実話

February 21, 2007

映画 幸せのちから

幸せのちから

遅くなりましたが・・・。久しぶりに家に居た休みだったので、前に観たこの映画の感想など。

がんばれお父ちゃん!!と叫びたくなるような、地味だけど、静かな感動を呼ぶ良品でした。
「クレイマー・クレイマー」を思い出しました。

いちばん注目だったのはウィル・スミスの実の息子が子役デビューして
本物の親子でのキャスティングとなったことだろうな〜。

ホームレスから一気に億万長者へ・・・でも単なるアメリカンドリームを描いた
サクセスストーリーっていう話じゃない。
実在の人物、クリス・ガードナー。
ちょっと儲けようかなーなんて手を出してみた?…大枚をはたいて買い取った骨密度を測る機器が
予想に反してちっとも売れず、夫婦仲もうまくいかず、ついには税金も家賃も滞納。
妻には家を出て行かれ、人生に挫折しかけていたクリス。
そんな人生のどん底から、這い上がり、証券会社の正社員になるための養成コースを受講し
やがては人も羨む超一流の証券マンになるまでの日々を描いているんだけど
その人生でいちばん辛い時期を最愛の息子と励ましあい一緒に切り抜けた
親子の絆、父子愛がこの映画をとても美しいドラマに仕立てている。

ボロボロ泣くような映画じゃない。でもホロリと涙がひとすじ…系の“感じる”映画です。

いちばん涙を誘われたのは「ボクのせいでママは出ていっちゃたの?」っていう
クリストファーくんの台詞。
あ゛ーーー違うんだよー、身勝手なママと計画性のないパパが悪いんだよー。
ごめんねー。大人が悪い。子供はみんな悪くない!---って、心の中で彼に謝ってました、私。

でも、あの妻はなんなんだー。自分しか、今しか見えていなかったの?
だってあの、骨密度測定器を大量購入した時の踊り出さんばかりに子供のように
喜んでいたじゃない!
夫婦ってそんなに薄っぺらいもんなの?もっと広い心を持てなかったのかしら?
現実にはあんなに冷たい人ではなかったと信じたい。
それとも脚本のせい?ほんとはもっと彼女の想いはあったのでしょうか・・・。

クリストファーくん!
アフロなヘアースタイルに、あの笑顔が可愛くて可愛くて♪
パパに甘えるシーンなんかは演技じゃなくて、地でいってるところなのかもしれないけど
今後に期待の持てそうなすっごくキュートな男の子ですね。
この映画では、もしかしてパパを食っちゃってるかも?!

そうは言ってもウィル・スミスの熱演も良いのですよ。
地下鉄の駅のベンチで俯いている横顔がすごく切なかった。
20人の中から正式採用の1人に選ばれて
「明日もいいシャツで・・・」って言われた時の、嬉しさを隠し切れない
内側から湧き出る感情を表すところなんかも上手いなーと思う。

ちょっと気になったこと。
面接の時なんかのクリスの自己アピール力って、すごいよね。
あれだけ自分を語れる“セールス力”がある人なのに、何故にあの測定器は売れなかったのか?
器具そのものに問題があったのかしらね・・・。
いやいや、人は変わるのだわ。心持ち次第なのだわ、何事も!

でも、すごくアメリカ的なお話ね。

映画 幸せのちから公式サイト
2006年/アメリカ
監督:ガブリエレ・ムッチーノ(イタリア人)
出演:
ウィル・スミス
ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス
タンディ・ニュートン
ブライアン・ホウ
ジェームズ・カレン
カート・フラー

takamaien_n at 17:55|PermalinkComments(11)TrackBack(28)