ホテル

December 19, 2007

ハテナがいっぱい

先月東京に行った時のランチに行った『ヘイフンテラス』
「ペニンシュラ東京」の2Fにある、広東料理のレストランのお話。
写真は撮れないと聞いていたので、カメラ自体を持って行かずホテルの写真もなくてすみません。

到着したとき、実は時間があまりなくて
こぢんまりとしたエントランスにある回転ドアを駆け足で通過。
この玄関はきっと裏口なんだなって思ってしまった。
(だってさ、タクシーの運転手さんたらペニンシュラのこと知らなくてさ…。
だから裏口につけられちゃったのかなーなんて思っちゃっただんだよ。私。
…でもヤバイよね。タクシーの運ちゃん。ペニンシュラ知らんのは。日本交通だったかなー?)
あまりにもこぢんまりとしたエントランスだったのでVIPのリムジンとか
転回できるのかなー?なんて、要らぬ心配をしてしまった。

でもそこはまぎれもなくメインエントランスだったの。あれれ??

でね、その思わず狭っ!叫びたくなるようないエントランスを抜けると…
いきなり幅の狭い通路の両脇に、テーブルがところ狭しと並んでいて
アフタヌーンティーセットの、あの“ティースタンド”が
あっちのテーブルにもこっちのテーブルにも。

え?ここが、あの「ザ・ロビー」??まさか、まさかね。だってここは裏口じゃ?
だって、え?え?え? ほんとにほんとに、ここがあの「ザ・ロビー」なの???

ある意味ドキドキしながら、?マークがいっぱいのまま奥へ進んで行きました。

正直に言っていいですか?
私、ここってほんとに外資系のホテルなの? ○ル○ルクとかじゃなくって???
っていうのが、ペニンシュラ東京に対する私の第一印象でした。

皇居の目の前、日比谷の一等地に無理やり建てたホテルって気がしないでもないペニンシュラ。
もとは何があった場所ですか???

不安な気持ちを抱えつつ2FのHTI FUNG TERACE(ヘイフンテラス)へ。
世界文化遺産指定の庭園が9つもある中国蘇州の庭園様式をテーマとしている
レストランなんだそう。
想像していたよりカジュアルな感じだった。もっと重厚感のあるお店だと思っていたから・・・。
香港に行ったことのない私は、比べようもないのだけど
ランチはそれなりに美味しかったんだけど、何か暗いのよね。
インテリアは素敵なんだけど、スタッフが暗いの。  残念でした。

きっと泊まったら素敵なホテルなんだろうなーと思う。

眺望の美しいという最上階のレストラン「Peter」だったら
印象はかわったんだろうけど・・・
でも、たぶんもう行かないかなー。(あ、行けないだった…)

ペニンシュラ東京公式サイト
公式サイトも残念。
だったら、ブログにアップするなよーってカンジ?

takamaien_n at 23:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 30, 2007

メディアの罠

久しぶりの投稿です。
・・・なのに、プラスな話題じゃないのだけれど(汗)

先月の終わりに「リッツカールトン東京」に泊まりました。
研修という名目で、会社からもたくさん補助金が出たので
いわゆる『おのぼりさんツアー』です。

お昼ぐらいに六本木に到着。まずは荷物を預けて45階へ。
ランチは FortyFive に ¥6,000のコース を予約しました。
オードブル、スープ、メイン、デザートの4皿。
アメリカンサイズなボリューム感で
4皿でも、午後の行動に支障をきたすかと思うほどお腹がいっぱいになったので
ホテルのランチと考えると、妥当な内容なのかもしれませんが。

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海の幸のセヴィーチェ
レモングラスの独特の風味で香り付けされたシーフードサラダというカンジ。
下に冷麺が敷いてあるのですが、冷麺の食感がどうも苦手な私としては
言葉少なに黙々とフォークを口に運ぶしかなく。

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ひよこ豆のスープ 手長海老のグリル添え
手長海老が入っていないっ!・・・あれ?アレッ?と焦って
カップの中をまさぐるほど(お行儀悪っ!)ちっちゃい海老でして。
味は素朴で美味しかったけど。

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金目鯛の花胡椒ソテー
干し貝柱とジンジャー風味の赤ワインソース
とにかく量が多くて、その上しょっぱくて
途中で飽きちゃった。
花胡椒のオリエンタルな香りは外国人ウケするのでしょうか?

デザートも多くて、むりやりお水で押し込んだほど。
このレストラン、ターゲットは誰なんだ?

冷房の調整をお願いしたときの対応、お水がずっと出てこなかったこと
オープンキッチンのスタッフのふてくされたような顔・・・
グランシェフだか誰だか知らんが
外国人のシェフが厨房に現れたとき、スタッフ全員から
ホールにも届く大きな拍手がおこったこと。
客にじゃなくて、スタッフが料理長に拍手するってどういうこつ?
営業時間外にやってくれよ。そんなモン。すっかり興ざめだった。
とにかく、スタッフのサービスは、がっかり。
ナニがリッツカールトンじゃ。ナニがミスティークじゃいっ。

レストランはそんなんでも、宿泊スペースに入ったら期待できるかも。
---と思っていたんだけどね、チェックインでまた躓きました。
オンラインのトラブルで、チェックインができません・・・
カウンターでしばらく待たされました。立ったまま、ずっと。

ロビーも混んでいて、座る場所はなかったけど
どうにかチェックインができた後も、お詫びらしいお詫びはなかった、と思う。
失礼いたしました・・・くらいは言われたと思うけど
「訪れるすべての人に、至福の時間をお届けいたします」と銘打っているホテルとは
とてもとても思えない対応力だった。

コンシェルジュデスク前に立っていた着物姿の、能面?お姉さんが
お部屋まで案内してくれたんだけど
そのときに廊下やエレベーターの中で交わした会話は、なんだかとても不自然で
きっと英語はそれはそれは流暢なお姉さんなのでしょうが
母国語はいかがで?といったかんじで、私も途中で、質問するのを辞めてしまいました。

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確かにオリエンタルな雰囲気がところどころに漂い
(これは客室で私がいちばん好きだった場所)
ハード面は良かったし、居心地もそれなりによかった・・・と思います。

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たぶん、私たちの泊まった部屋はリッツの中でいちばん狭い部屋なんだと思うけど
ベッドやピローの硬さは申し分なく、熟睡できましたし。

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ブルガリのアメニティは、残念ながら私の肌には合わなかったけど
空調にアロマデフューザーがセットされていたようで、私たちの泊まったフロアーは
ラベンダー系の香りが適度に拡散されていて
久しぶりに蒸し暑い東京で過ごしたカラダを、心地よくクールダウンしてもらえて
そこだけは、ほんとポイント高いです。
(でも外資系のホテルなら、いや外資系じゃなくても今時フツーですかね、それって)

ちなみに、ロビーフロアーはショコラと柑橘系の香りでした。


今年になってから、業界紙、ビジネス誌などでもリッツカールトンのCSについては
各方面で取り上げられていましたねよね。「5ツ星ホテルが贈る、最上級のおもてなし」って。
だから、会社でも研修の場に選んだのだけど。
それは「リッツカールトン大阪」にしか、通用しないオハナシなのだとしか、私には思えず
他の人はどう思っているのだろう・・・と、ブログなどを少し検索してみたところ
クレームが多くてびっくりというか、納得というか。

リッツの大阪は阪神の運営で、東京は直営なんですってね。そうだったのか。
MBA型ともいえるコスト重視ホテルなんだそうです。

メディアリテラシーの大切さを実感せずには居られない研修だったなー、と。
高い授業料でしたけど、もういいんです(byアンナ)

ザ・リッツ・カールトン東京

takamaien_n at 23:56|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

May 31, 2007

灯台もと暗し?!

ご無沙汰してました。
毎年5月は忙しいのですが、今年は何だか目まぐるしい毎日で
パソコンのスイッチを入れることも出来ず
ゆっくり座ってランチを食べることもままならず
メールボックスをあけるのが、ちょっとコワくなったくらいです。

カメラにも画像がたまって重くなり始めましたので
そろそろアップしなっくっちゃです。

今日は、このブログでは珍しい中華の話題。
軽井沢には中国料理のお店が少ないみたいです。
なので、このレストランはすごく貴重なお店と言えるかもしれないな。
会員制のホテルの中にあるので
ちょっとビジター利用はしにくいような気がするんだけど
ランチもディナーも外来利用OKなんです。

エクシブ軽井沢の広東料理のレストラン「翠陽」
お客様も結構いらっしゃったので、店内の様子は写せませんでしたが
エントランスはどこかのプライベートラウンジみたいな雰囲気。ゴージャスです。

私たちは9人の団体だったので個室を予約したんだけど
レストランの雰囲気が、照明を上手にいかしたインテリアでまた素敵。

店内の写真が全くなくて申し訳ないけどお料理はこんなかんじです。
(例によってブレブレですが)

翠陽1

一皿目は信州の地産と中国伝統の冷菜を盛り込んだ香港式オードブル。
少しずつ、手間のかかった"仕事"してあるオードブルの数々。
コースの中で、オードブルがいちばん楽しみだったりしませんか?

翠陽2翠陽3

左は北京ダック。パオピンも繊細な食感だった。
エビ煎餅も香ばしくて美味しかったし。
右は紹興酒。干し梅をじっくり戻しながら頂くのって美味しいですよね♪

このあと
蟹スープ、芝エビのチリソース、牛フィレとヤリイカのXO醤炒め、飲茶
---と続いたんだけど、すっかりカメラは忘却の彼方に…。

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そして、これが干し貝柱を湯葉で包んだもの。
このソース?スープ?にも貝柱の旨味がしっかりついていて
量は少しだけど、すごく満足な一皿でした。食器もステキ。

翠陽5翠陽6


そして、〆は 冷麺 ちまき 麻婆豆腐丼 の3種類の中からのチョイスだったんだけど
私は冷麺をオーダー。
紀州梅がふくよかで深い味わいで、胡麻ともよく絡んですごくいいバランスでした。

そしてデザートの盛り合わせ。目にも楽しい綺麗な一皿。
マンゴープリン、キーマン紅茶のブリュレなども良かったけど
胡麻揚げ団子が最高でした!

なかなかステキなコースでしょ?
ちゃんとした中国料理が食べたいときにぜひ!ちょっとした集まりや
お仕事関係のランチにもおすすめです。

エクシブ軽井沢 サンクチュアリ・ヴィラ内
中国料理 翠陽(すいよう)

長野県北佐久郡追分字東かじか沢23-1
TEL:0267-46-3331

takamaien_n at 22:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 10, 2006

映画 ホテル・ルワンダ

ホテル・ルワンダ

















つらい映画です。
決しておもしろい映画・・・ではありません。
でも、人として −観るべき映画− だと思います。
同じ“ホテルもの”でも、三谷さんの駄作“THE有頂天ホテル”とは大違いです。
(あれはヤバかった---ですよね?)

1994年、わずか10年と少し前のこと。
アフリカのルワンダで長い間続いていた民族間の争いが、ついには大虐殺にまで発展し
たった100日間で100万人という、全く罪のない大勢の人々が殺されたという実話が
映画化されたもの。

世界の先進国は自分のところの国益しか考えていない、国連だって同じです。
まるで他人事。

じゃあ日本は?私は?
無関心・・・・・それも大きな罪なのかもしれません。
考えさせられる映画です。
涙が止まりませんでした。しばらく頭が重くて何もしゃべれませんでした。
私に何かできることがあるのでしょうか。

多くをここに書くことができません。
------ので、内容に興味を持たれた方は公式サイト を・・・。



「愛する家族を守りたい。」
ただ1つの強い思いが、1200人の命を救った…。

ホテル・ルワンダ

2004年/イギリス、イタリア、南アフリカ
監督:テリー・ジョージ
出演:
ドン・チードル      @ポール・ルセサバギナ
ソフィー・オコネドー   @タチアナ・ルセサバギナ
ホアキン・フェニックス  @ジャック・ダグリッシュ
ニック・ノルティ     @オリバー大佐
ジャン・レノ       ノークレジット


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August 14, 2006

上高地 帝国ホテル

上高地のネイチャーツーリズムの途中に立ち寄った 上高地帝国ホテル。

山岳リゾートホテルの草分けでしょうか?蓼科東急リゾートもここにすごく似ています。
この赤い屋根が緑の木々の合間から見える姿は、スイスっぽい(行ったことないけど)
ほんとは反対側からの角度が穂高連峰が見えて綺麗らしいのですが
この日はあいにく曇っていて、山並みはカメラに収められず・・・。

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ロビーラウンジ「グリンデルワルド」には、このホテルのシンボルのマントルピースが
どーんっと真ん中に配されていて
人の出入りはとっても多いのに、何故かとても静かで、窓から窓へと流れていく風の爽やかなこと。

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まだあまりお腹が空いていなかったので、お茶でもと思ったのですが
やっぱりケーキのショーケースの誘惑には勝てず、モンブランのケーキセットをオーダー。

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生ハムとローストビーフのサンドウィッチも、流石、帝国ホテルなお味で、とても満足!
生ハムはヒッコリーのチップ(だと思う)でしっかり燻されていて香りもいいし、塩味も絶妙な感じ。
ローストビーフこそホテルで食べたいメニューだななんて思いました。
つけ合わせのピクルスもリンゴチップも少し田舎っぽくて、よかったし。

遊歩道は人でごった返していましたが、ホテルは優しく静かに佇んでいました。
ホテルが好きな人は上高地を訪れるときにはぜひ!お勧めです。

上高地帝国ホテル
長野県松本市安曇上高地
TEL:0263-95-2001
今年の営業期間は4月27日(木)〜11月5日(日)

takamaien_n at 22:30|PermalinkComments(0)TrackBack(2)