うどん

February 20, 2007

みちのくふたり旅 その4

乳頭温泉を出発して、日本一の水深を誇る田沢湖を経由。
冬の田沢湖は訪れる人もなく、レストランやお土産屋さんも全部閉まっていて
たつこ像だけが、ひとりポツンとうつむいて立っていました(あ、それはいつもか?)

参考:まっぷるnet

さらに道路を南下して到着したのが、みちのくの小京都『角館』
城下町、武家屋敷の風情が残る静かで美しい街でした。
残念ながら、雨まじりの雪が降る天気で、駆け足になってしまったけれど
ナカナカ私好みのこじんまりした場所で、結構楽しかったです。
角館1

上の写真は、角館でもいちばんくらいに有名な「青柳家」の門。
ここには農林水産省の認定を受けたという、日本に一本しかない珍しい枝垂れ桜もあるそうな。
町並みをもっと写したかったんですが
天気も悪く暗くて、こんな写真しか手元になく、すみません。
大きな武家屋敷を取り囲む黒塀の高さで、その家の武士の位の高さがわかるんだそう。

この街は枝垂れ桜が、すごく有名らしいので
よかったら 角館町観光協会のHP をご覧になってみてくださいね。
角館には450本もの桜があるらしいんだけど、もとは京都三条西家からの
お輿入れの3本の桜の苗木だったらしい。
春はきっと素晴らしいでしょうね・・・。うーん、冬訪れる場所ではないのかも。

さて、立派な薬医門が誇らしげに訪問客を迎えてくれる青柳家の中に入ると
古いものの好きな私たちには嬉しい展示物が、いっぱいあって
予定よりずいぶん長く滞在することになってしまいました。

江戸時代の刀や鎧の武具、古文書や掛け軸、農具などの他にも
蓄音機やポスター、レコード、第二次世界大戦の頃の兵隊さんや陸軍将校の軍服とか配給品とか
とにかくいろんなものが展示してあった。
その中で、いちばん私の興味をひいたのはコレ。
(ほんとは写真って撮っちゃいけないのかも。その上ブログに載せたらマズイ?!)

角館7

写真の真ん中の下にある茶色い瓶。右は「航空元気酒」左は「葡萄酒」って書いてある。
つまり気付薬なんだよね?!特攻隊の人たちに支給されたのかな?戦闘機の中は寒いものね。
他にも珍しいものがいろいろありました。

すっかり時間を費やしてお腹も空いてきたので、有名な「稲庭うどん」を食べることに。
角館2

武家屋敷通り沿いにすっかり景色に溶け込んでいる外観の麺処「古泉洞」
角館3

私たちは、その佇まいに惹かれて入ったのですが、有名なお店なのでしょうか・・・
角館の街自体に、ほとんど観光客のいない平日の昼下がりなのに
古泉洞には3組のお客様がいました。

稲庭うどんをといえば、多分、佐藤養助商店 が特に有名なんだと思うのですが
古泉洞も佐藤養助の麺でした。
稲庭うどんは、四国の讃岐うどん、名古屋のきしめんに並んで
“日本三銘うどん”に評されるとかで、のど越しがよくって、つるんとしてる。

美味しかったんですけど・・・ね。お店の親父さんの無愛想なのには、参りました。
お加減でも悪かったのでしょうか?

そして、気を取り直して(苦笑)、我らの旅のお約束「地元スーパー探索」へ。
えーと、お店の名前は何だったかな?思い出せないな。
特に地元野菜とかお弁当、お惣菜コーナーが楽しいんだけど♪秋田は物価が安いですね。
角館4

「ひろっこ」って聞いたことないなー。秋田ではこう呼ぶんだね。多分コレ“のびる”ですよね。

角館5角館6

畑のキャビア「とんぶり」も安い!買いたかったけどね。
それから、見て!このセリ。立派な根っこだね〜。
都会の人はセリの根っこは切り落としちゃう人が多いって聞いたんだけど、ホントですか?
セリは根っこがいちばん美味しいのにね〜。うちの冷蔵庫にはセリ、よく入っています。
田舎のお店に行くほど、根っこの大ぶりなセリが多いね。
 
あと、すぐ食べちゃって写真を撮るのを忘れちゃったんだけど
秋田の新名物?と評される山口製菓店の「アンドーナツ」(別名:油パン)も美味しかった!!
セールしてたのにな。もっと買ってくれば良かったよー。
お取り寄せしたい気分です。

秋田はやっぱり小豆が名産なんだね。前に紹介した「もろこしあん」といい
あんこ関連商品が多い気がする。

takamaien_n at 23:58|PermalinkComments(4)TrackBack(3)

December 26, 2006

かっこいい店主

正太屋の日本手ぬぐい




















友達の旦那さんの沖縄のお店 ゆでたてうどん 正太屋さん。
写真は、この前送っていただいた正太屋オリジナルの日本手ぬぐい。
いい味出してるよ。この手ぬぐいも。
オープンを記念して作られたものとのこと。貴重なものをありがとう!!

沖縄で「うどん」って珍しいよね?!

オープンまでいろいろ大変だったそうだけど
オープンしてからもいろんな試行錯誤を繰り返して、がんばってるんだね!!

他のブログで見たけど、長身でカッコいい正太さん。全然、年くってない!!
その若さの秘訣は、きっと探究心ですね。
香川に修行に行ってたんだぁ〜。

ウチからは、気軽に、ちょっと行こう!って訳にはいかないけど・・・
いつか行かせてくださいね。
カレーうどん、かなり気になってます。玄米おにぎりも。

みなさんも沖縄に行かれることがあったら、是非!!

ゆでたてうどん 正太屋
沖縄県宜野湾市大山6-38-2
11:30〜15:00(売切れ次第終了)/月・火定休



takamaien_n at 00:05|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

October 23, 2006

忍野八海の田舎うどん

忍野うどん1

















忍野村というと富士山の近くのお水のキレイな処-----というイメージですよね。
ここの水も“全国名水百選”にも選ばれているのだそう。
だからか〜っ。maiにいただいた「忍野八海田舎うどん」
すっごいコシがあって、とても美味しかった!!!

彼女が初めて食べたとき、コシとそのノド越しにショックを受けたというUDON
ナカナカお目にかかれないうどんです。

しっかり20分煮て、吹きこぼして、さし水を4回くらいすると
キュッとしまったつるっつるのうどんになるよ!と教えてもらって
食べたうどんの美味しいこと、美味しいこと!!

忍野うどん2

















これは、ノーマルなお出汁のうどん。

忍野うどん3

















これは、胡桃味噌のつけダレに冷水でギュッとしめたうどんをつけて
シソやネギを薬味に。

忍野うどん4

















これは、土鍋にゴボウ、鶏肉、卵、を入れたもの。
カレーうどんにも見えるけど、赤味噌煮込みうどんです。
すっごく体が温まりました。

(そういえば、この土鍋
数年前に買ったのに何となく使いそびれていた代物。
寒くなってきたことだし
何にでも土鍋を使いたくなっているYukariちゃんの真似をして
これから活躍してもらうことにしようと思う)

mai、数日に渡り、いろいろ楽しませていただきましたよ。いつもありがとうね♪

山梨の忍野…通ったことぐらいしかなくて、まだ行ったことのない場所だけれど
富士山を背景にしてお水の沸いている池と茅葺屋根の民家の点在する
日本の田舎風景の広がる探勝地らしい。

どうして「八海」っていうのかな〜と思って少し調べてみたら
その辺りは昔、山中湖ともひとつづきの大きな湖だったらしくて
それが、干上がって盆地になったんだけど、8ヶ所だけ湧水が残ったので
それを「八海」と呼んでいるんだって。

きっと、私の好きな田舎風景が見られそうだな。いつか行ってみたい。

takamaien_n at 12:25|PermalinkComments(4)TrackBack(0)