アウトドア体験記

January 09, 2010

雪の晴れ間

熊の湯スキー場01

志賀高原で、こんなにいい天気だったこと、私の経験で今まであったかなー。
それも今シーズンはちっともゲレンデに繰り出していないのに、なんて運のよい…。

神様どうもありがとう♪

1月8日 金曜日
松の内が明けて、連休手前…平日の熊の湯は、申し訳ないほどにすいていて
12時半前後のランチタイムには、ゲレンデがほぼ貸切。

熊の湯スキー場02
とにもかくにも!最高でした!!

すごく上手になるチャンスだったのに、あっという間にスキーを脱いでしまったことを
少しだけ後悔している私。
でもね・・・お楽しみがいっぱい待っていたからさ。

熊の湯スキー場 そして 志賀高原


takamaien_n at 23:58|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

November 15, 2007

ここは秘境かな〜

1ヶ月以上ブログをほったらかしにしてしまいました(滝汗)
仕事が一年の中でもいちばん忙しい時期なのは事実なのですが
おさぼり癖がついてしまって・・・イカンイカン。

気がつけば、今日はボージョレの解禁日。
軽井沢は浅間山がもう雪化粧をしている季節になりました。
つまり、秋の話題は憚れるような季節ですが
先月22日に、信州の北の方---須坂市にある 米子大瀑布 ってところに
紅葉狩りに行ってきましたので、その話題など。

その前に行った栂池や麦草峠から比べたら、割とマイナーなスポットらしくて
人は思ったよりも少なかったです。

アクセスがあまり良くないからなんだよね。。。長野県内の人でも知らない人が多いらしい。
私も、そのひとりだった。

最近はまっている 山歩き と呼べるほどの行程ではなかったし
(1周 1.5H〜2Hくらいかな?)遊歩道もかなり整備されていたので
景色をゆっくりと存分に楽しんでくることが出来た気がする。

yonago001

駐車場から歩き始めて10分くらいのところかな?
まだ木々は緑のものが多い。小さな橋を渡りながら、緩い傾斜を登っていくと
だんだん色づいた木が多くなってきた感じ。

yonago002

渓谷なので、近くに水の音を聞きながら、少しずつ近づいてくる滝の岸壁を仰ぎ見るようにして
期待を高めつつ歩いていきました。いい気持ち♪

yonago003

そして、まず到着したのは「不動滝」 滝の真下まで行かれるんだよー。
水の量が少ないので、霧状になって落ちてくる。マイナスイオンを浴びてしばし休憩です。

yonago004
そして下を見るとこんな景色。ほんとにここは“山あい”なのね。

yonago005

そして隣の「権現滝」へ向かうと、どーっていう音とともに
今度は色づいた木々の合間から男性的な真っ直ぐの滝が見えてきました。
さっきの「不動滝」に比べると、水の量がすごく多くて全くタイプの違う滝。
このふたつは“夫婦滝”と呼ばれているんだそう。

yonago006
滝の下から岩場を縫うようにして続く渓流沿いの遊歩道は
しっとりと濡れて、紅葉もその色をより鮮やかに見せてくれてたなー。

ところどころに小さな橋が架かっているので、何度も渓流をまたぎ、時には橋の下にも降りて
ただひたすらに、下へ下へと流れていく透明な冷たい水にも手を浸したりしながら
秋をどんどんとカラダの中に染み込ませていきました。

yonago007

こんな景色に出会ったり

yonago008

こんな景色に出会ったりするたび、歩みを止めては
日本に暮らしている幸せなんかを感じ取りつつ。

yonago009

真っ赤に燃えるような赤も素敵だけど、朽葉色の一歩手前のこの色合いが
私の大好きな秋の色。
カメラとブラウザを通すと、本物からはずいぶん見劣りしてしまうとは思うけど
少しでも私の感動が伝わったらいいな。

yonago010

秘境かな。。。
うん、そうね。メジャーな紅葉スポットと比べるとアクセスしにくいかもしれないし
結構歩く距離もあるかもしれないけど、歩くだけの価値はあると思います。
来年、覚えていたらぜひいかがですか?すごくおすすめです!!

米子大瀑布
長野県須坂市


takamaien_n at 23:21|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

October 12, 2007

念願叶って

大河原峠・・・同じ佐久市市内にありながら、白樺湖の方へ抜けるときや御泉水に行くときに
たまーに通ることはあっても、ここを歩いたのは実は初めて。

今はクローズしてしまった アソシエイツスキー場 のある、仙境都市っていうところの
さらに、上にある峠。
アソシエイツ・・・あーなんて懐かしい響きなんだ。
かつてはここらへんに松任谷由実の別荘もあって、彼女も滑りに来ていたらしい。
苗場だけじゃないのね・・・(笑)
景色はすごくいいんだけど、まあアクセスが悪すぎたわね。

峠のてっぺん、大河原ヒュッテのあるこの場所は、風の通り道なのか
いつ行っても雲がビュンビュン流れている。
この日もすごく寒かったな。
ここで登山口の入り口であるこの場所で、すでに・・・標高2093mですからね。寒いよね。

きっと、そろそろ紅葉も見頃になることでしょう。
針葉樹と広葉樹が混ざった植生が織り成す、原生林の紅葉も
少し下ったところにある春日渓谷の紅葉も、それはそれは綺麗でしょうね♪

でも・・・今日は、もう、ひと月近く前のことになっちゃったんですが
【9月18日 蓼科山 山行報告】です。

 
休みだと、何故かパチっと目の覚める私。
この日は確か5:30くらいに起きて、7:30から登り始めました。
oogawara001

ここは、登り始めて15分か20分くらいの場所かな?
さすが 日本百名山のひとつ。人気のある7合目からのコースではないけれど
登山道もちゃんと整備されています。

木漏れ日も気持ちいいし、風のさわさわ〜という音と、野鳥の声が
忘れたころに聞こえてくるくらいで、ほんとに静か。

oogawara002

1時間くらい歩くと、縞枯れの向こうに蓼科山が見えてきました。下ると、将軍平に到着。
ここで、少し休憩をして、7合目の方から上がってきた方たちと合流して
蓼科山荘の山小屋のおじちゃんとおしゃべり。
数日間、ずっと霧と雨と風でだいぶ荒れていたけど
今日は久しぶりにいいコンデヒションとのこと。 やった〜!!

ここから先は岩場が続くのでストック(トレッキングポールっていうのかな?)を
収納して、いざ!

oogawara003

蓼科山って遠くからみたら、丸くてなんか優しい印象の山だったけど
近づくとこんな岩場なの。これが山頂までずっと続いている。それに結構、急なのね。

oogawara004

そして、2,530m山頂に到着!ここまで、約2時間!

昔は火山だったのかな?ココって噴火口跡ってことかしら?
山頂は、とにかく広くて直径100mくらいあるかなー?
岩がこれでもか!ってくらいゴロゴロとしていて、真ん中の方が少し窪んだ恰好になっていて
そこに神様が祀られている。

oogawara005

蓼科山は、八ヶ岳火山列の最北端に位置する独立峰。
山頂からは、素晴らしい眺望が広がってます。
手前は2in1スキー場かな?遠くには南アルプス。

oogawara006 

左の方には、八ヶ岳。

山頂の窪みで風を避けつつ、お約束の“スニッカーズ”をかじると見事エネルギー補給も完了!
また元気を取り戻し、颯爽と下山し始めます。

そのまま、来た道を戻るのが賢明・・・それがレベルだったのかもしれないけど
知らぬが仏と申しますか・・・何分、素人なもので
天祥寺原へ廻るコースをチョイスしていた私たち。 激下り!です。
こっちは、歩く人が割りと少ないコースなのか、上級者向けだからか
道もそれほど整備はされていないの。でも下りだから、まだ良かったのよね〜。

登ってくる人たちににこやかに挨拶をしても、ほとんどの人が
喘ぎながら挨拶を返すのがやっと!という様相でしたモン。
oogawara007

私たちも、ストックでバランスを保ちつつ
スキーの感覚で降りるとあまり怖くないし、いいテンポを保つと意外と楽しいかも〜♪
-----なんて思い始めた頃に、天祥寺原に到着。
振り返ると、今、登ってきた山が、笹の原っぱの向こうで日を浴びてました。

oogawara008

そして、亀甲池に到着。深閑とした雰囲気です。ここでランチに。
この池は、干上がることもあるらしく、池底に見える岩が亀甲の形に浮かび上がるんだとか。

そしていよいよ後半。
この頃になると、口数も少なくなってきて
あとどれくらいかな〜って考えたりすることが多くなってきちゃったんだけど・・・
でも、こんな景色を見るとやっぱり元気をもらえる。

oogawara009

双子池に到着。まずは雄池。うーん。秋の空だね!!

ぐる〜っと半周くらい廻ると、双子山ヒュッテがあって、その奥に雌池が。

oogawara010

こっちの池の方が透明度が高いみたい。
どうやら双子山ヒュッテの水はこの池から確保しているらしく池底にホースも這っていた。

そして最後の難関、双子山に挑む!
もう既に、この時点で、私たちの体力はかなり限界レベルに近づいていたはずなんだけど
とにかく、この山を登って降りないことには、ウチに帰れない〜。
久しぶりに根性出しましたよー。

oogawara011

山頂で撮った写真は、もう記録として、ただ撮っただけ。構図も何もあったもんじゃない。
既にガタがきている膝をいたわりつつ、フラフラしながら降りました。

普段、何のトレーニングもしていないのに、ただの無鉄砲の何モノでもないね。


でも!やっぱり楽しかった。
カラダは疲れたけど、すっごくリフレッシュできたし(し過ぎかな?私)
肩こりとかは取れたし。
体育会系オンナとしては、久しぶりに気合いいれるのも、それほど悪くない。

oogawara012

おまけ。
今回の山歩きで、私を元気付けてくれたモノ。
これウチで食べても美味しいけど
山で食べたときの、鼻の奥までツンと刺激するようなバターとキャラメルの香りの高さは
忘れられないなー。


takamaien_n at 18:31|PermalinkComments(6)TrackBack(1)

October 01, 2007

ただの山

「週末は仕事」という職種のため、みんなで都合を合わせてどこかに行ったり遊んだりするのは
実はかなり至難の業だったりする。

たった一日のデイキャンプをするのに
アウトドアだから、天気の影響をもろ受けると言うこともあり、ナンだカンだと
実現するまでに、結局半年近くかかってしまった。

武石キャンプ

ここは ただの山。 なかなかの、いいスペースを見つけちゃいました。
渓流も滝もトイレも近くにあって、広々として車も乗り入れることが出来るし
なんてたって、車も人も、ほとんど来ないのがいい。
峠を越えていくバイクが、たま〜にエンジンをうならせて通り過ぎるくらい。
ここは上田市のはずれ。

こんなに気持ちよくて、これだけの条件が揃っているのに ただ=¥0なんて 有難い話だ。

武石キャンプ02 
今回のデイキャンプのメインディッシュは 鴨肉の塩漬けのスモーク。

鴨をオレンジジュースと塩水に一昼夜漬け込んで、余分な脂を落すために
高温でスモーク(チップはヒッコリーだったかな)

結構、塩味をキツくしておいたので、オレンジママレードを添えていただいたら
とってもいいカンジ。
だから、N支配人からいただいた、たっぷり澱の溜まったボルドーが進むこと進むこと。

サーモンとカツオの冷燻と畑で採りたてのミョウガのサラダもたっぷり!

それから、煮タマゴの燻製に、ソーセージ、ししゃもの燻製などなど
これでもかっていうくらい燻しちゃったなー。つい、ね。やりすぎちゃうんだよね、いつも。

武石キャンプ03
他にも、トマト、ナス、かぼちゃにズッキーニ、パプリカなど、採れたて野菜が目白押しだったので
ダッチオーブンで、ミネストローネをたんまり作ってもらいました。
たまたま、とても美味しいドライトマトがあったので、それを入れてもらったんだけど
フレンチのシェフが作るミネストローネは、私など全く足元にも及ばぬくらいの絶品スープで
同じミネストローネとは、到底思えないくらいの出来栄えでした。まさにプロの味。

お腹の張りも限界に近づいたので、渓流沿いを皆でノロノロと散歩。
---500mくらい先に橋が架かっていて、その先には静かな東屋があります。

武石キャンプ04

そこからは、こんなに涼しげな風景が。

daycamp05

上流には滝もあって、滝壺まで降りられるようになっているの。
(一部、崩れている場所もあるけどね・・・危険)
マイナスイオンが充満して、ここからしばらく動きたくないくらい気持ちがいいんだけど
“涼しい”を通り越して、寒くなっちゃうんだよね・・・。

武石キャンプ06


レンズを覗いていたときには、まさかこんな風に写るなんて思ってもみなかったんだけど
世界は光に満ち溢れているんだな〜と、実感させられるような1枚が撮れました。

武石キャンプ07
さらに、滝の上流にまわると、今度はこんなに綺麗な浅瀬が広がっているので
大の大人が10人も集まって、童心に帰ってしばし水遊びをしちゃった。  それにしても静かだ。

この秋には、きのこパーティで、また集まれるといいんだけどな〜。


takamaien_n at 00:24|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

September 26, 2007

夏山と雲上の池

三束雨さんの記事を読んで、どうしても行きたくなった八方池。
1ヶ月ほど前に行ってきました。

夏休み中だったし、気軽なトレッキングコースなので、家族連れや熟年夫婦
ナゼかスーツ姿で革靴のサラリーマンまで・・・
ゴンドラとリフトを乗り継いで 第一ケルン まで上がってくる人が
後を絶たない、八方の夏山-----夏の白馬は久しぶりです。

八方01

これは、第一ケルンから登り始めてすぐぐらいのところだったかな・・・?
下からものすごく気持ちのいい風が吹きあげてきて思わず足を止めた時だったと思う。

八方02

これは第二ケルンあたりかな・・・?すでによく覚えていない自分が哀しい。

八方03

これは八方ケルンを過ぎて歩いて来た道を振り返ったところ。
この尾根を歩いている時に
左側から上がって来る湿った空気が、尾根を越して暖かく変化する
いわゆる「フェーン現象」を身をもって?体験。  すごく面白かった。
カラダの左側と右側とで温度が全く違うんだもの!

確か、この日は下界は猛暑だった日だわ。
下山して松本に行ったら
外気温とクーラーのガンガンきいたお店の中の温度差に辟易して
そう思った途端、お腹が痛くなってきてトイレから出られなくなっちゃって
やっぱり街には住めないんだわ、私・・・て思った日だった(蛇足ですが)

八方04

そんなわけで、池の周りも雲が立ちこめていて
残雪の白馬三山の映り込む八方池の写真を撮ることが叶わなかったの。
マウンテンパーカーを羽織って、しばらく雲が切れるのを待っていたんだけど
ダメだった・・・残念!

八方05

でもでも、池のほとりで
スニッカーズ(これはトレッキングのお供。必ず持って行きます♪)を食べたり
サンショウウオを見つけたりして、夏山を満喫しました。

三束雨さん、いつもいい情報をありがとうございます。

白馬村観光局公式サイト

takamaien_n at 15:36|PermalinkComments(4)TrackBack(2)

September 22, 2007

数年ぶりに・・・

キャンプ場というところで、テントを張りました。
いつもは適当に渓流沿いとかで野営をするのですが
今回は諸事情により、ちゃんとお金を払ってテントを張らせていただきました。

場所は雨飾キャンプ場。とっても静かでいい場所です。
少し白馬方面に下ると、ファミリー向けの大きなキャンプ場があるんだけど
ここは新潟との県境、雨飾山の麓にある割とマイナー系?登山者向けキャンプ場といった趣。

雨飾山キャンプ01

ゆっくり準備をして、のんびりして、露天風呂に入ってきたら
だんだん日も落ちてきたので、ランタンに火を灯しました。
キャンプはコレが好き。

雨飾山キャンプ02

今回のキャンプは肉はナシ。ホタテとエビにと夏野菜。

雨飾山キャンプ03

そして焚き火のそばで、星を見上げながらバーボンでゆっくり夜更かししようかな・・・なんて
目論んでいたんだけども、登山者ばかりのキャンプ場なので
他のテントはあまりにも早く静かに、真っ暗になってしまうし
何だか物音をたてるのも憚られる感じで、バーボン一杯だけで眠気に襲われ
あっと言う間に就寝-----あれれれれ?

雨飾キャンプ場(注:野鳥の鳴声がします)


takamaien_n at 00:08|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

September 21, 2007

ブナ林の露天風呂

小谷温泉露天風呂

日本百名山の雨飾山の麓にある小谷(おたり)温泉。

3軒の旅館があるだけの静かでひっそりとした温泉。
その中にある露天風呂は、シャワーどころかカランも何もなく
脱衣所だけがポツンと置かれているだけけの、野趣溢れる岩風呂。

入浴料は「寸志」という設定。

平日の16:00頃、誰もいない露天風呂で
風の音と野鳥の声を聞きながら入った貸切お風呂タイムは
なんとまあ贅沢な時間だったことか。

まわりはブナ林・・・錦秋の露天風呂は見事でしょうね。

雨飾山に登れるくらい実力がついたら、紅葉の季節の山登りの後に
ぜひまた行ってみたいと思います(混んでいそうだけど!)

小谷温泉露天風呂
長野県北安曇郡小谷村小谷温泉雨飾高原
冬は雪に埋もれてしまうのでしょう・・・営業期間は4月〜11月まで
10:00〜21:00(8:00〜10:00はお掃除タイムとのこと)
無休


takamaien_n at 23:20|PermalinkComments(2)TrackBack(4)

August 17, 2007

夏のお約束

お盆を過ぎ、少しずつでも涼しくなってくると思いたい今日この頃・・・
でも、もうしばらくは暑い日が続きそうなので
カメラに残してあった、涼しげな画像などお届けしたく・・・。
nagato01

先日、実家のじゃがいも掘りを手伝ってくれた
妹と甥っ子にお礼を兼ねてちょこっとだけ遊びに行った渓流の写真です。
これは橋の上から見たところ。

途中までは車で行かれるんだけど、途中からは徒歩で数分、林道をくだっていきます。
蓼科の御泉水自然園の伏流水を源流としている渓流なんだけど
もうとにかく水が冷たくて冷たくて。
nagato02

水源にもかなり近い上流なので、水の量も大して多くないし
川底が岩になっているところが多いので、子供でも歩けるけど
何しろ水が冷たすぎて、長いこと足をつけていられないの。
30秒が限界かな。
大きな石に腰掛けたりしながら、少し休みながらじゃないと、先に進めない。

nagato03

水は抜群にキレイなんだけど、水遊びできるような環境じゃないのよね。
心臓マヒしちゃうっ。
まわりは木がたくさんで、ほとんどが木陰なので、そこに15分もいたら
冷え冷えしてくるくらい。
しばらく遊んで、十分に“涼”を取ったら、今度はお約束の長門牧場へ。
去年は、大河ドラマ「風林火山」のロケ地にもなったところ。
最近の回でも、KUROがよくきのこ採りに行くスポットなども含め
見覚えのある場所や、この界隈がロケ地としてたくさん出てきているようです。

nagato04nagato05

甥っ子のRyoは、トラクターと動物が大好きなので
牧場は大のお気に入りスポット。
ソフトクリームを夢中で食べ、馬と牛に草をあげ、飽きるまでトラクターごっこをして
休日を満喫しました。

私たちも、こだわりバターや瓶詰め商品をいくつかゲットして満足!

長門牧場
長野県小県郡長和町大門3539-2
TEL:0267-55-6969
10:00〜17:30(レストランは火曜休)

takamaien_n at 20:09|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

August 13, 2007

アルプスのお花畑

残暑お見舞い申し上げます。
猛暑続きで夏バテなどされていませんか?
私が仕事をしている軽井沢の事務所は、まわりに木も多いせいか
窓をあけておけば、とりあえずクーラーは要りません。
夜になると20℃くらいにもなりますし、今年ほど避暑地を有難く思った夏もないほどです。

さて、皆様はどんなお盆をお過ごしでしょうか?
私は、今日久しぶりに実家に帰ります。1泊だけだけど。

なので、その前に・・・先日、例によってたまった家事を済ませてから
お昼少し前に出かけたプチ登山のお話なぞ。

信州、中央アルプスの「千畳敷カール」といえば、上高地と並んで
誰でも気軽に訪れることの出来る山岳レジャーエリア。

7月下旬から8月中は高山植物の本当に美しい、清々しさに彩られた姿の山々。
紅葉の季節も絶景かもしれないけど、私はやっぱり夏の山が好き。

千畳敷001
千畳敷は日本でいちばん高いところにかけられているロープウェイのおかげで
2,610mまでいっきに連れて行ってもらえるから、ナマケモノの私にも
気軽にアルピニスト気分を味わえちゃったりするから有難い。

ロープウェイは約7.5分で高低差950mの山を一気に登っていきます。
千畳敷002
眼下には大小様々な滝が見えたり

千畳敷003
斜度が50度もあるという岩肌が見えたり
その眺望を楽しんでいるだけで、7.5分のスカイウォーク(っていう?)は
あっという間です。

千畳敷004
山頂駅からの眺めはこんなカンジ。

と、ところが。
ちょっと雲行きが怪しかったのは事実なんだけど
山頂駅を出て写真を撮っていたら、結構ないい降りの雨が!!
お昼がまだだったので、レストランで腹ごしらえを。
迷わず「駒ヶ根名物・ソースカツ丼」をガッツリ!
千畳敷005


すると・・・やっぱり山の天気は変わりやすいのね。
40分ほどですっかり雨もあがって、明るくなり、気持ちのいい風が吹き始めました


・・・という訳でいざ、出発!まず見えてくるのはこんな景色。
千畳敷006
仕事で疲れていたこともすっかり忘れ、足取りも軽く
鼻歌なぞ歌いながら(もちろん「アルプスの少女ハイジ」を♪)お花畑を歩きます。

さっきの雨で、早めの帰り支度をし始めた人が多かったのか
さっきまで、いっぱいだったカールもすっかり人影がまばらになってきて
独り占め・・・とはいかないけど
夏休み真っ只中なのに、こんなに空いててラッキー!ってカンジでした。
自分のペースで歩けると嬉しいもんね。

千畳敷007
で、山歩きをするには考えられないくらい遅ーく自宅を出た私たちには
ロープウェイが止まるまでの持ち時間は2時間。
どうしようか迷ったけど、せっかくココまで来たんだし・・・と
お花畑の遊歩道から、所要時間小1時間と書いてあった「乗越浄土」まで
八丁坂というつづれ折の斜面をピッチをあげて、肺をゼイゼイいわせながら
何とか35分くらいでのぼりきった。

千畳敷008
頂上付近の写真。
ロープウェイ駅のある「千畳敷ホテル」がずいぶん小さく見える。

爽快!!
やっぱり山登りの爽快感はいいね。久しぶりに滝のような汗をかいたけど
サラっとしていて、ちっともベタつかない気持ちのよさなんだよね。
千畳敷009
雲の流れがはやい、はやいっ。汗もいっきにひいていきます。
Tシャツ1枚では寒くて、マウンテンパーカーを急いで羽織ったほど。

千畳敷010
彼は、ほぼ私とちと同じペースで登りきった小学生。
「パパ遅いな〜」と、ひとりごちていました。

千畳敷012
ね、意外と急でしょ?
千畳敷013
黒百合とシナノキンバイ・・・かな?

千畳敷014
これは、わからない。
千畳敷015
これは、不明。
千畳敷016
そしてコレも、全く知らない。
知っている方教えてください。(・・・っていうか調べろよっ)でも可愛いな〜。

千畳敷017

そして、最後におさめた千畳敷カールの写真。コレが撮りたかったのよね。

しかし・・・この後、思わぬアクシデントがっ!
KUROが岩場から落ちて手の小指を脱臼してしまいました。
カメラのレンズをかばったからかな・・・?
私、思わずレンズ大丈夫?って聞いちゃった。KURO・・・ごめんね。

千畳敷のことがわかる公式サイト
中央アルプス観光株式会社

takamaien_n at 11:40|PermalinkComments(10)TrackBack(0)

October 18, 2006

秋の夕日に〜♪ 照葉峡

照葉峡(てりはきょう)

幾重もの山並みを紅葉が埋め尽くすなんて贅沢な風景。
こんな紅葉を見たことがありませんっ---というほどの写真が撮れていないのが残念ですが。

照葉峡1






























利根川の支流である、源流に程近い渓谷で「奥利根水源の森」や
渓谷の岩肌を流れるいくつもの繊細な滝がある。
峠のてっぺんまで車を走らせると
標高差に応じた、様々な植生の紅葉を楽しむことができるのも楽しい。
峠の山頂付近はピークは少し過ぎている感じでしたが…。

照葉峡2






















道路はかなり狭いので、たぶん週末には渋滞するんだろうな…。
さすがに大型バスは入ってこれないんだけど、関東のマイクロバスはかなり多かった。
マイカー組も結構みんな上を見ながら運転しているので、速度もゆっくりだったり
思わぬ場所でブレーキを踏んだりするから要注意!

それから、もうひとつ嬉しかったのは、これ。

照葉峡6






















こんな山の中で美味しいコーヒーが飲めるなんて思ってもみなかったから。
高崎市のbishopcoffeeさんのモバイルカフェがこんなところに!

照葉峡7

















いっぱい歩いて、写真を撮ったので、ほっこり甘い“キャラメル・ラテ”でほっと一息。

照葉峡3






















全体的に西向きの斜面の山が多くて、私たちは午後2時くらいに到着したんだけど
カーブを曲がるごとに現れる美しく染まった山々にワクワクしながら
秋の日差しを受けてキラキラと輝く黄金色や紅色の葉っぱに歓声を上げてた。
本当に素晴らしい紅葉だったと思う。

照葉峡4






















照葉峡5





















山は4時にはすっかり日が落ちるので
12時くらいに到着してゆっくり見るのがいいんじゃないかな?

こういうところに行くと、いいカメラが欲しくなりますね。

照葉峡紅葉情報(Yahoo!の天気&紅葉情報)

takamaien_n at 15:41|PermalinkComments(8)TrackBack(1)