旅行

February 15, 2007

みちのくふたり旅 その2

−乳頭温泉1日目−

温泉マニアの間では、大人気の秋田の秘湯。
その中でもいちばん人気だという一軒宿の鶴の湯温泉。ずっと行きたかった温泉でした。

田沢湖の方から山手に車をすすめていくと、林道の方へさらに道が折れて、こんな看板が・・・。

乳頭温泉01乳頭温泉03

そして見えてくるのはこんな雪壁に阻まれた景色。例年の半分くらいの高さしかないみたいだけど
コレだよコレ〜!冬の温泉地はこうでなくっちゃ!!、ね。

乳頭温泉郷の湯の中でも、いちばん古くて、
ある日猟師が怪我をした鶴が病を癒しているのを偶然見つけたのが300年前だそう。
旅行情報誌の「じゃらん」で、東北の露天風呂のある宿で泊まりたい宿ナンバーワンに輝いた!
---とかいうような賞状が事務所(=フロント)の窓に飾ってあったな。

乳頭温泉02

その中でもなかなか予約が取れないのが「本陣」というお部屋。
私たちは思いつきで数日前に予約をしたので、たまたまキャンセルが出たらしく
この「本陣」に泊まることができました。
露天風呂で一緒になった鶴の湯に泊まりにくるのが既に20回を数えたという
“超リピーター”の方がいうには
「雪景色も最高だけど、ここはブナやミズナラの林に囲まれているから
紅葉の頃もすばらしい。そういういい季節の週末は予約が解禁になる半年前に
すぐに電話をしないと取れないんだよ。よく本陣が取れましたね」
だって・・・。行き当たりばったりも、たまにはいいことあるのね♪

電気は上のバスの通っている道までしか来ていないんだって。
その道路から3キロほど、奥に入っているので、鶴の湯は自家発電。
「本陣」にはテレビや冷蔵庫はもちろん、電話もない。時計もない。
黒光りした壁に笠をかぶった裸電球とランプのほの明かり。
戸口には鍵もなくって、雨戸用と、2本のつっかえ棒があるだけ。
シンプル!!
携帯電話のアンテナはかろうじて立っていたけど、電源を入れておく気になれなかった。
だってこのシチュエーションで電子音がなったら思いっきり興ざめだもの。

さて、お風呂、お風呂。
チェックインを済ませたら、さっそく浴衣に着替えてお風呂巡り。(足元は長靴!)
いろんな源泉があるらしくお風呂によって泉質が違うんだって。

これは、白湯(酸性泉 美人の湯 別名:冷えの湯)
乳頭温泉05


こっちは、黒湯(アルカリ泉 子宝の湯 別名:温たまりの湯) ちょっとぬるい。
乳頭温泉06


んで、これが雪見の混浴露天風呂。お風呂の底からプクプクと小さな泡が湧き出てくるの。
お尻をホワホワ刺激してくすぐったい。
乳頭温泉11


お風呂からあがるとあたりはすっかり暗くなって
お部屋の前に並んでいる小さなかまくらの中のろうそくに火が灯っていた。
湯上りはポカポカなので、思わず私は浴衣に丹前・長靴姿で
喜んであちこち写真を撮りに行ってみました。たのしー。
でも夜はやっぱり三脚がないとダメね。
なんたって、ランプの明かりだからねー、と自分の腕のことは棚に上げて明かりの性にする私。

乳頭温泉09乳頭温泉10

本陣に戻ると既に囲炉裏に火が熾きていて、イワナの塩焼きがが挿してあった。

乳頭温泉07乳頭温泉08

山菜料理と山の芋鍋。塗りのお膳で、ごはんを食べたのは何年ぶりでしょう・・・。
こんな雪の時期に、部屋出しで食事ができるなんて有難いなー。
天気が悪かったら大変でしょうね。
お刺身なんてなくても、みーんな山のものばかりだけどどれもこれもすごく美味しかったぁ!!

乳頭温泉04

ほんとうに静か・・・夜は全く音がしません。雪が音を吸収するのね。
ゆっくりゆっくり夜は更けていきます。

鶴の湯温泉公式サイト
かなりシンプルなサイトですが・・・
秋田県仙北郡田沢湖町田沢先達沢国有林50
TEL:0187-46-2139
秘境温泉 神秘の湯のページが写真もとっても綺麗で、雰囲気がすごくわかると思いますので
そちらをご紹介! 
秋田県⇒乳頭温泉号 鶴の湯温泉 と辿ってくださいませ。

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February 13, 2007

みちのくふたり旅 その1

遅くなりましたが、先日の旅日記を綴って参ります。

週末のバタバタな仕事をやっと終え、急いで帰ってきて23:00頃に出発。
(だけど、その日は日曜日。どうしても大河ドラマが見たくて
準備をしながらもテレビにかじりついていた私。病気かね〜?)

高速にのって、とりあえず夜のうちに行けるところまで行ってみよう!と走り続けて
宮城県の 金成PA に到着したのが朝の4:00頃だったかな〜?
そこで仮眠をとって、まず最初に訪れてみたのが、岩手県平泉の『毛越寺−もうつうじ−』

8:30の拝観開始とともに門をくぐり、寺男のおじちゃんたちが
雪かきやら庭掃除やらをしている中を参拝させていただきました。
とても静かで、庭園をゆっくり散歩も出来て、心を穏やかに過ごすことができる時間でした。

ここは、嘉祥38年(850)に慈覚大師(じかくだいし)が開山し
藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に沢山の伽藍が造営されたのだそう。
いちばん栄えた頃は堂塔が40、僧坊500!---かの中尊寺をしのぐほどだったとか。

毛越寺1

これは、平成元年に建立された平安様式の新本堂。うーん、ほんとはもっと美しいのよ。

境内にある庭園はほんとうに素晴らしいもので
平安時代に書かれたという、日本最古の庭園書に基づいて作られた非常に貴重な庭園とのこと。

毛越寺2

これは池の東南の端っこの方にある洲浜。砂洲と入江の柔らかい曲線がすごく綺麗。

このお庭、桜の季節も、初夏も、紅葉の季節もそれはそれは美しいのでしょうね。
晴れ渡った冬の朝日に、湖面がキラキラと輝く様子もなかなかのものでしたが
さらに空気がピンと張り詰めて、鼻の穴の中まで凍りそうな寒い朝だったなら
もっともっと良かったのにな・・・と暖冬が恨めしく。

資料館やホームページなどで、平安貴族の雅な遊びを再現した曲水の宴(ごくすいのえん)
写真を見てしまったら、いつか初夏に訪れたいと思わずにはいられません。
近くにあったら、私はかなり通いつめてしまいそうな場所です。

皆さんも是非、毛越寺ホームページでご覧になって!!
きっと 奥州藤原3代 の栄華を垣間見るというか、ちょっと肌に感じられることと思います。


あとね・・・負け惜しみじゃないんだけどさ、これはよかったわよ。何だか。

毛越寺3

毛越寺の事務所の軒下にあった ハンドル付リヤカー 思わずカメラに収めてしまいました。


それからそれから、東北と松尾芭蕉は切っても切れない関係ね。ここにこんな石塔が…。

毛越寺4

「夏草や 兵どもが 夢の跡」 ------あの有名な芭蕉の俳句を
『武士道』の著者、新渡戸稲造が英訳した句碑
[ The summer grass 'Tis all that't left of ancient warriors' dreams ]
この毛筆書体のセンス!カッコいい!!新渡戸さん自身の揮毫だそうです。
いいもの見れたっ。

特別史跡・特別名勝 毛越寺公式サイト
写真がとっても綺麗でたぶんMacでつくったと思われる良く出来たサイト。
パノラマ写真とかも見れちゃいます!
岩手県平泉町字大沢58
TEL:0191-46-2331
8:30〜17:00(11月5日から4月4日は8:30〜16:30)
拝観料¥500

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February 09, 2007

ただいまぁ〜

皆さま、留守にしている間もコメントやトラックバックを送ってくださって
ほんとうにありがとうございます。

おかげさまでリフレッシュしてくることができました。
どこに行ってきたのか…といいますと、・・・往復1400キロの『みちのくふたり旅』

ほんとは海外に行こうと思って8日間くらい休みは取っていたのですが
何だかんだと休みを侵食してしまい、残りが3日になってしまったので
じゃあ冬の京都にでも行こうかな・・とガイドブックまで買いました。
しかし!待てよ・・・今年は京都には雪がない。寒くない。
だったら桜や紅葉の京都がいいわよね〜。
去年は九州に行ったので、今年は北じゃ!んじゃ、東北だ〜!雪見の露天風呂じゃ〜っ!
---いうことで、数日前に急遽、お宿を予約して行って参りました。
名付けて東北“ぬくとまりツアー”

でもね、東北も雪があんまりなくて、2日目は雨だったのよ。
2月のあたまなのに、すごく暖かくて調子くるっちゃうよね。
予想していた景色とだいぶ違いました・・・。でもすっごく楽しかったです。
北東北は初めて足を踏み入れたエリアです。

温泉でいっぱい汗は流してきましたが、予想通り美味しいものをひたすら食べ続け、
身体にもココロにも、いろーんなものが溜まっております。
写真もこれでもかというくらいいっぱい撮ったので
このブログで、その堆積物?を少しずつ紹介していきます。
(たぶんしつこいくらいだと思うけど、許してね)

お土産も皆さんにお届けしたいところですが、なかなかそうもいかないので
写真とお話でお許しを。

ではお土産その1
秋田の小京都、角館(かくのだて)の名店 唐土庵いさみや の 『もろこしあん』
もろこしこまち1

秋田名物のもろこし・・・って、正直言って、私は今まで美味しいと思ったことがありませんでした。
でもここのをお店で試食させていただいたら、あまりにも美味しくて
カルチャーショックだったくらいです。

これは、北海道つぶ餡の中に生もろこしを入れて、あきたこまち米で包んだお菓子。
冷たくして食べると美味しいの。

もろこしこまち2

“もろこし”って、中国がルーツの打物。中国のコト、唐土=もろこしっていうもんね。
中国から渡ったお菓子・・・という意味なのね。

他にも『もろこしあん』と『生もろこし』もありますので、また後日ご紹介しますね。

唐土庵いさみや
秋田県仙北市角館町(町内に3店舗あり)
オンラインショップあります♪

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