温泉同好会

January 10, 2010

お楽しみはコレ

熊の湯ホテル01

下の「熊の湯スキー場」記事の中のお楽しみ・・・とは、この温泉のコト。
15年も前から友達から行こう行こうと誘ってもらっていて、このたびやっと夢が叶いました。
あーウレシイ!ホントに嬉しい♪


源泉かけ流しの「熊の湯温泉」は、小熊ちゃんが傷を癒している姿を見かけた
佐久間象山先生が見出したと言われているそうな。

内風呂は総檜。
天井高く、太い梁がどっしりと渡っていて、床も湯船も黒光りして雰囲気あるの。

熊の湯ホテル02

珍しい黄緑色のお湯。濃厚な硫黄が生み出す色なんだって。つまり…ゆで卵臭。
そして、湯の花がいっぱい浮遊しています。

熊の湯ホテル03

露天風呂から空を見上げると、青空に雲が流れて・・・。
ずーっと眺めていたい衝動にちょっと駆られるのだけど、でも外は零下。

髪を洗った後に、露天風呂に入ってはいけません。


熊の湯ホテル・・・お風呂はもちろん、ホテルが適度にレトロで
アンティークな家具も置いてあって、でもロビーは広くて、カサブランカなんかも飾ってあったりして
んでもって、何と言ってもこのロビーの"スキーヤー柄"の絨毯が可愛いの♪

熊の湯ホテル04

お気に入りのホテルに仲間入り。

熊の湯ホテル

takamaien_n at 00:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 21, 2007

ブナ林の露天風呂

小谷温泉露天風呂

日本百名山の雨飾山の麓にある小谷(おたり)温泉。

3軒の旅館があるだけの静かでひっそりとした温泉。
その中にある露天風呂は、シャワーどころかカランも何もなく
脱衣所だけがポツンと置かれているだけけの、野趣溢れる岩風呂。

入浴料は「寸志」という設定。

平日の16:00頃、誰もいない露天風呂で
風の音と野鳥の声を聞きながら入った貸切お風呂タイムは
なんとまあ贅沢な時間だったことか。

まわりはブナ林・・・錦秋の露天風呂は見事でしょうね。

雨飾山に登れるくらい実力がついたら、紅葉の季節の山登りの後に
ぜひまた行ってみたいと思います(混んでいそうだけど!)

小谷温泉露天風呂
長野県北安曇郡小谷村小谷温泉雨飾高原
冬は雪に埋もれてしまうのでしょう・・・営業期間は4月〜11月まで
10:00〜21:00(8:00〜10:00はお掃除タイムとのこと)
無休


takamaien_n at 23:20|PermalinkComments(2)TrackBack(4)

July 05, 2007

究極の野天風呂

今日もまた“思い出し投稿”です。
昨日、菱野温泉“雲の助”のことに触れて、雲の上のお風呂といえば
もっとすごいトコあるじゃん。と思い出したのが
KUROがひと月ほど前に出かけたときのもの。残念ながら、私は行けなかったのですが。
(行ってたら、きっと“足ひっぱり”になったかもなー)

本沢温泉1

こんな景色を眺めながら、トレッキングが始まります。
甘くみていると、普段、運動をしていないカラダには堪えるものがありそうですね。

本沢温泉2

本沢温泉入り口から徒歩2時間(タフな4WDの車があれば、徒歩1時間強で済むらしい)
日頃の運動不足を悔やみはじめた頃、やっと到着!
もちろん、ここは日本秘湯の会の一軒宿。
冬は、雪上車で迎えに来てくれるんだって。それも楽しそうですね!

本沢温泉3

この中にも内湯の檜風呂『こけももの湯』があるのだけど、今回のいちばんの目的は『雲上の湯』
成分が全然違うみたいなので、2つのお風呂に入り比べてみるのもいいかも。
でも、お風呂って意外と体力消耗するじゃない?
帰りはまたさらにタイヘンってことにならなかったのかな?大ちゃん。

本沢温泉4

ここが、おの野天風呂です。キョロキョロしても、まわりを遮るものは何もなし。
つまりシャワーなんてもっての他、蛇口も、脱衣所もナンもなし!

本沢温泉5

上から見たらこうなってます。さあ、覚悟を決めて、ハダカになるべし!!
湯舟の隙間から泡が出てくるんだって。プクプクと湧き出る源泉がお尻を刺激するらしい。
お湯はかなり硫黄くさいらしく、帰ってきたKUROのTシャツにも移り香が・・・。

だって目の前に広がるのは「硫黄岳」
まさに「雲上の湯」ですね。標高2150m 日本最高地点にある野天風呂でございっ!

本沢は今頃きっと石楠花の群生が美しいのでしょうね。秋に行ってみたいなー。

秘湯・八ヶ岳 本沢温泉
南佐久郡南牧村海尻 国定公園内
現地直通電話:090-3140-7312
日帰り入浴:大人600円

takamaien_n at 22:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

June 06, 2007

雲の上の露天風呂

信州、小諸の温泉といえば・・・他にも有名なところがあるけれど
ここの温泉は、テレビなどでもよく取材を受けることが多いので、ご存知の方も多いのでは?

常盤館1

菱野温泉の「常盤館」は登山電車でいく露天風呂で有名な温泉宿。
日帰り入浴ができるのも嬉しい限りです。

常盤館2

これが乗り場。駅構内?に入るとアナウンスが流れて、ブザーが鳴ると出発進行!
期待感が高まります♪

常盤館3

車内はこんな感じ。私、子供みたいな人で、じっと座っていられませんでした(苦笑)

常盤館4

ちょうど真ん中で、下りと上りのケーブルカー?がすれ違うようなつくりになっているの。
おもしろいでしょう?

常盤館5

そして、標高1,050mにある雲の上の露天風呂からの景色は、こんな感じです。
その清々しさといったら、ハダカなのも忘れて、思いっきり大きく伸びをしたくなるほどです。
遮るものが何もないし、高原を吹く抜ける風が涼しいので顔がほてることもなく
あまりにも気持ちがよくて、鳥の声と風の音にすっかり癒されて
つい、長湯をしてしまいます。
本とか読んでたら、2時間くらいゆっくり入っていられそうなカンジ。

このときは平日の夕方近かったので、完全に貸切状態で、
私は、直径2メートルの大きな桶のお風呂の方で、仰向けになって、雲が流れていくのを
ずーっと眺めていました。

常盤館6

このちっちゃい方の桶は熱くて10秒くらいしか入っていられないんだけど
常盤館8常盤館7

泡のお風呂はその分すっごくぬるめ、半露天の内風呂?も気持ちがいいし
何よりこのお風呂は、ドリンクが飲めるのよー。めずらしいでしょう?
ゆっくり寛いでくださいね・・・という配慮なのでしょうが
脱衣所の暖簾の向こう側のテーブルまで、デリバリーまでしてくださるんです。親切!

常盤館10

でも、私はお風呂上りまでガマンして
新緑のお庭を眺めながら、つめたーい甘酒をいただきました。最高だったな〜。

常盤館9

この緑もかなり癒されるけど、紅葉の頃もステキでしょうね。
地元の方にも、都会の方にも自信を持っておすすめしたい温泉「雲の助」です。
お湯は透明で、無臭のサラサラ系。

菱野温泉 常盤館
長野県小諸市菱平762-2
TEL:0267-22-0516
日帰り入浴¥1,000
(日帰り入浴時間は11:00〜19:00 時間が長いのも嬉しいの♪)

takamaien_n at 23:53|PermalinkComments(6)TrackBack(4)

February 28, 2007

みちのくふたり旅 その5

銀山温泉1

山形・銀山温泉・・・仙境の湯。
日本の理想の温泉場を絵に描いたらこうなるのかな---という場所です。
鄙びた・・・というコトバがぴったりな風情。かつては日本三大温泉として栄えたんだそうな。

木造多層造りのお宿が銀山川沿いにずらーっと並んでいて、車もは入れないし、照明はガス灯。
これを守っていくのって大変な努力が必要なのでしょうね。

銀山温泉でいちばん有名なのは何といっても「能登屋」(注:上の写真です)
銀山のシンボルといえるのかもしれないね。どの雑誌にも絶対に載っている。
大正ロマンたっぷりで、ノスタルジックで、本当に美しい旅館。
文化財にも指定されているらしい。

私の写真では、暗すぎて何のことやら??なので、こちらをどうそ。能登屋旅館

左の写真は温泉街のいちばん奥の景色。右は泊まった旅館から見えた景色。
銀山温泉2銀山温泉3

私は、もちろん「能登屋」に泊まるつもりでいたのだけれど
KUROが仕事の関係で役立てたいと思ったのか、是非泊まってみたいということで
急遽、「藤屋」に泊まることに・・・。

出かける前に見たリクルートの「おとなのいい旅」(つまり じゃらん ね) の特集
“オールド&ニューデザイン・名建築の温泉”にも
今月発売のマガジンハウスの「CasaBRUTUS」の特集
“ニッポンの新しい宿に行きたい90”にも載っていてにわかに人気?な感じの「藤屋」さん。

ハッキリ言って浮いてます。

もともと「藤屋」さんは、青い目の女将さんがいる宿として浮いていた?のかもしれない。
そのジニーさんっていう人は、サバサバした感じのアメリカ人で
サンフランシスコから日本にやってきて藤屋の若旦那と山形のスキー場で出会い
老舗旅館の女将になっちゃった人。
(私、友達に似た境遇のカナダ人がいるんだけど
ジニーさんに会った瞬間に、彼女と同じニオイを感じてしまいました)

そのお嫁に来た彼女の発案なのかどうなのか詳しいことは知らないけど、
藤屋さんは去年の夏に、建築家の 隈研吾(くまけんご)さん がデザインして
大々的なリノベーションを遂げたから、そりゃもう大変!

夕暮れ時になると、藤屋の建物全体が行灯と化してしまったかのように
ぼわんと浮かび上がっています。
相変わらず、三脚ナシの手ブレ写真ですが、お許しを〜。

銀山温泉4

銀山温泉に到着すると、ジニーさん自ら橋のたもとまでお出迎えしてくれて
楽しくおしゃべりをしながら、川沿いの道を歩いて、旅館に到着。

銀山温泉5

ほの暗いロビー。音楽の全くかかっていない空間。
(私はこういうオサレ空間に全く音がしないっていうのも潔くてよいなーと思ったのだけど
働いている人は大変だろうなと思って、食事のときにスタッフの女の子にそう告げたら
苦笑いしてました)

黄色いガラスはフランス製のシトー派の修道会がよく使うらしい黄色いステンドグラス。
日本人のステンドグラス作家の方が表面に腐食加工をして表面を荒らしているらしい。
それが自然でいい味を出しているの。

館内で一番目立つのは細い竹のスクリーン。
竹をこれでもかっていうくらい細く細くそいで、つなぎ合わせた、簾虫籠(すむしこ)と呼ばれる
まあ簾みたいなものが壁や天井や、とにかくいろんな所に、めちゃめちゃいっぱい使われている。
金沢の職人さんが3ヶ月半かけて完成させたものだとのこと。

職人泣かせの、いや職人魂をくすぐるだろう設計。
私はのっけから、OH!オモシロイ!!ときょろきょろしながら、階段をあがると、そこにお部屋が。
銀山温泉6

どこが入り口だかわかんないほどのシンプルさ。ドア、どれだかわかります?

銀山温泉13銀山温泉14

部屋の中もいたってシンプル。
間接照明と和紙の壁紙が静かに・・・とても静かにその空間を包んでいます。
テレビやドライヤーやタオルもアメニティもゴミ箱も
そういったものは、一切何もない。
(いや、あるんだけど、外に出てないの。すべて石で出来た洗面台の下に隠されているの)
銀山温泉7

↑これは、座椅子。座布団がね---和紙なの。お尻に気持ちいいの。
畳とバススペースの間に格子の大きな引き戸があるんだけど、この影がまた、美しいのです。
何だか嬉しくなって、スタイリングも入念に、1枚パシャリ。

その後は、言うまでもなく---夕食前にも後にもお風呂三昧を楽しみました。
銀山温泉のお湯はさらっとしてて熱め。
藤屋さんには客室が8室しかないのにお風呂が5つあって、すべてが貸切風呂。

銀山温泉11銀山温泉12

これは竹のお風呂。仄暗さがいい。

銀山温泉9

2階のお風呂。外気を取りこんで入るがよし。

銀山温泉10

このヒノキのお風呂は夜よりも朝がすがすがしくていい感じ。光の入り方が絶妙です。

銀山温泉8

そしてお楽しみの食事は、夜も朝も1Fのステンドグラスに囲まれたスペースで。
だって、お部屋は禁煙なんですもの。

お料理最高でした!!!!! なので、詳しいことはまた後日ということで。

銀山温泉旅館藤屋公式サイト山形県尾花沢市大字銀山新畑443
TEL:0237-28-2141

takamaien_n at 23:55|PermalinkComments(4)TrackBack(2)

February 15, 2007

みちのくふたり旅 その2

−乳頭温泉1日目−

温泉マニアの間では、大人気の秋田の秘湯。
その中でもいちばん人気だという一軒宿の鶴の湯温泉。ずっと行きたかった温泉でした。

田沢湖の方から山手に車をすすめていくと、林道の方へさらに道が折れて、こんな看板が・・・。

乳頭温泉01乳頭温泉03

そして見えてくるのはこんな雪壁に阻まれた景色。例年の半分くらいの高さしかないみたいだけど
コレだよコレ〜!冬の温泉地はこうでなくっちゃ!!、ね。

乳頭温泉郷の湯の中でも、いちばん古くて、
ある日猟師が怪我をした鶴が病を癒しているのを偶然見つけたのが300年前だそう。
旅行情報誌の「じゃらん」で、東北の露天風呂のある宿で泊まりたい宿ナンバーワンに輝いた!
---とかいうような賞状が事務所(=フロント)の窓に飾ってあったな。

乳頭温泉02

その中でもなかなか予約が取れないのが「本陣」というお部屋。
私たちは思いつきで数日前に予約をしたので、たまたまキャンセルが出たらしく
この「本陣」に泊まることができました。
露天風呂で一緒になった鶴の湯に泊まりにくるのが既に20回を数えたという
“超リピーター”の方がいうには
「雪景色も最高だけど、ここはブナやミズナラの林に囲まれているから
紅葉の頃もすばらしい。そういういい季節の週末は予約が解禁になる半年前に
すぐに電話をしないと取れないんだよ。よく本陣が取れましたね」
だって・・・。行き当たりばったりも、たまにはいいことあるのね♪

電気は上のバスの通っている道までしか来ていないんだって。
その道路から3キロほど、奥に入っているので、鶴の湯は自家発電。
「本陣」にはテレビや冷蔵庫はもちろん、電話もない。時計もない。
黒光りした壁に笠をかぶった裸電球とランプのほの明かり。
戸口には鍵もなくって、雨戸用と、2本のつっかえ棒があるだけ。
シンプル!!
携帯電話のアンテナはかろうじて立っていたけど、電源を入れておく気になれなかった。
だってこのシチュエーションで電子音がなったら思いっきり興ざめだもの。

さて、お風呂、お風呂。
チェックインを済ませたら、さっそく浴衣に着替えてお風呂巡り。(足元は長靴!)
いろんな源泉があるらしくお風呂によって泉質が違うんだって。

これは、白湯(酸性泉 美人の湯 別名:冷えの湯)
乳頭温泉05


こっちは、黒湯(アルカリ泉 子宝の湯 別名:温たまりの湯) ちょっとぬるい。
乳頭温泉06


んで、これが雪見の混浴露天風呂。お風呂の底からプクプクと小さな泡が湧き出てくるの。
お尻をホワホワ刺激してくすぐったい。
乳頭温泉11


お風呂からあがるとあたりはすっかり暗くなって
お部屋の前に並んでいる小さなかまくらの中のろうそくに火が灯っていた。
湯上りはポカポカなので、思わず私は浴衣に丹前・長靴姿で
喜んであちこち写真を撮りに行ってみました。たのしー。
でも夜はやっぱり三脚がないとダメね。
なんたって、ランプの明かりだからねー、と自分の腕のことは棚に上げて明かりの性にする私。

乳頭温泉09乳頭温泉10

本陣に戻ると既に囲炉裏に火が熾きていて、イワナの塩焼きがが挿してあった。

乳頭温泉07乳頭温泉08

山菜料理と山の芋鍋。塗りのお膳で、ごはんを食べたのは何年ぶりでしょう・・・。
こんな雪の時期に、部屋出しで食事ができるなんて有難いなー。
天気が悪かったら大変でしょうね。
お刺身なんてなくても、みーんな山のものばかりだけどどれもこれもすごく美味しかったぁ!!

乳頭温泉04

ほんとうに静か・・・夜は全く音がしません。雪が音を吸収するのね。
ゆっくりゆっくり夜は更けていきます。

鶴の湯温泉公式サイト
かなりシンプルなサイトですが・・・
秋田県仙北郡田沢湖町田沢先達沢国有林50
TEL:0187-46-2139
秘境温泉 神秘の湯のページが写真もとっても綺麗で、雰囲気がすごくわかると思いますので
そちらをご紹介! 
秋田県⇒乳頭温泉号 鶴の湯温泉 と辿ってくださいませ。

takamaien_n at 23:16|PermalinkComments(14)TrackBack(2)

January 29, 2007

ここは万座か大涌谷か

なーんてタイトルで、また温泉ネタといきたいところだけど
今日は我が家のちっちゃい風呂のお話。

きっと、最近(万年?)私はよっぽど疲れた顔してたんでしょう。
目の下にもクマさん飼ってたしね・・・。
バスグッズをプレゼントされることがよくある。

バスソルト2

この入浴剤バリエは弟からのプレゼント。

竹や抹茶の香りのはんなりなバスソルトやとろ〜っとしたあんかけ湯など
ネーミングも面白く、しばらく楽しいバスタイムを過ごさせていただきました。

しかし、弟曰く「大本命はコレ↓↓↓だからね!」とのこと。

バスソルト1

おーパッケージがそそられるのぉ。
私、どちらかというと“大好物は最期までとっとく派”なので
今日、最期の1個のこのマグマ風呂に入ってみました。
ブクブクしてくるのかなーと思いきや、チベット産の天然塩がいっぱい入っているらしく
お湯がとろ〜りと肌にまとわりつくし、ミネラルを含んだ蒸気が
暖房で乾燥している、喉にも鼻にもすーっと入ってきて楽になった。

それに期待を裏切らない発汗っぷりで、既に入浴後、45分は経っていますが
まだ背中がじっとりしている。

−約39℃のお湯で、10分おきに出入りを繰返す入浴法をお勧めします−
と、書いてあったので
忠実にそれを守ろうと思って、例によって本を持ってお風呂に入ったんだけど
汗がすごくて、タオルで拭き拭きしなきゃ!…なもんだから
本がなかなか読み進められず、耐えかねて2クルー目で出てきてしまいました。
デトックス効果、抜群!!

最初は浴室に入ったときは、硫黄のにおいが充満してた-----けど、けど
爽快です!いい!コレ。3億8千万年分のミネラルで出来た岩塩だって。
それにミネラルは殺菌効果もあるので、残り湯が植物の栄養にもなるし
洗濯物の汚れも落ちやすい、だってさ。

お、公式サイト発見!


takamaien_n at 23:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 05, 2007

四万温泉 積善館

温泉といえば・・・年末にもちょっと出かけてきました。四万温泉まで。
例によって日帰りで。
普通、泊まりで行くでしょう?と言われるんですけど
3時間くらいってドライブにちょうど良くありませんか?
それで、のんびり温泉に入って・・・いい休日でした。

積善館1
それに、映画「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせる
 積善館本館 ずっとずっと行きたかったのです。
泊まれたらもっといいですけど、ね。

でも、いいんです。その風情も十分楽しめたしっ。
四万の病いを直すと言われる軟らかいお湯は、ほんとに気持ちよくて。
おばあちゃんになったら、佳松亭に泊まりに行くぞっ。
たむらも素敵ですが。

積善館2
でも、積善館本館はの「遺産」です、ほんとに。

日本最古(元禄4年建築)の温泉建築とも言われている木造三階建ての
その風情は何ともいえません。
積善館5積善館6
この障子も、縁側も歴史を感じます。素敵。

積善館11
有名な「元禄の湯」は、昭和5年に建てられた大正モダニズム。
ずーっとここの浴槽に浸かっていたい衝動に駆られました。
お湯の温度が手前から奥に向かってだんだん熱くなっている浴槽。
順番に手前から入っていって、身体を芯から温めるの。

奥にある「蒸湯」もとっても粋なというか、微笑ましいというか可愛いというか・・・
楽しい設計で、ここも面白かった。

積善館7積善館8
 お風呂上りには本館内をちょっと探検。わくわくする時間でした。

積善館9
んでもって、これがタオル。刺繍なのよ・・・オサレでしょ?

四万温泉 積善館
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
TEL:0279-64-2101
日帰り入浴は¥1,000/10:00〜17:00
★この¥1,000は価値が重い!

takamaien_n at 23:58|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

January 04, 2007

レトロな湯治場 霊泉寺温泉

霊泉寺温泉入口

何だかこの写真 映画『ALLWAYS〜3丁目の夕日』 な雰囲気じゃありませんか?
ちょっと気に入っています。この写真。
お風呂あがりに車窓から携帯カメラで・・・。
前にも一度書いた記事ですが、何となくいい写真が撮れたので。
(前の記事で、温泉の中の様子がわかります。記事内にさらにリンク有)

これは、霊泉寺から国道254号へ出るところの角にある「火のみ櫓」
上田市にある鄙びた温泉 霊泉寺温泉は、実家に帰ると必ず行くことにしている場所。
2006年の「禊祓え」のため・・・2005年は大晦日に行きましたが
今回は30日に。

シャワーもないし、蛇口から出てくるお湯も
洗面器いっぱいになるには、相当の時間がかかるけど(苦笑)
とにかく温泉成分が私のカラダによく合うらしく
軽度のアトピーは、ここで完全に治ってしまいました。
お風呂あがりも、ちっとも湯冷めしません。大好きな温泉のひとつです。

温泉が湧出したのは968年というからもう千年以上前。
鎌倉時代に建立された霊泉寺というお寺が、明治に火事で焼けてしまってからは
賑わいをみせる場所ではなくなってしまったらしく
今は静かな静かな湯治場といった趣きの場所。

そのお寺だった場所は、今は駐車場になっていて
樹齢700年の大きなケヤキの木があります。
共同浴場の前には丸型のポストもあって、上の写真でもわかるように
何だか、時間がすっごくゆっくり流れている場所のようなところ。

かなりレトロですよ。

霊泉寺温泉共同浴場
泉質:アルカリ性単純温泉
無色透明なやわらかめのお湯。
長野県上田市平井字唐沢口
7:00〜21:00 無休
¥100

takamaien_n at 21:56|PermalinkComments(4)TrackBack(2)

June 28, 2006

かやぶきの郷 薬師温泉旅籠

長らく入院していたデジカメが戻ってきたので
カメラの中に溜め込んであった写真を整理しつつ、記事をアップします。
-----というわけで、季節がズレズレですがお許しあれ。

kayabuki1kayabuki4kayabuki3






4月に前から気になっていた吾妻の薬師温泉に行ってみた。あ、日帰りです。

浅間隠山麓の山の奥の一軒宿。
江戸時代から自噴する旅人だかお坊さんだかが発見した天然温泉らしい。
もちろん、日本秘湯の会所属。

kayabuki2























まず敷地の広さがスゴイ。7,000坪?
名前のとおり、かやぶき屋根の古民家が集合しているひとつの村。
まあ、白川郷のようにはいかないけど・・・(世界遺産と比べちゃイカンね)
でもスケールが大きいのでこれは吾妻町が絡んでいるの?とスタッフに尋ねたところ
全くの民間の施設なんだそう。
オーナーさんが古いものコレクターだったらしく日本各地からかやぶき民家を移築したそう。
日本の伝統文化を継承しながら、貴重な資材を大切に再利用して造られて
年々規模を広げているらしい。

その日はすごく風が強い日で、まだ花も咲かない群馬の山間はとっても寒かった。
いちばん悪い時期に行っちゃったかな?
今は緑がどんどん濃くなって気持ちがよさそうだ〜。秋も冬も趣がありそうね。

2つのお風呂に入りました。

kayabuki5


















「滝見の湯」は 目の前を温川(ぬるかわ)という渓流が流れていて
滝の音を聞きながらリラックスできる。風がとおって気持ちいい。
混んでくるから、朝イチがいいかも。
でもそこは絶好の渓流釣りスポットらしく、釣り人登場!なんてこともあるかも…らしい。
泊まったら、ライトアップの滝も見れるみたい。

kayabuki6



















私は「郷の湯 さとのゆ」の方が好きだったかな。
その日の天気では滝見の湯は、まだ寒かったから。緑もなかったし。
薬湯は臭味はちっともなくて、まったりとしたいいお湯で地元で採れた
ヨモギやスズシロ、ドクダミなど数種類の薬草が入っているのだそう。

お泊りなら「薬師の湯」が、かけ流しで景色もバッチリ良さそうよん♪

kayabuki8





















上の写真は、お休み処。

2つのお風呂の間にお蕎麦を食べて
最後に古民具や時代箪笥、筒書、印籠、根付、古伊万里なんかの骨董品を見せてもらった。
私としては、コレがいちばん面白かったのかも。

でも、時代箪笥なんかは、風の吹きすさぶ廊下のような展示室に、これでもか〜ってほどに
所狭しと並べられている。よくもまあ、こんなに集めましたね、という感じで。
あんなにギュウギュウにされていると価値が・・・(あ、すみません。単なるひがみですが)
でも、お宿のお部屋やロビーとかラウンジとかに置かれて、黒光りしている箪笥の上に
季節の花なんかがちょこっと飾ってあってはじめて美しい気がします。
でも、その箪笥も定期的に入れ替えていらっしゃるのだとか。
いやはやホントにすごいです。

kayabuki9kayabuki10kayabuki11











矢立(携帯用筆記用具---真ん中の写真・手前)や根付のコレクションもすごくたくさん。
煙管や印籠や火鉢なんかも興味深く拝見しました。

骨董大好きの義父を連れてきたら喜びそうだ。
でも、泊まらないと、ここの良さは実感できないのかもな〜。

かやぶきの郷 薬師温泉旅籠
群馬県吾妻郡東吾妻町本宿3330-20
TEL:0279-69-2422
日帰り入浴= 郷の湯10:00〜16:00 / 滝見の湯10:00〜14:00

takamaien_n at 23:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)