April 13, 2007

山城 上原城

上原城は、武田軍が信濃攻めに挙兵するの際の軍事ターミナルだった場所。
井上靖の小説「風林火山」では
勘助は運命の姫=由布姫に、ここで初めて会ったってことになってる。

ここは、諏訪総領家の本拠地であった山城。
標高978mの金毘羅山にある城で、山城の典型的な形をとっているのだそう

諏訪頼重が晴信に破れ、板垣信方が初代の諏訪郡代となった後、
彼はここに住んでいたのだそうな。
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この辺り一帯を、今も“板垣平”と呼ぶらしい。

どんどん上って行くと諏訪盆地が見えてきました。
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さらに上っていくと、神社が。
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三の郭には「金毘羅神社」があって、「二の郭」には物見石と呼ばれる大きな岩がある。

さらに上の主郭へ上ると、諏訪湖も望めます。なかなか気持ちのいい場所。
大河ドラマ「風林火山」で見える諏訪湖はもっとずっと迫って描かれているけど
実際には、こんな風景です。
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近くまで車で行けるっていうこともあるかもしれないけど
あんまり険しい感じの山城ではなくて、のんびり穏やかな気配さえしました。

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でも、主郭の背後にある大堀切は、10m以上の落差がありそう。
ここは険しいです。
(これは3月中旬の写真。もう雪は融けている頃でしょう)
ここの堀切はもともと諏訪氏が築いたんだろうな。板垣も修城したみたいだけど。

結局のところ、晴信に裏切られた形の諏訪氏。
不穏な空気が読めなかったのね、頼重さん。なんとなーくホワンとしてたもんね。

上原城址
長野県茅野市茅野上原

takamaien_n at 21:22|PermalinkComments(10)TrackBack(0)