ジャズ

February 02, 2008

もうすぐだね…

バレンタインデーまであと10日と少し。皆様、今年はどんなチョコレートを??

…田舎暮らしの私には サロン・ド・ショコラ も 遠い世界のお話だったし
雑誌もちっとも買っていないし、流行りのショコラティエも、ちんぷんかんぷん。

まあネットでお取り寄せを少ししてみたのと、近所のディスカウント系スーパーで
最近お気に入りの、掘り出し物のFUJIYAのチョコレートを義理チョコ用に買い占め(?)ようかな…と
思っている程度です。 

マイ・ファニー・ヴァレンタイン

さて、そんな訳で、今日のテーマはチョコレート…ではなく、音楽のお話。
バレンタインが近づくと何となく聴きたくなるCDのこと。

「マイ・ファニー・バレンタイン」
この有名なスタンダードナンバーは、本当にたくさんの人が唄い、演奏している名曲だけど
私は、彼女の解釈がとても好き。
私自身は、そんなにたくさんの「マイ・ファニー・バレンタイン」を聴き比べているとは
言えないだろうけど
とにかく彼女の「マイ・ファニー・バレンタイン」が大好きです。

彼女…とはリッキー・リー・ジョーンズ
特にメジャーとは言い難い、アメリカのシンガーソングライター。

私が彼女の曲を初めて聞いたのは、たぶん20年近く前になるのかな?
確か、六本木のWAVEに背伸びをして出かけて、視聴をしながら何時間も過ごして
見つけたのうちの1枚にリッキーのデビューアルバムがあったような気がする。

それから数年たって、よく遊びに行っていたショットバーで、彼女の曲がよくかかっていて
ますます好きになったんだよなー。

気だるい印象もありつつ、でも浮遊感みたいな、コケティッシュな雰囲気なんかもあって
リッキー・リー・ジョーンズって人は、不思議ワールドに住んでいる人なのだ。
どこかに万華鏡みたいな歌だって書いてあったなー。
ほんとにその通りだと思う。なんか飽きないのよねー。
声と顔が可愛いからかな・・・重苦しさがなくって、歌はすごく上手いのに
正統派路線じゃないところにも、逆にクレバーさを感じるし
彼女の生きてきた「人生の厚み」みたいなものも感じるんだよね。
んで、もっともっと深いところが見えそうで見えないような
もしかして、はぐらかされているんじゃないかと思えるような感じも
実は何だか心地よかったりして?

フォークや、ブルースや、ジャズや・・・いろんな要素が詰まった
私にとっては“玉手箱的な”シンガーです。

これからも、ずっとお世話になります♪

ポップ・ポップ


これもいいよ〜v ジャケット可愛いよね。完成度すごく高いアルバムだと思う!

 
リッキー・リー・ジョーンズ オフィシャルサイト


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November 16, 2007

ホッとする声

Smilin’

久しぶりに音楽のハナシ。
今このブログを書いているBGMがこのCD
大阪のライブハウスからスタートしたらしいジャズシンガーnoonさんの
たぶん3枚目のアルバム。

でもジャズっぽくない、すごくリラックスしたアルバムなの。
背伸びをしていない感じで、何だか鼻歌かハミングを聴いているかのような気持ちさえしてくる。
彼女の歌声はまさに“BGM”にぴったりの一枚。
ヘッドフォンでじっくり聴くタイプの曲ではないけど
心地よさがあたりに漂って、ほんのり幸せ♪って雰囲気に包まれている。

このCDには、ジェイムス・テイラーやカーペンターズ、レイ・チャールズなどの
スタンダードな曲ばかりが集められていて
どれも私の好きな曲ばかり。

1. スマイル
2. ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト
3. ラヴ・レター
4. 500マイル
5. ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト
6. 黒いオルフェ
7. エヴリタイム・ウィ・セイ・グッバイ
8. ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイン・オン
9. アイ・クッド・ライト・ア・ブック
10. スーパースター
11. ユーヴ・ガット・ア・フレンド
12. ハレルヤ・アイ・ラヴ・ヒム・ソー
13. 涙そうそう

とても気に入っているアルバムなので
最近、携帯の着信音を、その中でもいちばん気に入っている4曲目の「500miles」に変えた。
アメリカの60年代フォークの象徴のような“ピーター・ポール&マリー”がオリジナルの
「500マイルも離れて」

デビュー4年目のnoon 今月、彼女のベストアルバムも出たみたいですね。
「For You noon's best」(このCDのPRサイト *ムーンリバ−が流れるよ。
彼女のオーガニックな唄声を、すぐにチェックできます♪)

noonオフィシャルサイト

takamaien_n at 19:38|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

June 25, 2007

夏もやって来たことですし・・・

オセアーナ

極上のバラード・アルバムって紹介されているこのCD。
ここ10日くらい、ずーっと部屋のデッキに入ったままです。
去年の4月発売だから新しいCDではないんだけど
夏が近づくと、なぜか聴きたくなるティル・ブレナー。

1年前くらいから、聴き始めた彼の曲。
前作の「That Summer」まではフリューゲルの使い方がかなり印象的だったけど
本作品では、それは影を潜めている。ボーカルも1曲しか入っていない。
その代わりに マデリン・ペルー や カーラ・ブルーニ が、ゲストとして参加している
すごいオイシイCDです。

去年書いた「That Summer」のレビューでも少し触れたけど
彼はそのルックスで多くのファンを掴んでいることも想像に難くなく
それよりも、確かな技術を持ち合わせているのに(ベルリンフィルだっけ?に在籍していた)
いわゆる金管楽器系の硬さというか冷たさというか、とんがり・・・な雰囲気がなく
ちょっと弛めの感じというか、ブルースっぽいというか
すごく人間性の感じられる演奏とでもいいましょうか・・・そんな雰囲気が漂っているのです。
だから、人気があるのかな、なんて思います。
とにかく、繰り返し聞きたくなるCDなの。

たぶん私も、彼のCDは時間をかけてでも全部集めることになりそうです。

でもね、夏至も過ぎ、もう夏かな・・・なんて言いつつ
今日の軽井沢はお昼ぐらいから雨で気温が上がらず
私は、ずっと ひざ掛け が手放せずにいました。
19:00頃からはついに、暖房をつけてしまいましたよ・・・あらら?

Oceana/Till Bronner(Amazon)
*視聴OK



takamaien_n at 01:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

April 05, 2007

父へのオマージュ

ナタリー・コール

今年になってから繰り返し繰り返し聴いたナット・キングコール と
惚れ惚れするようなテクニックのギター奏者ジョー・パスのリードアルバム
そして私が、今いちばん気持ちよくその歌声に酔いしれているナタリー・コール。

“繋がり”は、名曲『Unforgettable』
この曲は、この冬、いちばん聴いた曲かもしれない。

先日、担当させていただいた結婚式は、親族とごく親しい友人だけのパーティ。
20代後半のカップルは、友達の後輩だった。

お色直しはナシなし。
とにかくゆっくりとゲストと過ごす。
料理はちゃんとしたものを出したい。
ちゃらちゃした恥ずかしい演出はやめ。
お花は白とグリーンだけですっきり。
引出物ははずかしくない程度の一般的なもので。
でも写真のクオリティにはこだわるよ。
シンプル イズ ベスト。
---これが彼らのコンセプト。

オレたちそんな細かいこだわりはないから、センスよくござっぱりと行きましょうよ。
あとは頼みます---。
そんな感じのふたりだった。

じゃあ音楽はどうする?と尋ねると
そんな彼らが唯一リクエストしたのが、ナタリー・コールだった。
それも、このアルバム「Unforgettable」・・・父への愛がいっぱいに詰まったアルバム。
「それだけ使ってくれれば、後はお任せしますよ」だって。

う、嬉しい!
私も大好きなアルバムだったし、何よりアルバムの雰囲気が
彼らのパーティ・コンセプトにぴったりなんだもん。
ちょっと都会的な匂いもして、でも温かくて、古いものも大切に思う気持ちもあって。

このアルバムのほとんどすべての曲を使いました。
そして、ジョー・パスの「Unforgettable」も、少し顔を覗かせたりして・・・。

今日は、軽井沢は氷点下でした。
ここのところ、また冬が戻ってきたみたいなので
親子の愛情を、彼らの愛情を、感じながら
そして、クールな新郎が“結びの挨拶”で号泣していたのを思い出しながら
部屋でこのアルバムをほっこり聴いています。

Unforgettable: With Love
(amazon英語版:視聴できるよ)

takamaien_n at 23:43|PermalinkComments(2)TrackBack(2)

January 31, 2007

ベルベット・ヴォイス

ナット・キング・コール

シルクの肌触りのような声とも言われる彼。
男性ジャズヴォーカルで誰が好きかと聞かれたら
ワタクシは、迷わず ナット・キング・コール でございます。
ピアノとヴォーカルとどっちが好き?
トリオもカッコいいけど、やっぱり、あの声がたまりませんわっ!私。
「モナ・リザ」「ホエン・アイ・フォーリング・ラブ」とかが一番有名なのかな?
「スターダスト」とか?

普段、ジャズっていう雰囲気ではない後輩のコが、この曲大好きなんです!!!って言って
自分の結婚式のお開きのBGMに選んだのが、彼の「L-O-V-E」だった。

この曲は、最近(・・・じゃないか)だと、映画「スウィング・ガールズ」の最後に
使われていたよね。
あ、サントリーBOSSのCMの方が有名か〜。浜崎あゆみちゃんとかも歌ってたアレ。

私は、彼の娘のナタリー・コールの方の「L-O-V-E」を
よくパーティのBGMに使っていたけど、やっぱりオリジナルもいいよな〜。
1964年のヒットというからもう40年以上たつのだね。

後輩の子が、ウチにBGMの相談に来た日から、単純な私はすぐにインスパイアされて
ここ2ヵ月くらいの間、全くナット・キング・コールから離れられない。
車の中では、ほとんど彼の曲に浸っている。

でも、それだけヘヴィーローテーションしても飽きないってことこそが
名曲が名曲である所以なんだな・・・と思う。

あとは「ルート66」かな、やっぱ。チャップリンの「Smile」もいいけどね。
冬らしくない冬にも彼のベルベット・ヴォイスはほんとうに気持ちがいい。

でもそろそろ違うの聴きたいな。
最近、おすすめのジャズがある人がいたら、教えてたもれ!

The Very Best Of Nat King Cole
(amazon英語版:視聴できるよ)
このアルバムの「L-O-V-E」(27曲目)はフランス語なの。何だかそれもステキ♪
彼のことあんまり知らない・・・って人も、きっと聴いたことある曲がいっぱいなハズ。

takamaien_n at 23:50|PermalinkComments(5)TrackBack(7)

August 31, 2006

ヴィルトゥオーソ カプースチン

カプースチン 8つの演奏会用エチュード













音楽ネタが続きます。だって感動したんだもーん。

ウィキペディアによれば、ヴィルトゥオーソとは
「完璧な演奏技巧によって困難をやすやすと克服することのできる
卓越した演奏能力の持ち主に対する称賛の言葉」とのこと。

ニコライ・カプースチン
ロシアのコンポーザー・ピアニスト。ロシアのキーズ・ジャレットか?!

久しぶりに完全に惹きこまれる、ノックアウト系CDに出会いました。
カプースチンの自作自演集「8つの演奏会用エチュード」

先日、KUROが東京へ出張で行ってきた時のお土産
(・・・って別に私のために買ってきてくれたわけではなく
彼が自分で聴きたくてゲットしたものだけど、結局その次の日に休みだった私の方が先に
カプースチンワールドにはまりきってました。ゴメン)
何度も何度もリピートして聴くうちに、その度にボリュームがだんだん大きくなって・・・。
CDをジャケ買いすることの多いKUROだけど、今回はしっかり試聴して選んだのだとか。

1年半くらい前なのかな?ニュース・ステーションで
このアルバムの2曲目の「夢」という曲、そのス−パーテクニックを披露して
大反響を呼んだんだそうで、そうだったんですね。ちっとも知りませんでした。
ミレニアムの頃に本格的に国境を越えて、その作品が認められるようになった・・・
と解説に書いてありました。
ピアノ演奏が好きな方の間では、ずいぶん前から大注目だったそうなので
私たちはずいぶん遅れているのかもしれないけど、出会えて良かったな〜。

1曲目から完全にグイグイ引っぱられました。文句なしにカッコいい!心地よい音の洪水!!
縦横無尽にかけめぐる、ロシアの職人技的なメソッドと和声進行。

もちろん今も聴いています♪
何かね、美味しいコーヒーが飲みたくなるんよ。今から、丁寧に丁寧に淹れることにしよう。

カプースチン











カプスーチンという人をよく知らないけれどこのジャケット「ラスト・レコーディング」の
写真を見る限りでは“お堅い会社のお偉いさん”に見えなくもない風貌のおじさん。

彼の指から紡ぎだされる鮮やかなジャズエチュードは
ジャズのアドリブにも一瞬思えるようなテンションですが
モスクワ音楽院で学んだ伝統的なクラシックのピアニズムという後ろ盾がしっかりとあって
計算しつくされた複雑な技法が散りばめられているのだと思います。
楽譜・・・ものすごいことになっちゃっていそうだ。

カプースチンさんは、1937年生まれだそうなので、もうすぐ70歳のおじいちゃんだけど
この自作自演集は50歳くらいの時のものらしい。

[クラシックのピアニズムとジャズのイディオムをその作品の中に見事に融合させた人]かぁ。
ニコライ・カプースチン。きっと他の作品もすぐ買うことになりそうです。

カプースチン 自作自演集「8つの演奏会用エチュード」(amazon)

takamaien_n at 00:07|PermalinkComments(2)TrackBack(0)