風林火山

February 25, 2007

大河ドラマ『風林火山』その8

勘助8

第8回 :「 奇襲!海ノ口 」

海ノ口城は標高1300m以上の場所に立てられた山城。
暖かい甲斐からやってきた武田軍の皆さん、さぞかし信州の冬は辛ろうございましたでしょう。
思わぬ長期戦に兵糧も底をつき、撤退を余儀なくされ・・・。

その撤退の“しんがり”を申し出た晴信は、父、信虎にまたも罵られながら
見事、初陣を飾った晴信、若冠16歳。お手柄おめでとう!
でも、城を落として勝ちどきを上げたらすぐに退陣するという晴信。
これで父に罵られるのは必至ですね・・・。
「城を陥としておきながら、みすみすそれををてて帰ってくるなんて
晴信の臆病者ものめがっ」かなんか言われそう・・・。

今日にしてやっと、軍師・勘助の本領発揮のステージが用意されましたね。
今回は小気味いい感じで、観ていました。調子づいてる平蔵も、可愛かったし。
勘助と平蔵、今日は仲良しコンビでした。
勘助に膝枕してもらって、頭を撫でてもらってるんだもの。何だか ほのぼの でしたね。

それから、今日は武田軍ならでは!の
“金堀衆(普段は金山を掘っている人たち。毎回、オープニングに
この金堀衆のシンボルマークのムカデがぐわーんって出てきますよね!)が駆り出されて
『水の手』、つまり ライフライン を断ち切ろう作戦が展開されますが
これも勘助に見破られてしまいます。

でも、やっぱり勘助と晴信が戦うっていのは、どうも飲み込めないなーと思いました。
オリジナル脚本の辻褄あわせの巻・・・って感じで、ね。

あとは、信濃の知っている場所が出てくるだけに、
お?これは野辺山か?うーんちょっと違うみたい?聖高原か?
ロケは千曲市って書いてあったしなーなんて、風景がすごく気になってしまったりして・・・。
おやおや、千曲川が反対方向に流れているぞ・・・あれれ?とかね・・・。
そういう意味でも、見どころいっぱいで楽しい感じがしたかも。

海ノ口城主の平賀源心は佐久の平賀城主でもあった人。平賀は家から10分ほどのところです。
甲斐の韮崎と、私が今住んでいるあたりの信濃の岩村田宿を結ぶ
主要道路=「佐久甲州街道」・・・その街道を押さえるために築かれたのが海ノ口城だそう。
今は大きな岩がゴロゴロっとしているだけで、その場所へたどり着くにも
ちょっと大変そうな場所みたいです。行ったことはありませんが。

あと、今回は効果音や、照明さんの技術力の高さが光ってましたよね。
光の使い方がすごく綺麗でしたね。カメラワークも、大がかりなセットも見ものだったと思う。

今回はすべて戦シーンだったので
前回までのような板垣信方の着物の着流しシーンは見られなかったけど
板垣の兜にも“こだわり”が感じられました。
先週のトンボ柄の着物に続き、兜の前についている飾り(名前はなんと言うのでしょう?)も
トンボのモチーフでしたね。こだわりっていうか、時代考証で板垣はトンボ好きってことが
わかっているのでしょうか。トンボは豊穣のシンボル??

そしていよいよ来週は、ヒロイン登場!ですね。楽しみです。

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February 19, 2007

大河ドラマ『風林火山』その7

勘助7

第7回 :「 晴信初陣 」

日曜の夜中に録画で観ることは観たのですが
感想を書くのが、すっかり遅くなってしまいました。

今回のお話もとても引き込まれるシーンが多く、ストーリー展開も巧みで
またまた原作を完全に無視!!まったく違う話に描かれている(笑・・・注:褒め言葉です)
だってほんとに面白い。

ドラマは、絶対スタッフに恵まれているというか
スタッフひとりひとりの、取り組む姿勢や美意識といった部分のスタンスの高さを
すごく感じます。
今回から信濃も舞台になる。
真田幸隆が「美しき郷じゃあ〜」と格子の間から覗きみる真田の景色。
多分、通称“菅平有料”のあたりから見える上田市(旧:真田町)の風景だと思う。
電線もがんばって消したねー。よく車で通るあたりです。
自分のよく知っている場所が出てくると、ますます興味もわくってものです。

今回は全体を通して、色味の美しさも目立っていた気がする。
晴信初陣の鎧姿も勇ましく、
勘助も、負けず劣らず、まるで“馬子にも衣装”のような今までの小汚さはどこへやら、な
凛々しい姿で・・・特に襟元が美しゅうございました。

今回、嬉しかったのは
浅黒さは代わらないまでも、少しすっきりとして、唇は青みがかった綺麗な赤い色で
瞳も輝き、白い歯がキラッと光って表情も明るくなった勘助の姿。
安らぐ場所を見つけた安心感が表情を明るくしているのですね。

山伏に扮して、真田郷に潜入した頃の勘助は
今まで、いつもひっつめていた髪をダウンスタイル(!)にして
ボサボサ感が少し緩和されて、何だか少し村上正明風?!
真っ黒な足元に真っ白な鼻緒も、すごく綺麗だったぞ。
真田幸隆の妻:忍芽が幸隆の“お古”で仕立て直してくれた着物も似合ってたし、
小奇麗になっちゃって、佐々木蔵之介さんとのツーショットも絵になる絵になる!!

「美しい」と言えば
躑躅ヶ崎の御館の真っ赤に燃えるようなもみじと信虎の黄金色に輝く着物のコントラストも
これぞ、日本の美!!・・・っていうシーンでしたね。アングルも好きでした。
もみじが、はらりと添えられたにごり酒も、あはれ。

「あはれ」と言えば
晴信が心を開いて父の元へ向かおうとした晩秋の夜の
静かに軒を濡らす雨の音と、幽玄な笛の音。いかったデス。
笛の音が鳴り止んでも、屋根を打つ静かな秋雨の音がすごく効果的だったなーと。

信虎を演じる仲代達也さんは
最初の頃は わなわなしているだけの爺殿 と思っていたけど
前回、今回とは、流石に眉と眉間と眼の演技が、ベテラン俳優を感じさせたなー。

三条夫人に「息災であるか?」なんて優しく声をかけちゃって
信虎が、ついほろっとしゃべったことは、きっと父としての彼の本音であったに違いない。
(いや、そう思いたい。切に願う!)
でも、嫡男である晴信の“器”に、男として、武将として嫉妬しているのだ。
自分のことを“武骨”であるとわかっていて、信虎も苦悩しているのだ。
その切なさと苦しさと、でもその座を明け渡したくない権力への執着とが
晴信への愛を歪ませてしまったのだろうな〜(---と、思いたい)

信虎様、器って意味じゃ、北条氏康もナカナカのものだよ(笑)
丸腰にさせた勘助を「よおっ勘助、こちらへ参れ!」って
やっぱ腹から声出てる役者さんは違うね、迫力が。

「怨みもまた人の欲に過ぎぬ。欲に眼が眩めば、真の敵は見えぬぞ」と
私怨に燃える勘助をたしなめる氏康さま。
「武田を討ちたければ、怨みを忘れて己の大望だけを見つめよ」って
勘助ってたら、晴信と同じこと言われてるじゃんかっ。

そして、もうひとり器の大きい人--- 誰の話でも良く聞くお殿様 真田幸隆。
馬の良し悪しには疎いけど、女の良し悪しはちゃーんとわかる勘助?を
しっかり理解してくれる ナイスガイ です。
これからも楽しみです!幸隆の活躍で、武田軍がどんどん勢力を伸ばしていくのですね。

最期にひとつ、今回のお笑いどころ。
平蔵〜♪ 「勘助のために。ウラ米をつくるだっ」とか言っていた君だよ、君!
「うらも行くだ〜」とか言って馬を駆け出させてくるところ。
まるでスクーターにでも乗っているみたいでした。可愛いわ♪
なかなか上手だね!佐藤隆太くんも。

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February 11, 2007

大河ドラマ『風林火山』その6

勘助

第6回 :「 仕官への道 」

晴信が京の香り高い公家の姫君を娶る御簾内の祝言。
烏帽子をつけた晴信・・・こんなシーンの立ち居振る舞いは
やっぱり歌舞伎役者の市川亀次郎さん、絵になりますね〜。
この写真の着物色の取り合わせもとても綺麗でしたね。

でも、初夜の寝所での若殿さんたら、何だか出来すぎじゃありませんか?
優しいです。すごくいいお殿様だわ♪永久にお慕い申したくなっちゃうわ!

三条の方も心根の美しいお姫様。池脇千鶴ちゃん、とても素直に演じていますね。
いくら京の都が荒んでいるとはいえ、京の、それも公家でお育ちのお姫様が
甲斐の田舎まで落ちてくるのはどんなに心細かったことでしょう・・・。
それなのに「荒れ果てた京の都を思いますれば、いずこも都であらしゃります」だなんて
それほど京は酷いことになっていたのでしょうが。
「はかりごとの婚儀の相手を宿命の人と受け入れるは心次第・・・」とも仰せの三条の方。
聡明で健気な方です。
これから、正室として、母として苦悩の日々を過ごすことになる三条の方だから
晴信との出会いが美しく描かれていたことにすごく救われた思いです。

でもね、私は
オープニングで、三条夫人の池脇千鶴ちゃんの名前が
花っていう書が出るところ(ミツのしほりちゃんが出てたところ)に出てくるのかなーと
思って見てたんだけど、空いていたままだった
「ああ、この席はやっぱり由布姫の場所なんだな〜」と何だか可哀想に思ってしまった。

あ、それから、ドラマ中のバックに流れるテーマ曲。
やっぱり千住さんの音楽はアップテンポじゃなくってゆったりしていた方が
その深みがぐっと感じられて好き。こういう時はすごくいいと思うんだけどな〜。
やっぱオープニングの“パッカパッカな軽快さ”が際立ってるのは
いつになっても何度聞いても、私には馴染めないよー。

今日は「仕官への道」でしたね。
うーん、勘助はいつになったら居場所が見つかるのでしょう。
結局、勘助は私怨を晴らすためあっちこっちを渡り歩いている訳よね?
原作にはない、ミツの存在のおかげで、もう6話もストーリーが展開してしまった。
脚本の妙というところなのでしょうが、早く収まるところに収まって欲しいっ!
もうそろそろいいんじゃないかい・・・なんて、ワタクシそろそろ痺れをきらし気味。

今回、前島一門を切腹に至らしめた一件で、晴信が信虎に楯突いたことで
この親子の確執はまたさらに深まってしまいましたね。
信虎追放に勘助も加担することで恨みを晴らすってところで落ち着かせるのかなー。
うーん?!よくわからない。


今回、いちばん印象的だったのは松木誠さん演じる北条氏康かなー。
松木さんも歌舞伎役者だそうですが、ドーンっとした存在感ありますね。
演歌歌手のような大げささがいいねぇ。よっ!殿!!って感じです。

それから、これは毎回思うことだけど
信方親分の衣装はいつもいいねぇ。色も柄もステキ。着流してるところも。
あれは千葉真一さん流のアレンジなのかしら?スタイリストさん、お上手です♪

来週は晴信の初陣の巻らしいから、いよいよ信濃攻めだね。真田幸隆も出てくるぞ。
楽しみ楽しみ♪

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January 28, 2007

大河ドラマ『風林火山』その4

勘助5

第4回 :「 復讐の鬼 」

市川亀治郎さんの声はとてもよく通る。トーンも高いし。
やっぱり発声方法が違うのね。どこか上の方から声が降りてくるような・・・そんな感じ。

今日、やっと勘助と晴信は出会いました。
母から
「光を放つ者は、影を負う者が側にいてこそ安堵して輝ける」と聞かされていた晴信。
思わず「見〜つけた!」と叫びたい気分だったでしょうか。

板垣信方に、「殿!お戯れが過ぎまするぞ」と諌められていたけれど
晴信は自分と同じ匂いを感じる勘助との初対面を心から楽しんでいたようだった。
晴信の人格の高さを思わせる一幕だった。
たった二言か三言で
晴信は百姓だった河原村伝兵衛(伝助)と葛笠太吉(太吉)の心を掴んでしまった。

勘助こそ「このわしをたばかりおって!」・・・と、刀をブンブン振り回していたけれど
自分の心根を見透かされた悔しさと、いったいどんなお人なのだ?という好奇心が
思わず彼に刀を抜かせたのでしょう。
晴信にぐわしっと心を鷲づかみにされ、琴線をブルブルとかき鳴らさて
「な、な、なんなんだっ?!」って、ちょっとビビッた?

晴信が信虎からの不遇を受けていることを知る由もない勘助は
大した苦労も知らない若殿が、何を生意気なというかっ!この青二才めがっ!!
・・・と思っているんだろうが
ところがどっこい 晴信さまは、そういう“人の痛み”のわかる器の大きさを
生まれながらに、そして、数々の失意の中で培ってきたお人なのだよ、勘助くんっ。
というところですかねぇ。

「失望の中にこそ誠の大望は生ず」
そうして人は大きくなるのですね・・・晴信さま。

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January 23, 2007

信玄つながり・・・

桔梗信玄餅1

「桔梗信玄餅」
山梨のお土産といったら---思い浮かべるのは、まずコレだよね。
今までに何度もいただいたお土産だけど
今年は、きっとさらに売り上げを伸ばして全国いろんなところで手に入るようになるんだろうね。
タイムリーな銘菓でござい。
この「信玄餅」が有名になったのは、大河ドラマ「天と地と」の影響がすごく大きかったそうだから
ききょうやさんは、今年はまた別の「風林火山」っていう
もみじ饅頭みたいな和菓子を開発して売り出し中らしい。

この「信玄餅」いろんな賞もたくさん受賞している銘菓だけど
かつて国土交通省主催で
外国人にとって魅力あるおみやげ:魅力ある日本のおみやげコンテストで
銀賞を受賞したそうな。
風呂敷包みのパッケージ、確かに外国人受けしそうだね。

桔梗信玄餅2


安倍川餅ちっくな、この信玄餅は何といっても、この黒蜜がミソだよね。
甘さ加減、風味、舌触り・・・他のとはだいぶ違うな〜。

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January 22, 2007

「風林火山」な散歩道 その1

龍雲寺1

去年から少しずつ、巡りはじめていた風林火山の縁の地。いちばん手近なバージョンです。

自宅から車で5分の場所にある曹洞宗のお寺龍雲寺
かつて武田信玄が越後から禅師を迎えて
オンボロに朽ち果ててしまっていたこの寺を復興したのだそう。

信玄が、信濃出兵の時は、必ずと言っていいほど戦の勝利を祈願しに立ち寄ったと
言われているそうで、信玄に縁の深い寺らしい。

「え?こんなところに?!こんなお寺が?!」というくらい意外な感じで
住宅街の中にりっそりと佇んでいて、表通り(国道)からは見えない。

龍雲寺2


この山門もなかなか立派です。

龍雲寺3

この奥に信玄公の霊廟があるの。このトンネルみたいなのをくぐると---

龍雲寺4

信玄の遺骨が出てきたという場所があって、墓標が立っています。

信長と同盟を結んでいたくせに、将軍・足利義昭の信長討伐令に同調して信長を欺き
遠江の家康の領地に攻め込んで徳川軍をビビらせた武田信玄・・・。

でも、ついに持病には打ち勝てずに、甲斐への撤退せざるを得なくて
しかもその途中、信濃国駒場で亡くなってしまう。
でも、敵につけいる隙を与えないため、
それに親方様崩御の知らせを受けたら、味方の士気も下がるから・・・と部下さえも欺き
その喪をひたすらに隠し通したというのは、有名な話。
死んでもなお、強い武将でありつつけなければならなかったのね、信玄は。

その信玄の遺骨を、この龍雲寺を再建した北高禅師が
密かに持ち帰ってこの寺に埋葬したという言い伝えが残っているのだそうで
墓標の建っている場所で、昭和6年には骨壺が発見されて
中から骨と短刀、袈裟環が発見されたんだそうだ。

龍雲寺5龍雲寺6

信玄の霊廟。武田菱がなんだか誇らしげですね。

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January 21, 2007

大河ドラマ『風林火山』その3

堪助4

第3回 :「摩利支天の妻」

今日は、BSのオープニングにギリギリセーフで帰宅。

今日も堪助のどアップ!多ございましたな。
それも“おちゃめ”な堪助。
鼻ヒクヒクさせたり、ミツに作ってもらった眼帯(・・・っていうの?)をつけて
得意げに表情をつくっているところなんて、やんちゃな子供みたいだった。
安らぎの場所をみつけたんだもんね。幸せだもんね。
“やったね”---なお顔だって。したくなるもんね。

今までずっと守るものの見つからなかった勘助が「そなたはワシの城じゃ」なんて
言っちゃって、せっかく“自分の戦”を見つけたところだったのに。
だったのにぃーーーーーーーーーーーー。

ミツは、モノを見る目を自然に携えている、賢くて、まっすぐな、強い子。
自分っていうものをちゃんと持っている。
しほりちゃんの演技とってもよかったから、ほんとはもう少し見たかったけど
第1回〜3回は、原作にはない大河ならではの“つかみ”の脚色部分だったからね
ここら辺が引き際かもねぇ。
来週からが本編の始まりってところかしら。

信濃への侵略がそろそろ始まろうというところ。
諏訪とか佐久とかこれからなじみの名前がいっぱい出てくるぞ。

それにしても、信虎・・・自分の息子を恐れまくっているのね。かなりのビビリマンです。
信虎父様、あなたこそ引き際です。家臣の心も離れているのよ。もうご隠居なされ。あとさ、
信虎が夢の中で晴信に弓をひかれるシーン最後の、晴信のキーッって顔・・・
歌舞伎役者してたよね〜。眉のつり上がりっぷりといい、口元といい。

それにしても、それにしてもの板垣さま あなたこそ家臣の鏡。
ますますお墓参りに行かねばです。次回の放送までに行かれるかしら?



そして!堪助と晴信。
今回は残念ながらまだ出会えませんでした。来週のお楽しみです!!

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January 14, 2007

大河ドラマ『風林火山』その2

堪助3


第2回:「さらば故郷」

帰宅してBSの途中からと、録画とをすぐに見ました。(すでに嵌っている私)

オープニングの三河牛窪に帰ってきた子供のように目をキラキラとさせた
堪助の顔が、あっという間に曇ってしまう。
彼には居場所がなかなか見つからない・・・切ないねぇ。

でも、子供の頃から、ずっと辛い思いをしてきているのに
彼には卑屈なところがない。
その上、養父の大林勘左衛門(笹野高史)の裏切りに対して
「唯一の親孝行が出来て嬉しいかぎりじゃ」
「これですっきり申した。ごめん」なんて言葉を残し去る後ろ姿・・・本当に切なくて
涙ものでした。

内野聖陽のカッコよさは、風呂に入っても浅黒い肌色とキリリな眉
・・・このメイクによるところ大だね!!
横顔が凛々しいわ♪

それから、片目だから、余計感じるのでしょうか?“目ぢから”ビンビンです。
ねぇねぇ、このドラマって、何かお顔アップのシーン多くありませんか?

そしてそして、もうひとつ切ないのは勝千代(信玄)の不遇。
これは、もう武田信虎の、賢い勝千代に対する嫉妬以外の何ものでもないよね。
強欲の信虎めっ!!
なのになのに、勝千代はどこまでも健気。
父上に愛されたいのに、どこまでも愛されたくてわざと負けたりしているのに・・・。
でも父にはそれが「ふん、小賢しいっ!」と思えるのでしょうか。
あの笑みは・・・あの笑みの意味は・・・。

これからの出番はあまりないと思われるけれど、笹野高史さん流石ですね。
14年?15年?の武者修行の旅に出て見聞を広めてきた堪助のスケール感は
ずっぽりと三河の田舎暮らしを続けてきた父の想像力では
理解しがたかったのだろうな。
「兵法を学んできたのじゃ・・・」という堪助の言葉に
「兵法?!」と聞き返すセリフがいちばん笹野さんらしかった。

「へーほー?!(なんじゃいそりゃ??????わしゃ知らん)」
---って感じでした。
私、すっごくツボだった。

んで、石橋蓮司もやっぱ渋かったっす。ちとコワイ。


北条、今川、武田・・・と次々と鞍替えする堪助って潔すぎやしませんかね?
今川仕官を目指すの巻・・・はものの何分で終わっちまったい。
急展開だねぇ。
急展開といえば、ミツのお腹が既に大きくなっているのはどういうこっちゃ。
いつのまに!!

そして、不遇な境遇の似た者どおし?!堪助と晴信が出会うのも、もうすぐです!
楽しくなってきたぞ。

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January 07, 2007

始まりましたね!『風林火山』その1

堪助1堪助2

第1回:「隻眼の男」

去年の「功名が辻」は、なんとなく見なかったんです。
(いや、理由は結構はっきりしているのかも?
坂本龍馬にはまりきっていた去年は、山内一豊が好きになれなかったからだと思う)
ま、それは過ぎたことだからいいとして。

今年の大河ドラマはちゃんと見るつもり。予習もしといたことだし?!
過去の記事

テレビ番組を録画してまで見るという習慣が、今までほとんどなかった私だけど
どうしても、日曜日は早く帰宅できないので
今年は“録画”に、お世話になることが多くなりそう。

第一回目の感想。
山本堪助を演じる、内野聖陽って意外とかっこいいんだね。
実は、あまりよく知らない俳優さんだったんです(それってマズイ?)
貫地谷しほりちゃんって子も可愛いね。上手いし。

千葉真一の板垣信方も、期待しております。
近いうちに板垣信方のお墓参りに行ってこようっと。

でも千住明さんのオープニングの音楽、ありゃあ、ちょっと軽すぎやしませんかね。
戦国なのに、男くさい時代物なのに、何だかさ、軽快すぎる気がしてならぬ。
テンポの問題かしら? 

何だかさ、インディージョーンズみたいなんだもん。
そう思って聞くとそうしか聞こえなくなってくる。
お馬さんが走るのも、パッカパッカ軽やかにぃ〜って。

「武田節」が好きな私にはね・・・ちょっとね、軽いのだ。
ええ、ええ。わかってます。
ついつい「武田節」を口ずさんじゃうなんて、自分でも変な人だと思ってます。
でも、好きなんですもん「武田節」

*思いっきり蛇足*
「武田節」米山愛紫作詞 明本京静作曲 昭和33年発表

甲斐の山々 陽に映えて 我れ出陣に 憂いなし
おのおの馬は 飼いたるや 妻子につつが あらざるや あらざるや

祖霊まします この山河 敵に踏ませて なるものか
人は石垣 人は城 情けは見方 仇は敵 仇は敵

疾きこと風の如く 静かなること林の如し
侵略すること火の如く 動かざること山の如し
(疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山)

つつじが崎の 月さやか 宴を尽くせ 明日よりは
おのおの京を目指しつつ 雲と興れや 武田節 武田節 

参考:歌詞もあるし視聴もできるサイトPodiumRadio


でもね、千住さんのことはとっても尊敬しています。念のため。
グラフィックはなかなかいい感じでした。
CGは、ちょいチープでしたが、「書」はよい!よい!

今日、いちばん心に残ったのは、ミツの「こうして花を摘んだと思えばいい」・・・という
乙女な台詞と
堪助〜、その手でそのまま食うのか? 
そんで、そんで、その手でミツの頭を抱くのかいなってことと
あとは、仲代達矢が年とったよな〜ということ。
目がウルウルしてて、なんかフガフガしてて、信虎がすっごくおじいちゃんチック。


つかみ的には、内野くんのカッコよさで引き付けて、ファン獲得!の狙いは
バッチリだったのではないでしょうか?
井上靖の原作のオープニングとはだいぶかけ離れているけどね。

まあ、甲州と信州が舞台のこのドラマ。今年は楽しむぞっ。

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July 01, 2006

風林火山

最近どうしたの?と自分でも思っているのですが
どうも武将とか志士とかに、ぐいーんと惹かれる私がいます。

それから、神社仏閣なんかも廻りはじめると何か繋がっちゃってさ・・・。

たぶん、坂本龍馬から派生して、高杉晋作、吉田松陰、佐久間象山ときて
上杉謙信、武田信玄、山本勘助とかいう流れなのでしょう。
神社は、大分の宇佐神宮(八幡総本宮)から繋がっているのかな?
ということは、九州旅行でかなり感化されているということでありましょう。

佐久間象山と上杉謙信とは、川中島、松代で繋がります。

そんなこんなで先日も、フラフラと川中島古戦場へ行ってきました。
川中島八幡神社を詣で、信玄・謙信の一騎打ち像を仰ぎつつ
爽やかな風に翻る、このあまりにも有名な「風林火山」の本陣旗を
携帯カメラに収めようと、私は必死!

風林火山


















この最も古い兵法書「孫子」の中に書かれた「風林火山」
疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山

其の疾(はや)きことは風のごとく、其の徐(しず)かなることは林のごとく
侵掠(しんりゃく)することは火のごとく、動かざることは山のごとし

有名ですね。。。

でも、この日もワタクシはかなり変な人だと思われたことでしょう。
ここにも若いオネエちゃんたちが結構来ていたもんな〜。
(その理由はおとといの記事参照)
 
この「風林火山」が歌詞の中に出てくる、武田信玄の威徳を讃えた「武田節」を
思わず口ずさんだりしちゃってさ。マジで変な人だよね。

ところで「武田節」って歌えます? 私、全部は無理だけど、結構歌えると思う。
♪人は石垣、人は城〜、情けは見方、仇は敵、仇は敵〜♪-----ってね!!

何故、歌えるかというと
小学校の運動会の騎馬戦のテーマソングが「武田節」だったから。
「騎馬戦」が大好きだったから。まるで男の子だったから。
この曲を聴くと、大好きだった担任の先生の顔がすぐ目に浮かぶ。
お元気かしら・・・。

そうそう!久しぶりに「武田節」聞きたいなーって思って探していたら
こんなの見つけたよ。やった!!!!!

武田節の試聴が出来るんだよー。
っていうか曲全部聴くことができるし、少し解説もある。便利だねぇ。
この曲ええやん 民謡編
 BY PodiumRadio (ポッドキャスティングを使って放送するインターネットラジオ局)

他に小諸馬子唄とか信濃追分とかも聞けるんだよ。
えっ?興味ない?!

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