マイケル・ナイマン

July 31, 2006

映画 髪結いの亭主

髪結いの亭主








フランス映画[髪結いの亭主]
先日、ROCK POOLでも話題になったこの映画。私も大好きな作品のひとつ。

ストイックで、コミカルでな主人公のオヤジがエロかわいい(倖田來未?)
一歩間違うと、ただのストーカー親父かと思いきや、そこがフランス映画のなせる技。
恋物語であります。静かなる激情、狂気。
ショッキングなラストシーンもさることながら、変なベリーダンス?を
少年が踊る妙なオープニングシーンも忘れられません。

何といってもこの映画を美しく仕立てているのは、マイケル・ナイマンの音楽。
彼独特のオーケストレーションは映画のシーンを静かに回想させる。
悲劇的なラストシーンを印象づける11曲目のピアノソロが秀逸。

マイケル・ナイマンのスコア6曲の間に入ってくるアラブ歌謡曲とのバランスもとってもよくて
適度なオリエンタル感、小気味よく単調に繰り返されるリズム、キレのいいこぶしまわし・・・
全11曲28分で短めだけれど、 とてもよく出来たサントラだと思う。


カンヌでパルムドールを獲得した「ピアノ・レッスン」がいちばん有名なのかもだけど
私には、この「髪結いの亭主」が映画の内容とあわせて考えたらベストワン。

家でも車でもよく聴くので、持ち出したり持って帰ってきたりしているうちに
ちょっとキズものにしてしまったほど・・・。
アラブ音楽って独特のリズムで、不思議なグルーブ感があるよね。

映画そのものも、年齢を重ねるごとに捉えるものがバシバシ変化しそうな
“スルメ映画”であります。

マイケル・ナイマン・・・といえばイギリスのサントラ巨匠?
最近は癒し系のコンピにもよく顔を出してる。

彼の手がけた映画だったら「リバーティーン」でしょうか?
ジョニー・デップ主演。彼に それでも俺のこと好き? と云わしめる映画。
デッドマンズ・チェストの陰に潜んでいて、というより
内容的にも一般ウケはしないのかしらね。
上映しているところも少ないようで、あまり売れていないみたいだけど。
日本でDVDが発売されるのを待ちましょ。

でもナイマンの音楽はやっぱり美しい。
(今も リバティーン公式サイト のBGMを聞きながら書いています)

髪結いの亭主サントラ Amazon

髪結いの亭主DVD Amazon

このレビューを書いていてDVDを買うことに決めました♪


takamaien_n at 12:42|PermalinkComments(7)TrackBack(2)