ではないけど
心地よさがあたりに漂って、ほんのり幸せ♪って雰囲気に包まれている。

このCDには、ジェイムス・テイラーやカーペンターズ、レイ・チャールズなどの
スタンダードな曲ばかりが集められていて
どれも私の好きな曲ばかり。

1. スマイル
2. ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト
3. ラヴ・レター
4. 500マイル
5. ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト
6. 黒いオルフェ
7. エヴリタイム・ウィ・セイ・グッバイ
8. ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイン・オン
9. アイ・クッド・ライト・ア・ブック
10. スーパースター
11. ユーヴ・ガット・ア・フレンド
12. ハレルヤ・アイ・ラヴ・ヒム・ソー
13. 涙そうそう

とても気に入っているアルバムなので
最近、携帯の着信音を、その中でもいちばん気に入っている4曲目の「500miles」に変えた。
アメリカの60年代フォークの象徴のような“ピーター・ポール&マリー”がオリジナルの
「500マイルも離れて」

デビュー4年目のnoon 今月、彼女のベストアルバムも出たみたいですね。
「For You noon's best」(このCDのPRサイト *ムーンリバ−が流れるよ。
彼女のオーガニックな唄声を、すぐにチェックできます♪)

noonオフィシャルサイト

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June 25, 2007

夏もやって来たことですし・・・

オセアーナ

極上のバラード・アルバムって紹介されているこのCD。
ここ10日くらい、ずーっと部屋のデッキに入ったままです。
去年の4月発売だから新しいCDではないんだけど
夏が近づくと、なぜか聴きたくなるティル・ブレナー。

1年前くらいから、聴き始めた彼の曲。
前作の「That Summer」まではフリューゲルの使い方がかなり印象的だったけど
本作品では、それは影を潜めている。ボーカルも1曲しか入っていない。
その代わりに マデリン・ペルー や カーラ・ブルーニ が、ゲストとして参加している
すごいオイシイCDです。

去年書いた「That Summer」のレビューでも少し触れたけど
彼はそのルックスで多くのファンを掴んでいることも想像に難くなく
それよりも、確かな技術を持ち合わせているのに(ベルリンフィルだっけ?に在籍していた)
いわゆる金管楽器系の硬さというか冷たさというか、とんがり・・・な雰囲気がなく
ちょっと弛めの感じというか、ブルースっぽいというか
すごく人間性の感じられる演奏とでもいいましょうか・・・そんな雰囲気が漂っているのです。
だから、人気があるのかな、なんて思います。
とにかく、繰り返し聞きたくなるCDなの。

たぶん私も、彼のCDは時間をかけてでも全部集めることになりそうです。

でもね、夏至も過ぎ、もう夏かな・・・なんて言いつつ
今日の軽井沢はお昼ぐらいから雨で気温が上がらず
私は、ずっと ひざ掛け が手放せずにいました。
19:00頃からはついに、暖房をつけてしまいましたよ・・・あらら?

Oceana/Till Bronner(Amazon)
*視聴OK



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